【志望者必読!】そもそも商社とは!?そんなあなたに仕事内容からわかりやすく教えます

学生に人気の業界のひとつ、商社。 実際、どんなイメージを持っているでしょうか? エリート、高収入、激務…様々なイメージがあると思いますが、果たしてどこまで本当なのか。 実際の企業を見ながら掘り下げていきます。

2018.02.27

ざっくり言うと

  • 商社は「売り手」と「買い手」パイプ役!直接取引できないときは商社の出番
  • 商社といっても、総合商社から専門商社までさまざま 専門商社には意外なあの会社も!?

商社ってどんな仕事をしてるの?まずは仕事内容から押さえよう

よく名前は聞くけれど、結局商社って何をしているところなのでしょうか。

・「売り手」と「買い手」のパイプ役
端的に言うと、商社は「売りたい会社」と「買いたい会社」の間を取り持つパイプ役です。
双方の要望を吟味し、交渉し、取引がスムーズに進むようにサポートしていくことが主な仕事。
その分、売値と買値の差額から手数料というカタチで収入を得ています。

・総合商社と専門商社
幅広い分野の商品を扱う商社を「総合商社」といい、主に代表的な7社が知られています。
対して、専門的な分野に特化した商社を「専門商社」といい、日本では60社以上が存在すると言われています。
専門商社は一口に商社と言っても、その規模は10人程度のものから200人規模まで様々。

・何故、会社同士でやり取りしないの?
直接やりとりした方が早いのではないか?と思うかもしれません。
実際、会社同士の取引というのは、とてもシビアなものです。
商品を売りたいけど知名度が低くて受け入れてもらえなかったり、欲しい商品はあるけど扱っている会社とつながりがない。
また、欲しい商品が海外にしかないが、海外と取引できるほどの力が会社にない。
そんな会社の助けになるのが商社です。
「この商社さんだったらうちの商品を任せられる、うちの取引を任せられる」と企業からの信用が肝となる仕事です。

実はあの企業も!日本の代表的な商社

商社は何となく「エリート」「高収入」というイメージが強いですが、実際にどんな会社があるのかご存知でしょうか?

1.総合商社:ここは押さえておきたい!7大商社
日本特有の業務形態とされる「総合商社」ですが、様々な歴史を経て現在では以下の7社を「7大商社」と呼んでいます。
・三菱商事
・三井物産
・伊藤忠商事
・住友商事
・丸紅
・豊田通商
・双日
特に上記の丸紅までを「5大商社」と呼ぶこともあります。
どれも、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
財閥を基盤とした商社が大半ですが、トヨタグループの豊田通商、三和グループでありながら様々な銀行と懇意にしている双日などもあります。

2.専門商社:知ってた?いろんな商社
総合商社はわかるけれども、専門商社って何?と思われるかもしれません。
ココもそうなの?というものから、こんなものまで扱ってるの?という専門商社をご紹介。
・アイリスオーヤマ
メーカーのイメージが強いかもしれませんが、東北のメーカー商社。
・セシール
女性向け下着、衣料品の通販が主体の商社。
・レゴジャパン
レゴブロックの日本法人。メーカーではなく商社なんですね。
・第一興商
聞いたことが無いかもしれませんが、日本最大のカラオケ商社。ビッグエコーやその他飲食店も展開しています。

気になる商社の給料は?

さて、ここでようやく気になる商社の年収に触れてみたいと思います。
実際のところ、どれくらいなのでしょうか。

・初任給…意外と普通
企業によってマチマチではありますが、4大卒で24万、院卒で27万程度と意外と普通です。
因みに大手ではそれくらいですが、小さな専門商社となると20万程度のところもあります。
これだけ見ると、さほど高収入には感じられないのですが…?

・30代には爆伸び?!ポイントはボーナスと海外駐在
大手では、30代には年収1000万円が当たり前のところも出てきます。
ひとつにはボーナスが良いこと。年間300万などもざらにあります。
また海外とのやり取りが多い故に、長時間残業で稼げることも。
海外駐在があるところでは、現地でのリスクを考慮して金額が倍に跳ね上がります。
リスクと引き換えというところが痛いところではありますが…

・社内体制には若干の問題も
ただし、古い歴史を持つ商社の多くは、古い体制が根付いたままなのも事実です。
大手のほとんどは年功序列で、能力が評価されないことに不満を抱える社員も。
またわずかながら男尊女卑の風潮も残っているところも多い、いわば男性社会です。
特に専門商社では営業は男性、事務は女性というところが大半で、女性の営業はまだまだ少数。

商社に採用されるにはこの3つが必要!

エリートと目される商社に採用されることは、強力なブランド力も相まって自信がつくことは間違いありません。
採用されるために重要な3つのポイントをまとめました。

1.海外経験
商社のほとんどは、海外とのやり取りが発生します。
英語を使えることはかなり大きなポイントになると言えるでしょう。
ですが実際には多くの学生が高校までは英語を学んでいるので、留学経験や資格などがあると周囲と差をつけられます。

2.リーダー経験
たとえ留学経験がなくとも、ゼミ長や生徒会長など、何がしかのリーダー経験のある学生は採用されやすい傾向にあります。
特に商社は体育会系なので、スポーツ系の部活で努力した経験のある学生も有利。
もちろん体育会系ではなくてもリーダー経験ではなくても、何がしか打ち込んだ経験のある学生は、ガッツのある学生として入社後の働きを期待されます。

3.笑顔と明るさ、積極性
海外経験もリーダー経験も、何かを頑張った経験もない…という方も諦めないでください。
商社は常にチャレンジし続ける業界です。
管理職の方も戦後の激戦を生き抜いてきた、はつらつとした方が多いのも商社の特徴。
明るく積極性がある人材は好まれます。
社交性があれば尚よし。
生き生きと働く自分をイメージして、選考に臨んでみましょう。