お祈りメールって返信必要!?知っておきたい就活マナー

お祈りメールとは。 企業からの内定不採用通知連絡のことです。 末尾に就活生の活躍を祈る文章が添えられていることから、俗称でお祈りメールと呼ばれるようになったのだとか。 正直来てほしくはないけれど、これも社会人になるためのひとつの試練。 そんなお祈りメールの対処法をまとめました。

2018.05.09

ざっくり言うと

  • お祈りメールへの返信は不要、しかし・・
  • 採用担当者と顔なじみになっている場合は返信してもいいかも!?
  • 返信する際は例文を参考に

お祈りメールに返信は必要!?

来てドッキリ、見てがっかりのお祈りメール。
これまで企業側と散々やり取りしていた学生なら、何か返さなければ!と思うかもしれません。
実際のところ、お祈りメールにはどんな対処が必要なのでしょうか。


1.基本的には不要
お祈りメールには返信すべき?と考える学生は多いでしょう。
基本的には、返信は不要です。
特に、筆記試験や一次面接など、受験者が多いときのお祈りメールは、却って採用担当者に負担になることもあります。
メールをたくさん受け取る機会の多い社会人は、極力受信トレイをスッキリさせておきたいもの。
送らないのも、思いやりです。


2.場合によっては例外も
企業への返信メールは素早く!という習慣をつけている就活生は、少々モヤモヤするかもしれません。
当然ではありますが、お祈りメールには不採用の理由など書かれることはありません。
一方的に不採用通知を告げられて、納得がいかない!なんて思ってしまうかも。
そこはぐっとこらえて、しっかりと結果を受け止め、自分自身で何がいけなかったのかを分析するなり、頭を切り替えて次に進む方が賢明です。


3.むしろもらってからが勝負?!
とはいえ、お祈りメールには返信して良い場合と、そうでない場合があります。
お祈りメールはむしろ、もらってからが勝負!
自分の気持ちをいかに早く切り替えられるか。適切な場合に適切な返信ができるか、常識的なところが問われるかも。

お祈りメールに返信をしても良いケースも

どうしても返信しないと気が済まない!この思いを企業にぶつけたい!
とお思いの学生さんに朗報です。
お祈りメールにも、返信して良いケースがあります。


1.最終面接後のお祈りメール
最終面接までいったということは、ある程度の顔見知りになっているはずです。
学生側ももちろん、企業側としてもかなり愛着がわいているはずであり、不採用とはいえ苦渋の選択だったでしょう。
お祈りメールに返信をすることは、自然なことです。
また、他の内定者が内定を断った場合、逆転内定なんて奇跡も起こる可能性があります。
そんなときのために、むしろ返信しておく方が得策。

2.お世話になり、感謝を伝えたい場合
OB訪問やインターンで個人的にお世話になった場合も、返信しておくのがベター。
また、「あなたのここが良かったです」というような一文を添えてくれるようなお祈りメールで、自分が心から返信したい!と思うならそれもよいでしょう。
社会人として礼儀ですね。
不採用がくつがえることはないでしょうが、立つ鳥跡を濁さず。
気持ちの良い別れ方ができます。

3.転職など次のチャンスにつなげたい場合
お祈りメールに返信しても、結果がくつがえることはありません。
ですが、あなたがどうしてもその会社に入りたかったという想いを伝えておけば、今度は転職するときに有利にはたらく可能性があります。
また同じ業界で違う会社に就職する可能性もありますよね。
もしかしたら、採用担当者と顔を合わせることもあるかもしれません。
そんな時のことも見越して、返信をしておくのも良いでしょう。

念のため知っておきたい!お祈りメールへの返信例文

それでは、実際にどのような返信メールが好ましいのでしょうか。
例文を見てみましょう。

例文①特にお世話になった担当者に送る場合


〇〇株式会社
採用担当XX様

△△大学△△学部のXXです。
先日は貴重な面接の機会をいただき、ありがとうございました。

XX様(採用担当者名)の新設であたたかな対応のおかげで、御社への入社を希望する気持ちはより深くなっていました。
今回の結果は非常に残念ではありますが、これを機に□□業界に興味を持ち、ますます詳しく調べるようになりました。

XX様と就職活動を通じて知り合えたこと、本当に嬉しく思います。
XX様、また御社のますますのご発展を、心よりお祈り申し上げます。

例文②最終面接で不採用になった場合


採用担当XX様
△△大学△△学部のXXです。
先日は貴重な面接の機会をいただき、ありがとうございました。

今回は私の力が及ばず不採用となりましたが、この経験を活かして今後も精進してまいります。

速な面接結果のご連絡、感謝しております。
御社のますますのご繁栄を、心よりお祈り申し上げます。

返信するときに注意したいポイント

返信メールにもポイントがあります。
ポイントを3つにまとめたので、上記の例文と照らし合わせながら意識してみてください。


1.感謝を伝える
お祈りメールへの返信の大前提は「感謝」です。
選考のために時間を割いてくれたこと、採用に値するかどうかじっくり考えてもらえたこと、お祈りメールをもらえたこと。
通常の会社の業務がある中で、選考のためにこれだけ時間をつかってくれているのです。
すべてに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

2.長文にしない
多くの採用担当者は、おそらくお祈りメールに対し返信が来るとは思ってもみないでしょう。
そうでなくても、膨大な量のメールを毎日処理しているのです。
想いを込めたい気持ちはわかりますが、シンプルなメールを心掛けましょう。
どうしても諦めきれない、思いを伝えたい、という方は、はがきを使ってみるのも手です。

3.結果を素直に受け止め、企業の今後の活躍を祈る
「不採用」と通知を受け、悲しみに沈むかもしれませんし、怒りに震えるかもしれません。
いずれにせよ感情の流れに任せず、不採用という事実を真摯に受け止めましょう。
どうしても納得がいかないのであれば、それとなく聞いてみるのもアリです。
そして最後に、自分も企業の今後を祈る文章を添えるのを忘れないように。