内定ブルーってなに!?就活生に訪れる最後の不安とは

マリッジブルーという言葉は聞いたことがあるでしょうか。 婚約が決まり、結婚前に不安になってしまうという気持ちの変化のことです。 これが就職活動でも起こるという事実を知っていましたか? 今回は内定前に不安になる学生の心情、内定ブルーの実態と対策に迫ります。

2018.08.21

ざっくり言うと

  • マリッジブルーではなく、内定ブルーとは?
  • 内定ブルーの4つのパターン
  • 内定ブルーを克服する方法はこれだ!

そもそも内定ブルーとは

マリッジブルーと同じ、内定が決まると不安になる感情を指す内定ブルー。主に3つのパターンがあると言われています。

1.自分への不安
 内定をもらったはいいものの、自分のスキルで本当に大丈夫なのか?と不安に感じるパターンです。内定がとれたということは、企業に認められたということですから自信を持っていいはずですが、そうはいっても自分に本当にそんな能力があるのか、実際に仕事をしたら期待を裏切ることになるのでは、という不安。

2.企業への不安
 どんなにたくさん内定をもらっても、どこかひとつに決めなければなりません。どこの企業にもメリット・デメリットはあるし、最終的にここ!と決めたものの、本当にここで良かったのか?と疑問がよぎるパターンです。もしかしたら断った企業の方がよかったのではないか?逃した魚は思いのほか大きかったのではないか?という後ろ髪を引かれる思いばかりがぐるぐる。

3.期待からくる不安?
 反対に、前向きな理由で内定ブルーに陥ることもあります。実際に内定企業が決まったところで、本当に自分のやりたいことが見つかったり、一度はあきらめた企業に再チャレンジしたくなって、内定した企業をどうしよう…と悩むパターン。

初めて社会に飛び立つ、人生に一度の大きな選択のチャンスです。悩むのも無理はありません。

これは内定ブルー!先輩たちに見るの4つの例

就職活動中も、常に不安はつきまといます。
具体的に、どんな状態を内定ブルーと呼ぶのでしょうか。内定ブルーの状態は、うつ病に近いものがあるといわれています。

1.思わず涙が…
 内定承諾書にサインをして、晴れて内定が確定。いよいよ内定が現実のものとしてのしかかってきた瞬間、涙がぽろぽろ…という学生は多いようです。
 うれし涙ではなく、もやもやと不安が伴う涙は内定ブルーかもしれません。内定が決まってしまったけれど、本当にこれでいいのか?という不安から来るのでしょう。

2.周囲と比較してしまう
 内定者があつまる懇親会。みんなキラキラとして、未来に希望を抱いている。そこにどこか違和感を感じている自分がいたら、それもやっぱり内定ブルーかもしれません。
 内定ブルーは、自分の劣等感からくるものが大半。自分の能力が本当に企業に見合っているのか、企業の期待に応えられるのか。また、この会社で本当に思い描いたような社会人になれるのか。みんなはあんなにキラキラしているのに、自分はどうしてこんなに鬱々としているのだろう…
 そんな風に周りと比較し始めたら、内定ブルーかもしれません。

3.ぼーっとなる
 これはとてもうつ病に近い症状です。内定に対する不安から、同じ考えがぐるぐる回って、結局納得のいく回答にたどり着けない。堂々巡りを繰り返しているとぼーっとなってしまうことも。
 友達の顔を見てなんだか上の空だなあと思ったら、その人は内定ブルーになっているのかも。

4.内定を辞退してしまう
 これこそ、内定ブルーの行きつく先。不安をこじらせた結果、実際に内定を辞退してしまったら、これはもう内定ブルー確定です。
 もちろん前向きな理由で、自分のやりたいことが見つかったから、第一希望の企業に再チャレンジしたいから、という前向きな理由ならいいかもしれませんが、社会人になるのが嫌だ、というようなネガティブな気持ちなら内定辞退はちょっと待った。ここで内定を辞退しては、結局次に内定が決まったときにも同じことになるかもしれません。
 内定辞退しようかな…なんて思いがよぎったときには内定ブルー。自分で決めるのは大切ですが、周りの意見も聞いてみましょう。

これで解決!内定ブルーの対処法

内定ブルーになることが悪いわけではありません。内定は人生を左右する大きな分岐点、不安になるのは当然です。
では、そんな内定ブルーになってしまったら、どうやって乗り切れば良いでしょうか。

1.積極的に人と会う
 自分の信頼のおける人に話を聞いてみる、内定者の集まりに顔を出す、可能であれば新人社員に飲みの場を設けてもらうのも良いでしょう。
 内定者や新人社員と会えば、これから一緒に働いていくポジティブなイメージができるかもしれません。もしそれで却ってネガティブになってしまうようなら、それもまたアリ。それならば内定辞退した方が賢明かもしれません。
 最も効果的なのは、信頼のおける人に話を聞いてもらうことでしょう。1人で悩んでいても先には進めません。積極的に人と会いましょう。 

2.1年だけ頑張ると割り切る
 昔は終身雇用が当たり前でしたが、今は転職は珍しいことではありません。海外ではむしろスキルアップのために転職をする人の方が多いくらいです。
 入社前から転職のことを視野に置くのも、とちょっと気が引けるかもしれませんが、まずは1年頑張ってみて、無理なら転職してみるという選択肢があることを念頭に置いておくと良いでしょう。
 
3.問いかけてみる
 悩んだ結果、内定辞退しようかな…と思ったとき。自分の心に問いかけてみてください。すでに他の内定は蹴ってしまった後。この内定を辞退してしまえばもう一度就職活動をしなければなりません。
 企業分析をして、エントリーシートを提出し、筆記、面接…というプロセスをもう一度なぞる気力と体力はありますか?
 ある、というなら内定辞退をして次のステップに進みましょう。ですが大半の方はそんな気力や体力は残っていないのではないでしょうか。
 もう一度聞きます。もう一度、就活したいですか?

4.辞退するのもひとつの手
 とはいえ、あまりにも症状がひどく、うつ状態になって医者にかかるようなレベルになってしまったら元も子もありません。どうしても無理に感じたら、思い切って内定辞退するのも一つの手です。自分自身の健康を第一に考えましょう。

いかがでしたか?
内定ブルーは誰にでも起こりうること。ですがその対処法を知っておけば、内定ブルーになっても大丈夫。自分の人生を守りましょう。