【志望者必見!】安定でまったりではない!?就職偏差値で見る公務員

就活生が気になる就職偏差値。 今も昔も安定職として人気の公務員にも、就職偏差値があります。 もちろん目安の一つではありますが、公務員の就職偏差値で上位に食い込む仕事をピックアップしてみました。

業界・企業研究 

2018.06.14

ざっくり言うと

  • あまり知られていない公務員の実態
  • 国や自治体のために働くという覚悟が必要
  • どのような職種があるか事前に研究すべし!

公務員は安定ってホント!?

現代の小学生の人気職業の上位にもランクインしている公務員。
その理由は「安定しているから」なのだそうです。
果たして、本当にそうなのでしょうか。

1.公務員の実態
公務員が安定と言われているのは、国に雇われているからです。
とはいえ、正直給与面でいえば格段良いというわけではありません。
民間企業と何ら変わりのない給料であったり、サービス残業があったり。
また、たいていのところでは2~3年で職場の異動があることも。

2.公務員の責任
特に警察官や消防士などは、国に雇われている立場です。
休日であっても、事件や火事があれば出勤する必要があります。
自分のプライベートよりも国民が優先。その覚悟が求められますね。

3.公務員の本音
国がピンチにならない限り、確かに公務員は安定しているといえるかもしれません。
ですが、常に国民の批判を受けるのも公務員。
実際に市民や区民から、いわれのない批判を受けることもあるのだそうです。
公務員という仕事に就くからには、そういう部分もしっかり受け入れる覚悟が要求されるかもしれません。

誰もが思い浮かべる公務員はこれ

ひとくちに公務員といっても、かなり職種の幅も広いです。
大きく2種類に分けられますが、実際にはどんな職種をさしているのか、まとめてみました。

1.国家公務員
簡単に言えば、国家公務員法が適用される人を国家公務員といいます。
その中でも一般職と特別職とにわけられ、特別職は内閣総理大臣をはじめとする大臣職や国会議員、裁判官などの国家公務員法第2条第3項各項に定められた職。
それ以外の行政や一般府省に所属する職業公務員を一般職としています。
その役職を見ればわかるように、特別職は就任するのに選挙や国会の承認が必要になります。
国家公務員になるには試験を受ける必要がありますが、合格すれば即就職というわけではありません。
試験に受かったあとは官庁を訪問して、それをクリアして初めて合格。
官庁訪問が合否を左右すると言っても過言ではないので、きちんと対策を練ることが大切です。

2.地方公務員
地方公共団体に所属する、一定の地位にある公務員をさします。
こちらも一般職と特別職がありますが、特別職は県知事や町村長などの選挙を必要とする地位にある職だけでなく、地方公共団体のトップや非常勤職員、失業者として紹介されて地方公共団体に勤める一部の職員も含みます。

私たちの生活を支えてくれる公務員

公務員の仕事は国民の生活を支えること。
中でも体を張って生活の安全を守ってくれている仕事を3つピックアップしました。

1.警察官
国民の生活を守る仕事の代表格。
大まかに公安と警察庁、都道府県警察とに分かれています。
警察庁に入るには国家公務員試験、都道府県警察に入るには警察官採用試験を受ける必要がありますが、国家公務員試験は合格率も低く、年に10名程度しか合格できないのが現状。
また危険を伴うこともある都道府県警察の方が、実は給与水準が高めという事実があります。
近年はIT技術の進歩や、外国人による犯罪も増えてきており、ネットやシステムに強い人材や語学に長けている人材が求められることが考えられます。

2.消防士
火事が起きた際はもちろん、山や川での事故の救助にも駆けつけます。
火災を起こさないための啓蒙活動や、建物の安全性を確認する仕事なども行っています。
各自治体ごとに行われる消防士採用試験を受けて、そこで合格して初めて採用となるわけですが、これが倍率10倍を超えることもあるというそこそこ難関。
仕事は危険と隣り合わせであるため、給与はよい方だといえます。

3.海上保安官
その名の通り、海上の治安を守るのが海上保安官の役目。
わかりやすく言えば、海の上の警察です。
業務は主に警備救難業務、海洋情報業務、海上交通業務の3種類で、外からの侵略から海を守る海上自衛隊に対し、海上の犯罪や海難から海を守るのが仕事。
海上保安官になるにはさまざまなルートがありますが、最もスタンダードなのは海上保安学校に入学して知識を身に着けることです。
やはり危険と隣り合わせなので、それに見合った給料を得ることができます。

公務員にはこんなお仕事も!

ここまでご紹介してきた公務員の仕事、よく知っているものもあれば初耳!というのもあったのではないでしょうか。
公務員の世界は、こんなものではありません。
最後に、ほとんどの方が知らないような公務員の仕事をご紹介します。
これを読めば、かなり選択肢が広まるのではないでしょうか?

1.皇居護衛官
所属は警察庁附属の皇宮警察本部となるので、れっきとした警察官になります。
仕事内容は護衛と警備の2種類。
天皇皇后両陛下をはじめ皇族の方々を御守りするのが役目です。
皇居護衛官になるには、皇宮護衛官採用試験を受験し、合格後も皇宮警察学校で学び、皇宮巡査として初任教養、現場研修を経て、はじめて採用となります。

2.麻薬取締官
麻薬取締官は、厚生労働省に所属する公務員。
ですが、その仕事は違法な麻薬の流通とそれに関する犯罪を取り締まることなので、特別司法警察官としての権限を持ち、時には武器の所持や逮捕をすることもあります。
麻薬取締官になるには厚生労働省が実施する採用試験を受ける必要がありますが、そもそも応募するためには国家公務員の一般職試験に合格している、あるいは29歳までに薬剤師国家試験に合格しているなどの条件が必須。
毎年採用は若干名という、厳しい世界です。

3.国会図書館職員
国会資料をはじめ、日本中のすべての出版物を管理している国会図書館。
そこで働いているのが国会図書館職員です。
通常の図書館司書と同様に資料を探したりする司書業務だけでなく、人事などを担当する管理業務、国会の議題を先読みして調査する調査業務などの少し変わった業務も行う、特別職の国家公務員。
司書の資格は不要ですが、試験の倍率はかなり高く、狭き門と言えます。

いかがでしたでしょうか。
安定を求めて公務員を目指すのはもちろん良いですが、それに見合った試練が待っていることもしっかり肝に銘じておきましょう。