ガクチカってなに?自分が頑張ってきたことを企業に伝えるために

面接で定番の質問といえばコレ、「ガクチカ」。企業からすると学生の成長ポイントが見られる聞いておきたい質問のひとつです。学生からしても、自分自身をアピールできる絶好のチャンスです。今回はその攻略法をお伝えします。

2018.04.27

ざっくり言うと

  • ガクチカは2010年ごろから生まれた言葉
  • なぜガクチカが重要視されるのか?

そもそも「ガクチカ」とは

学生時代の「ガク」、力をいれたことの「チカ」、つまり学生時代に力を入れたことの略が「ガクチカ」です。2010年頃から使われるようになり、志望動と同じぐらい今では面接での定番の質問となっています。ではなぜ企業はこの質問をするのでしょうか。
その答えは、あなたの人柄や能力を知りたいからです。
企業にとってもあなたにとっても面接の場は、はじめましてとなるケースがほとんどです。
限られた時間で行う面接の中で知りたいのはやっぱり人柄です。
企業はあなたがこれから自社で働くとなったときのことを企業は想定しています。何に興味をもって取り組んできたのか、困難があったときにどのように乗り越えたのかを聞くことで、自社でどのように活躍してくれそうかをチェックしています。
そして一番大事なのが「なぜあなたがそれに力をいれたのか」ということです。よくありがちなのが、やってきたことばかりにフォーカスしてしまい、単なる実績の紹介で終わってしまいます。ここで想いや考え方を伝えるからこそ、あなたらしさが伝わり、他の学生から一歩リードすることのできる「ガクチカ」となります。

ガクチカってどう伝えればいいの?とっておきの例文を紹介

それでは、先ほどお伝えした点を踏まえて、実際に「ガクチカ」の伝え方を例文でお伝えします。

〜ガクチカの例文〜

私が学生時代に力を入れたことは、コンビニエンスストアでのアルバイトです。
10数店舗ある駅構内の店舗で月間売り上げナンバーワンの売り上げを目指して取り組みました。
私が勤めたコンビニエンスストアではお土産も取り扱っていたので、帰省の時期にはとても売り上げが伸びます。
そこでよりお客さまの購買意欲を高めるためにPOPを作成したり、積極的にお客さまにお土産の魅力を伝えるようにしました。
また売りたいときに品切れしているという状態も何度かあったので、改善のため自ら販売予測をして発注業務まで任せていただきました。発注予測があまく、想定した以上に売れてしまったり、逆に売れ残ってしまったりということがあり、その度にどう次の発注に活かすかを考えて業務を行いました。
その結果、前月比111%増と月間売り上げナンバーワンとなることができました。
お土産の発注業務だけではなく、そのほかの商品の発注も任されるようになり、さらに売り上げアップに貢献しています。
この経験から、失敗をしてもどう次に活かしていくかということを学ぶことができました。御社でも失敗を恐れずなんでもチャレンジして、成果になるよう常に改善をしていきます。

ガクチカを伝える3つのポイントとは

先ほどの例文には3つのポイントがあります。

1.結論から答えるということです。
まず質問に答える、それから肉付けをして伝えていきます。
一見簡単そうに聞こえますが、意外とできていない人が多いのも事実です。
最初に結論を伝えることで、相手はこれからこの話が展開されていくということがわかるので話により集中することができます。

2.数字を使うことです。数字があるだけで説得力が増します。
先ほどの例文では前月比111%増と明確な数字を入れました。このことにより企業の方は正確な数値として理解することができます。仮に売り上げが前月より増えましたと表現したとしましょう。これでは一体どれぐらい増えたのかがわかりません。101%でも増えたですし、120%でも増えたですよね。でもその差は19%もあるのです。

3.目標に対してどのように対応していったかが見えるという点です。
月間売り上げナンバーワン店舗になるため、努力をしたことが具体的に述べられています。失敗しながらも乗り越えていく様子は、入社後の成長要素を感じさせます。最後の締めくくりでもチャレンジ精神を持ちながら努力をしていってくれそうな人物という印象を与えています。

ガクチカなんてない・・・そんなあなたはこれをやりなさい!

ここまで「ガクチカ」の攻略法についてお伝えしてきましたが、学生時代に頑張ってきたことなんてない!という方もなかにはいるかもしれません。
でも果たして本当にそうでしょうか。良い機会なので過去を振り返ってみましょう。
勉強、部活、委員会、アルバイト、インターンシップ、留学、ボランティア、趣味などなど、今までやってきたことを振り返ってみると新しい発見があるかもしれません。
実は意識をして探していないだけで、経験から学んできたことは誰にでもあるはずです。企業は素晴らしい経験が聞きたいのではなく、そこから何を学んで、どう成長したのかが知りたいのです。今の自分は過去の経験から作られています。なぜ、どうしてを突き詰めて自分自身を見つめ直してみましょう。