企業説明会のマナーを徹底解説!

企業説明会とは、会社の人事担当者や役員自ら就活生に対し、企業の魅力をアピールして応募を呼びかけるイベントです。 手厚く歓迎してくれる説明会も多いので、参加する就活生の中にはどうしても「お客様気分」になってしまう人もいるでしょう。 しかし、説明会は一次選考と考えてもいいほど、シビアな目が就活生に向けられています。ここでは、企業説明会で印象を良くするために就活生が心がけたいマナーについて詳しく解説していきましょう。

就活セミナー  マナー 

2017.11.20

ざっくり言うと

  • エントリーした時点で選考官から見られるようになるという意識を持とう
  • 企業説明会が始まるまでのチェックポイントを洗い出そう
  • ホームページを見て分かる様な内容の質問で評価を下げない様にしよう

第一印象アップ!服装のマナー

企業説明会に応募した時点で、就活生の個人名や大学などは企業に登録されています。
つまり、良い印象を残せば本格的に採用過程が始まっても有利に働くのです。
そのためにはまず、説明会に挑む服装に気をつけましょう。

男女ともにスーツスタイルで挑むのはもちろんですが、色は黒に白いワイシャツを合わせるのが無難です。男性の場合、グレーや水色などの派手すぎないネクタイを選びましょう。柄は無地やストライプで落ち着いたものがおすすめです。
靴やカバンも黒や茶色などのシックな色合いが理想です。また、男性の長髪やヒゲ、明るい髪色はNGです。
女性も長髪の場合、コンパクトに束ねるなどして清潔感のある身だしなみを目指すようにしましょう。

会場に入る前と受付の礼儀作法

会場には5分から10分前には到着しましょう。
ギリギリの到着や遅刻は、企業側の印象を悪くします。また、会場に入る前からコートを脱いだり、汗を拭いたりして見た目のさわやかさにもこだわりましょう。

受付でも「お客様気分」は望ましくありません。志望する企業の社員に対して敬意を払い、しっかりと挨拶をしましょう。お辞儀は45度を意識し、深く、丁寧に行うのがマナーです。

自己紹介の際には氏名だけでなく大学名もはっきりと名乗ります。そして、必要書類があるときは両手で渡すようにしましょう。
たとえ荷物があったとしても一度床に置き、片手渡しは厳禁です。そして、相手の目をしっかりと見て「よろしくお願いいたします」と念押しで伝えましょう。

企業説明会が始まるまでのチェックポイント

企業説明回開始まで時間があるなら、待ち時間の態度も厳しく見られていると考えましょう。
携帯電話の電源を切る、トイレはあらかじめ行っておくなどして、説明会が始まってから進行を妨げないように注意しておくのが肝心です。
もしも座席が指定されておらず、自由席になっているなら前の席を選ぶと、企業側に顔を覚えてもらえる確率が高まります。

たとえ友人と一緒に来ていたとしても、私語は慎んだ方が無難です。
周囲の迷惑になるだけでなく、緩い雰囲気が企業側のひんしゅくを買う可能性もあるからです。
そして、渡された資料は待ち時間のうちに目を通しておきましょう。説明会の内容を深く理解できますし、ソワソワする気持ちを遠ざける効果もあります。

企業説明会本番!姿勢と視線に注意!

説明会が始まって話者が登壇したら、「話を聞く」だけでなく、「どう聞くか」も重要です。壇上は会場全体を見渡せる位置にあるため、話者は参加者の顔ぶれをかみしめながらスピーチしています。もしも姿勢が悪かったり、居眠りしていたりしたら話者の記憶に刻まれる恐れもあるのです。

説明会の間は目線を話者に向け、一挙一動に注目しましょう。また、「自分は真剣に話を聞いている」とアピールするため、適度に頷くなどのリアクションもとりましょう。
椅子に座るとき、深く座る癖がついている人もいます。しかし、目上の人から見れば姿勢が悪いうえに偉そうな態度にも映ります。出来る限り背もたれにはよりかからず、背筋は常にまっすぐ伸ばすようにしましょう。

質問のOK例とNG例

説明会では多くの場合、質疑応答の時間が設けられます。会社の幹部から貴重な意見が聞けるチャンスでもあり、質問者の顔を覚えてもらえる可能性もあるので、積極的に利用したいところです。
望ましい質問としては、職場の雰囲気や仕事のやりがいなど、社員でなければ分からないポイントについてです。また、「どのような人材を求めていますか」と社員の資質を確認する質問も歓迎されるでしょう。
一方、残業や休日、給料などの質問は控えておきましょう。

また、資料やホームページを見れば分かる内容についても評価を下げてしまう傾向があります。離職率についても就活生なら気になる問題ではありますが、「企業に入りたい人材」向けの説明会で行う質問としてはふさわしくないでしょう。

企業説明会から選考は始まっている!

企業説明会は就活生が企業を選ぶだけでなく、企業が就活生を選ぶ場でもあります。就活生のささいな行動すらも、常に見られていると考るのが得策です。企業側の人間は高確率で、印象に残った人材がいれば報告するように伝えられています。幹部クラスの社員はもちろん、受付や案内役にいたるまで、企業側の人には丁寧に対応するようにしましょう。

そのためには、事前に企業説明会の内容を踏まえてマナーを徹底しておく必要があります。
企業説明会でどんなポイントをチェックされているのかが分からなければ、知らないうちに印象を落としてしまう可能性もあるからです。会場に入ったら気を抜かず、選考に挑む気持ちで落ち着いた振る舞いを意識するようにしましょう。