ESや面接選考にすぐ役立つ!《証券業界》の研究【セミナー情報有り】

金融業界の中でも人気の高い証券会社!でも、銀行や証券会社、カード、保険業界との違いをしっかり理解していますか? このコラムを読めば、金融業界とは何かから、証券業界の動向・業界規模とそのシェア・シェアTOP企業の特徴・平均年収・職種の違いまで証券会社の全てがわかります。 各企業の選考ポイントやその対策方法も掲載!選考前に必読間違いなしっ!!

業界・企業研究 

2018.02.24

ざっくり言うと

  • 金融業界とは?証券会社と銀行の違いって?
  • 証券業界の動向(現状や今後の展望)
  • 選考対策はどうしたらいい?

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目次

①金融業界って?証券業界って?

②証券業界の現状と今後

③証券業界のシェアTOP3!各社の特徴

④証券業界の職種

⑤まとめ・業界研究セミナー情報!

①金融業界って?証券業界って?

(そもそも金融とは何か。)

証券業界について知るためには
まず、金融業界を知る必要があります。
では、金融とは一体何でしょう?

金融とはお金を融通することです。

つまり、
お金が余っている人から
お金が必要な人に資金を流すことです。

この金融には以下の2種類があります。

①間接金融
お金を貸す人と借りる人の間を
第三者が仲介します。
つまり、
個人や企業といった貸し手が、
銀行という第三者を通して、
国や企業といった借り手に
間接的にお金を融通するということです。
間接金融の代表的な金融機関が
銀行や保険会社、信用金庫です。



②直接金融
銀行や信用金庫などの
第三者機関が融資を仲介することなく、
出資者が直接
お金を必要としている人に融資します。
つまり、
個人や企業といった貸し手が
国や企業といった借り手に
直接的にお金を融通するということです。
直接金融の代表的な金融機関が証券会社です。

ここで大切なのは、
証券会社は
企業と個人投資家との間に入りますが、
仲介だけしか行わないということです。


加えて、上記2つの金融の違いはずばり!!!
リスクを負う対象です。
直接金融(証券会社)の場合、
リスクを負う対象は、貸し手です。
証券会社は仲介のみを行うので、
企業が倒産した場合の債務の返済の責任は負いません。
つまり、直接金融においての投資は自己責任となります。

一方、間接金融(銀行)の場合、
リスクを負う対象は、金融仲介機関(銀行)です。
お金を預けた貸し手ではありません。
企業が倒産し、お金が返せなくなった場合の損失は銀行が負います。
そして、貸し手(預金者)の預金は安全に守られます。

(銀行・証券会社それぞれの収益構造)
●銀行の収益
銀行のお金の流れは、
・預金という形で資金を集める。
 預金金利を支払う。
・その資金を用い、個人や企業に貸し付ける。
 貸付利率を受け取る。
という出入りになっています。
そして、上記のキャッシュフローにおいて
銀行は預金者に払う利子率よりも高い利子率で
個人・企業などに貸し付け、その差額を銀行の収入としています。
(平均貸出残高×平均貸出金利) - (平均預金残高×平均預金金利) + 手数料収入

●証券会社の収益
証券会社は、投資家や企業などが直接やり取りを行う際に、その取次や仲介を行い、
投資家の株式売買を取り次いだ際の手数料によって収益を得ています。
この際、購入する投資家の募集の取り扱いを行います。(ブローキング)
他にも
証券会社自身の資金を用いて行う金融商品の売買(トレーディング)
機関投資家向けの情報提供(リサーチ)
新規発行証券の引き受け(アンダーライン)
M&Aや財務に関するアドバイス提供
などによる収益があります。


(証券会社の種類)
次に証券会社について説明します。
そもそも証券会社とは、
有価証券(株式や債券など)の売買の取次ぎや引受けなどを行う企業。
です。【wikipediaより。】
株式や債券の売買、投資信託(投資家から資金を集めプロが運用する金融商品)、不動産投資信託(REIT:投資家から資金を集めて不動産に投資し、得た賃貸料や売買益の一部が投資家のリターンとなる商品)の売買などを手がける企業です。

国内には、日系の証券会社と外資系の証券会社があります。
そして、日系の証券会社には大きく分けて以下の2種類あります。

① 店舗型の証券会社
実際に店舗をもち、顧客の資産運用のサポート・アドバイスを行う。
<代表的な企業>
野村証券や、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券


②ネットの証券会社
インターネット上で資産運用を全て完結させます。
<代表的な企業>
SBI証券、松井証券、GMOクリック証券、楽天証券

②証券業界の現状と今後

(現状)
•市場規模:約3兆7120憶円
•労働者数:約90000人
•平均勤続年数:約9.3年
•平均年収:約750万円
引用元:業界動向SEARCH.com

●労働者数の少なさ
業界規模に対して、
労働者数が少なめであるため
少数精鋭の業界といえます。

●平均年収の高さ
日本の労働者の平均年収は、
420万円程度とされていますが
それと比べるとやはり金融業界は高い!



(外部環境や業界動向まとめ)

<2008年〜2011年頃>

リーマンショックや東日本大震災の
影響で日本の証券市場は低迷。
→証券各社の業績も停滞気味。
(株式売買手数料収益の落ち込み)


<2013年頃>

アベノミクスが始まり徐々に市場が回復。
NISAの導入で個人投資家の動きも活発化。
→証券各社の業績も好調に転じる。


<2016年以降>

イギリスのEU離脱、米大統領選挙など、
世界経済に影響を与える出来事が発生。
景気も変動が大きくなり、
投資家のリスクオフ姿勢が増す場面も。
→証券会社の業績について不透明さが残る。
(株式市場の不透明さ等による。)

一方、
株式相場等に左右されずに投資ができる
デイトレーダーを主要顧客とする
ネット証券は堅調に伸びる。


こうした環境下、
証券会社では以下の事に取り組んでいます。



① 店舗の増設
大手証券会社を中心に、
店舗を増やし、個人投資家との接点が増え
収益増に結びつける取り組みを進めています。
バブル崩壊以降はコスト削減を目的に
実店舗を削減する傾向が強かったのに対し、
近年の個人の資産運用への関心の高まりや
株高傾向が背景にあります。

<例>
・郊外への小規模営業所開設。
・同グループ銀行の支店近くに店舗増設。



② 収益構造の転換
従来の収益構造が
株式売買手数料だったのに対し、
預かり資産の総額に対して報酬を得る
仕組みへの転換を進めています。
(従来のビジネスモデルでは、
 市場変化に左右されやすいため。)

<例>
・信託報酬



③公正で透明性の高い事業の仕組みづくり。
コンプライアンスに対する整備を進めています。
同時に、
インターネットを利用した顧客への
情報提供の方法や環境作りを進めています。。



④ 国内外での再編を加速。
近年では、
日銀のマイナス金利の影響もあり
銀行の利益率が低下しています。
メガバンクを中心に、
これまでの貸し付け業務から
手数料業務・証券強化の時代へ。

<例>
平成20年9月
野村HDがリーマン・ブラザーズの
アジア・欧州事業を買収。
(海外での基盤強化)

平成21年5月
みずほ証券と新光証券が統合。
→新みずほ証券に。

三井住友FGが
日興コーディアル証券、
日興シティグループ証券の事業を
買収・業務提携。

三菱UFJFGが
傘下の三菱UFJ証券と
モルガンスタンレー日本法人を統合。
→平成22年4月
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券に。