【時事問題面接対策】 アベノミクスの三本の矢を徹底解説!【前編】

2015.10.03

はじめに

就活の面接で

「最近、気になるニュースを教えて下さい」
「(あるニュースをとりあげて)このニュースについてどう考えますか?」

と質問されることがありますよね。

そして、就活生に人気のある商社、金融、メーカーの選考では必ずと言ってもいいほど質問されます。

ただ、答えがある問題ではないので、どう答えればいいかわからず、上手く答えられない学生も多いですよね。

そこで、面接でよく聞かれる時事問題について簡単に解説します。

今回は「アベノミクス」についてです。

アベノミクスとは

アベノミクスとは、第2次安倍内閣で出された一連の経済政策に対して与えられた呼称のことです。

ちなみにアベノミクスの由来ですが、
アメリカ合衆国のレーガン大統領が掲げた経済政策が、彼の名前の「レーガン」と、「エコノミクス(economics)」を組み合わせた造語「レーガノミクス」からもじったとされています。

アベノミクスの目指すところ。
それは、インフレを起こすことです。
インフレとは、インフレーションの略称で、物価が継続的に上昇することです。

ちなみにデフレとはデフレーションの略のことです。
インフレの逆で物価が下がり続けることを言います。

物価が下がると、何が起こるのでしょうか、
物価が下がると、みんなが物を買いやすくなります。
しかし、企業側の利益が減ってしまいます。
すると、社員の給与が減ってしまったり、最悪の場合は解雇されたりしてしまいます。

日本は過去20年間、「デフレ・円高・株安」の三重苦に苦しめられてきました。
安倍内閣では三重苦から「インフレ・円安・株高」経済への転換、そして「富の拡大」を目指しています。

アベノミクスの三本の矢とは?

三本の矢とは、
(1)大胆な金融緩和
(2)機動的な財政出動
(3)民間投資を刺激する成長戦略

のことです。

(1)大胆な金融緩和
第一の矢は、金融緩和です。
インフレにするためには、まずは市場にお金を入れる必要があります。
安倍政権は、日銀法の改正も視野に入れ、2%の物価上昇を目標に掲げられました。目標が達成されるまでは、無制限の量的緩和政策を取りました。
これにより、株価が上昇し、円安が進み、景気が回復してデフレから脱却が可能となります。

量的緩和政策
景気刺激やデフレ回避(脱却)を目的に、世の中に出回るお金の「量」を増やすことを目指し、中央銀行の当座預金残高量を拡大させる金融政策のこと。


(2)機動的な財政出動=公共事業にお金を投入
政府は企業の公共事業(主に土木工事)などに、財政資金を投入しました。企業にお金を使ってもらうためです。公共事業などの雇用者を増やし、景気を回復することを目指しています。これが第二の矢です。


(3)民間投資を刺激する成長戦略=経済を発展させる
最後の矢は、成長戦略です。
規制緩和などによって、民間企業や個人が真の実力を発揮できる社会を作っていくのです。
具体的には、政府は4つのポイントを挙げています。

1)企業の投資を促し、民間活力を最大限に引き出す。
2)女性、若者、高齢者等の人材の活用の強化。
3)世界共通の課題に取り組む中での新たな市場の創出。
4)日本企業の対外進出や対内直接投資の拡大を通じた世界経済との統合の推進。
出典 Co-Media -学生の視野を広げるメディア-

すでに第一、第二の矢は放たれています。アベノミクスの効果があって、株価、経済成長率、企業実績、雇用など多くの経済指標が改善されています。
第三の矢の成長戦略では、順次実行されており、数々の効果が見られています。

企業の業績改善は、雇用の拡大、所得の上昇につながり、消費の増加をもたらします。

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