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博報堂

【OB・OG訪問】博報堂未来を発明する総合広告代理店

2015.10.27

訪問先詳細

企業名 :株式会社 博報堂
入社歴 :2年目
担当部署:営業
訪問時期:2015年10月
接触方法:研究室のOB・OG名簿より連絡先を入手。その後、メールにて日程調整。
接触場所:カフェ

仕事について

Q1. 広告業界における営業とはどのような仕事ですか

一言でいえば、 架け橋 のような仕事です。広告を出したい人(広告主)と広告代理店を繋ぐ役割をしています。
広告主の求めるイメージやターゲットなどの話を聞いて、会社に持ち帰ります。それらを、クリエイティブやマーケティングなど様々な部署から成るチームに持ち帰り、打ち合わせを行います。そして、その結果を広告主に伝え、再度意見をもらいます。これらのやり取りを繋いでいるのが営業の仕事です。

Q2. 博報堂における営業では何をされていますか

営業で行う仕事は、大きく2つに分けることができます。
① 制作
こちらはチームで担当することが多いです。具体的には、CMを作る仕事などが該当します。仕事の流れとしては、クリエイティブやマーケティングの人たちと打ち合わせを重ねて、完成型に近づけていきます。
② 媒体
こちらは単独で担当することが多いです。具体的には、CM枠の売り買いや年始年末のイベント企画などが該当します。CM枠の購入については、博報堂と博報堂DYメディアパートナーズが協力する体制がとられています。博報堂側で広告主と話し合い、購入するCM枠を決定します。そのCM枠を、博報堂DYメディアパートナーズに発注します。博報堂DYメディアパートナーズでは、注文通りのCM枠を購入してきます。

このように、営業の仕事は 人との繋がり で成立しています。そのため、出社時間は10時前後と決まっているものの退社時間は時期や案件により大きく変わってきます。大まかな流れとしては、昼間に打ち合わせを行い、夜は作業をします。終電時間までに作業が終われば良い方です。

Q3. 入社して感じた・気がついた事はありますか

1つ目は、同期をはじめとして、人として面白い人が多いということです。その1つとして、経歴があげられます。サークルのリーダー経験がある人や部活の主将をやっていた人などもいますが、ピアニストやプロカメラマンなど専門性の高い職歴の持ち主などもいます。
2つ目は、小さな案件の方が大きな裁量があることです。小さな案件では、市場調査や企画などすべてを営業一人で行うこともあるので、自分の想像通りのものを形にしやすいです。
3つ目は、情報のアンテナを常に張っていた方がよいことです。例えば、CM制作のとき、広告主に対してタレントの提案を行うのは営業の仕事です。このとき、一昔前のタレントしか知らないと良い提案はできません。また、色々なことを知っている方が、話のネタが豊富になります。人との繋がりが大切な広告業界では、会話をうまく盛り上げ、アイデアを拾うことも大切です。
4つ目は、地道な仕事が多いことです。華やかな印象を持たれやすい業界ですが、そのような要素だけでは仕事をやっていけません。打ち合わせを何回も何回も重ねて、やっと形にできるなど、地道な努力が必要とされます。

会社について

Q1. 社員の方々の経歴に共通するものはありますか

学歴といった意味では、共通するものはないです。文系の人もいれば、理系の人もいます。
また、学生時代に広告研究会に所属していた人もいれば、そうでない人もいます。しかし、社員に共通していると感じるのは、誰にも負けないと言い張れるくらいに 熱中した経験 もっていているということです。経験のジャンルは問われませんが、 熱意をもって相手に伝えられる人 が多い気がします。

会社の制度・雰囲気について

Q1. 入社から部署配属までの流れはどうでしたか

まず、入社前に課題が出されます。入社後、120人の同期と一緒に1ヶ月近くの研修がありました。これにより、マーケティングやクリエイティブのMDグループ(スタッフ部門)と営業グループに分けられます。その後、営業グループには営業研修、MDグループにもMD研修がありました。新入社員の6~7割が営業に配属となります。事前の課題で営業配属者が決められているという噂もありますが、判定基準は明らかにされていません。

Q2. 部署の雰囲気はどうですか

やわらかいです。得意先にもよるのですが、飲み会や接待もきつくないです。
ただ、部署は 3年ごとに変える という決まりがあります。なので、部署が変わったら、また雰囲気も変わると思います。

Q3. 部署の変更はどのように行われるのですか

希望調査があります。選択肢としては、営業からスタッフ部門(マーケティング、クリエイティブなど)もしくは営業から営業です。営業から営業を希望する場合、テストはありません。営業からスタッフ部門のどれかを希望する場合には、テストが実施されます。

先輩の就活体験記

Q1. どのような軸で就活をしていましたか

「面白いことがしたい」ということを軸にしていました。この先、 40年以上働く会社だからこそ、そこで行う仕事も楽しいほうがいい と思ったからです。面白いことができそうであれば、どんな業界でも見ていました。実際、広告以外にもウェディングなど様々な業界を見ていました。

Q2. 学生時代に最も力を入れていたことはなんですか

高校生から続けていたキャンプボランティアです。子供と一緒にキャンプを行っていました。ただし、一緒にキャンプをするだけではなく、「子供たちに何をどのように伝えるか」という企画の段階から携わっていました。

Q3. なぜ博報堂を選んだのですか

キャンプボランティアでは、幼稚園生から中学生まで幅広い年齢の子供を相手にしていました。
カレー1つ作るにしても、幼稚園生にはカレー星人を登場させたストーリー仕立ての説明にしたり、中学生には食材バイキング形式で個人を重んじるスタイルを取るなど、伝え方を工夫していました。このように、ターゲットに対して1番響く伝え方を工夫していた経験が、広告の仕事で求められるものとリンクすると考えたからです。最終的に博報堂に決めたのは、縁があったからです。


Q3. 理系学生が広告業界に就職するのは厳しいですか

そんなことないと思います。理系出身の社員もいます。実際、知り合いにも院卒で博報堂に入社した女性がいます。理系出身だから、落とすということはまずありません。また、院生であれば就活ネタとして研究室の話ができるので、逆にアピールポイントとして理系を使うことも可能です。
新卒で大切なのは、好きなことに自信をもてることだと思います。また、あくまで個人的な意見ですが、能力よりもポテンシャルが大切だと思います。面接官は将来一緒に仕事をしていく人であり、その人たちに「一緒に働きたい」と思わせられるぐらい自分の経験を自分の言葉で楽しそうに話せることが大切だと思います。

感想

人との繋がりを大切にして毎日お仕事されているだけあり、相手が楽しく話をできる雰囲気を作るのがお上手でした。就職活動というと、暗いイメージを持ちがちです。しかし、OBの方とお話をしたことで、「スキルではないところが大切である」と改めて気づかされました。たわいもない会話の中にも、心に残るフレーズがちりばめられており、「広告」という限られたスペースから「文化」を生み出す方々の魅力を肌で感じることができました。

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