就職四季報って本当に役立つの!?

就活に関する本はたくさんあります。エントリーシート対策を始め、自己分析、面接のハウツーなど、自分の改善したいポイントによって選ぶことができます。その中でも今回は「就職四季報」について取り上げていきます。

2018.07.26

ざっくり言うと

  • 就職四季報は「就活のバイブル」
  • 就職四季報でこんなことがわかる!
  • 情報は信頼できるところから取ろう!

就職四季報ってなに!?

就職四季報とは、東洋経済新報社が出版している就活生のためのバイブル本です。大学生協売上・就職書業界研究部門で売上NO.1を獲得するほど学生に人気があります。その理由は業界・企業研究に役立つだけではなく選考対策までできます。さらに各企業に対して中立な立場から書かれており、直接人事担当者に聞きにくいことまでがコンパクトに1冊にまとめられています。気になる企業も比較しやすいのが特徴です。
出版元の東洋経済新報社はビジネス書や経済書などの発行を専門としています。1936年から「会社四季報」を終戦の年以外は毎年発刊しており、今では年4回継続して発刊するほどの冊子です。業界担当記者による全上場企業の業績を予想している企業情報誌です。多くの投資家から愛されている「投資家のバイブル本」です。
そんな長い歴史をもつ同社が、数々の取材を通して独自に分析や評価をしてきたノウハウを就活に活かせるようにしたのが「就職四季報」です。国内の上場企業の業績から採用データまでコンパクトにまとめられています。これから就活を始めようとする学生にとてもおすすめなツールです。

就職四季報はどんなことが書かれているのか

コンパクトにまとめられた1冊には一体どのようなことが書かれているのでしょうか。小さな文字で数値を含めた細かい情報が載っているので、苦手意識を持ってしまっている方もいるかもしれませんが、見方がわかればとても役立つツールですので、ぜひ活用できるようにしていきましょう。
まず就職四季報は4種類あります。総合版、優良企業・中堅企業、企業研究・インターンシップ版、女性版とそれぞれの特色によって分かれています。自分自身の希望や状況にあわせて選びましょう。
就職四季報には下記のような内容が記載されています。

・採用実績
・過去の採用実績校
・採用人数
・配属先、男女比
・新卒3年以内の離職率
・有休休暇取得状況
・残業時間
・待遇(平均年収、ボーナス額)
・試験情報
・専門家の評価

上記のように求人情報やホームページには公開されていないような情報まで載っています。
これらの情報は企業・業界研究、面接対策など就活に活かせることがたくさんあります。例えば採用実績校に自分の学校がある場合は、先輩社員から話を聞くことができたり、学歴フィルターに該当するかどうかがわかります。また離職率は長く勤めている人が多い企業なのか、有給や残業時間は就職後にどのような働き方ができそうかという判断材料にもなります。

就職四季報はとても役立つ

結論から言うと就職四季報は就活をしていくうえで、とても役に立ちます。その理由は下記に3点です。

1.信頼性が高い
出版元が東洋経済新報社という老舗が発行しているのが信頼性の高さの証です。就活を終えた現役の大学生やこれから就活を迎える大学生からのアンケートや電話取材をもとに、今の学生が欲しい情報は何かにこだわって作られています。実際に取材を行っているので信頼できるのはもちろんですが、まさに就活生が必要としている情報が満載なのも魅力です。

2.客観的な視点
就職四季報は企業による宣伝ではありません。東洋経済新報社の記者が客観的な視点で取材をした情報が掲載されています。企業目線ではない多角的な視点からの情報を得ることが可能です。中には公表されていないデータもありますが、公表しないのはなぜかを考えることから見えてくることもあります。

3.他社比較がしやすい
企業研究で必要な情報が1冊にまとまっているので、ページをめくりながらさまざまな企業を比較検討することができます。また多数の企業を一度に知ることができるため、世の中にどのような企業があって、どのような事業を行っているかがわかるので、特に就活の初期にはおすすめです。

情報の取り所を大切にしよう

就活を成功させるためには情報収集が鍵となります。情報収集がとても大事なのですが、どこから情報を取るのかはもっと大事です。いくら情報を仕入れても情報源がはっきりしないような不確かな情報を取っていては意味がありません。
情報を取るときのポイントはその情報がどこから出ているのかを確認することです。誰が発信しているのかわからないネットの情報は、個人の主観が入っていたりするので、参考程度に見るのは良いですが信憑性が定かではないのであまりおすすめできません。
今回紹介した就職四季報だけではなく、「業界地図」を始めとした社会人向けの書籍を読んでみるのもおすすめです。就活対策本とは違った視点から企業研究をすることが可能です。
またリアルな情報として取っておくと良いのが、実際に働く先輩社員からの情報です。公に公開していないような情報が聞けたり、体験からくる生の声を聞くことができるのは貴重な情報となります。
いまやネットで何でも調べられる時代です。数ある情報の中からまずは信頼できる情報源を見極めましょう。その中から自分にとって必要な情報を取捨選択していくようにしていくと、就活に役立つ情報が集められるようになります。