業界研究の必須アイテム!『業界地図2020』とは

いざ、企業研究・業界研究をはじめようと思っても、どこから手をつけていいかわからない…就活生向けのサイトを見て満足してしまっている… そんな方にはぜひ、業界地図がおすすめ。 なぜ業界地図が必須といわれるのか?その秘密をお伝えしましょう。

業界・企業研究 

2018.09.05

ざっくり言うと

  • 業界視点で企業を分析するなら『業界地図』
  • 業界地図にも2種類ある。東洋経済、日経、おすすめはどっち!?
  • 業界地図は社会人になってからも役に立つ

業界研究をやるなら業界地図は必須!

 なぜ業界地図をおすすめするのか。そもそも業界地図とは何なのか、その特徴を知るところから始めましょう。

1.業界地図がおすすめのワケ
 同じように業界研究を進めるにあたり、業界地図だけではなく「四季報」をおすすめされたという方も多いでしょう。四季報も業界地図と同じく、企業のことをよく知りたいと思う学生に必要な情報が得られます。
 四季報も業界地図もおすすめするのは、それぞれ異なる特徴を持っているからです。どちらが良い、とかではなくどちらもおすすめなのです。
 
2.業界地図って結局何なの?
 業界地図は四季報と異なり、企業の業界へのかかわりや、業界の動向などが地図のようになっていて視覚的に社会を知ることができる書籍です。報道新聞社や出版社が年に1回発行しています。
 それぞれの企業がどのくらいの規模で、どんな企業とかかわりがあり、売り上げや業績はどう違うのか。旅行するときに地図を見てどこに何があるのか一目でわかるのと同じように、ぱっと見たときに業界のことや企業のことわかりやすくなっています。

3.特にこんな学生におすすめ
 文字は多くて頭に入らない!という学生にはもちろんピッタリ。行きたいところが多くてひとつの業界に絞り込めない、同様に同じ業界で複数の企業に魅力を感じていて決めきれない、というときも、業界地図が手を貸してくれます。

日経?四季報?おすすめなのはどっち

ひとくちに「業界地図」といっても、主に日本経済新聞社が出しているものと、東洋経済新聞社が出しているものがあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

1.日経の特徴
2017年度版では、180業界を網羅しているという信頼の日本経済新聞社の業界地図。「基礎知識」「業界の動向」で企業の基本情報を抑えているのはもちろん、業界の動向を「晴れ」などの天気で表現したユニークな「業界天気図」などもあり、見て楽しめる内容になっています。

2.東洋経済の特徴
同じく東洋経済新聞社が発行している「会社四季報」、いわゆる四季報の姉妹版として発行されています。各業界の紹介を基本的に見開き2ページで紹介しているので、とても見やすく必要な情報を取りやすいですね。メインの業界地図に加え、トレンド解説や欄外コラムなどのコンテンツも充実。

3.セットで読むのもいいかも
 膨大な情報を網羅した業界地図ですが、発行ペースは年に1回ですし、その膨大な情報量から個別の企業分析には少々不向き。年に4回発行され、個々の企業について詳細に述べている四季報と組み合わせて読むのがおすすめです。業界地図で大まかな業界の実態を知り、自分の興味のある業界を発掘してから、四季報で気になる企業をピックアップするのがいいでしょう。

ネットで見られる無料の業界地図も

業界地図というと書籍で入手するのが一般的ですが、サイトによっては無料で公開しているところもあります。情報源はバラバラであることもありますが、業界を知る分には十分。
ネット環境がととのっていれば、以下のサイトをのぞいてみるのも良いでしょう。

1.業界動向SEARCH.COM(https://gyokai-search.com/
棒グラフや天気図、ランキングで業界の動向をわかりやすく紹介するサイト。
トップページには急成長している業界や注目の業界をピックアップしています。純粋にデータに沿った表示をしているので、駐車場業界やドラッグストア業界など、少々マニアックな業界がトップページに躍り出ることも。今まで気づけなかった業界を知ることができるかもしれません。

2.キャリタス就活(https://job.career-tasu.jp/2019/guide/study/map/
キャリタス就活の「業界MAP」。
フローチャートのように業界が連なる作りになっていて、32業界約900社が一目でわかるようにレイアウトされています。製品やサービスの国内シェアなどの情報も一元管理されてわかりやすく。
ネットなので変動があれば加筆・修正されているので、却って信頼度が高いといえるのかも。

3.カイシャの評判(https://en-hyouban.com/smartmap/
エンジャパンのHPとも連携。無料会員登録すればより詳細な情報が得られます。
トップページではテレビ・広告・自動車・商社・銀行・出版・コンサルティングなど人気の高そうな業界をメインに紹介しています。
軽快に動くポップなイラストが目を引く、見るのが楽しくなるサイトですね。

業界地図は社会人になってからも役に立つ

ネットでも書籍でも入手可能な業界地図ですが、実は就活だけでなく、社会人になってからでも役に立ちます。

1.取引先の情報を知りたいときに
 例えばあなたが大手の企業の営業になったとしたら(大手でなくても構いませんが)、販路を広げるべく、新しい企業に足を運ぶこともあるでしょう。そんな時、業界地図が手元にあればすぐに相手先の企業について知ることができ、とても便利です。
 かつてはひとつのビルに入っている企業に片っ端から営業をかける「飛び込み営業」も盛んにおこなわれていましたが、もちろん非効率的であることは明白。今では実用的にはほとんどおこなわれていません。
 相手をよく知るからこそ、適切な営業をかけることができるのです。

2.転職を考えるときに
 今から転職のことを考えるなんて、と思うかもしれません。ですが正直な話、今の時代では終身雇用という考え方は古いとされ始めています。
 頑張ってはみたけれど、この企業はどうしても肌に合わない。そんなとき、業界地図が手元にあったら開いてみましょう。もしこの業界に転職したら?未来が見えないと思っていた自分の仕事の業界、実はこんな展望があるのか。新たな発見にもう少し頑張ってみようかな、と思えたり、逆に転職先をイメージしやすく、すぐに転職を決める手助けになるかもしれません。

それらの場合にネットで見られる業界地図も良いですが、書籍の業界地図を持っていれば社会人として拍が付くというもの。これを機に、1冊購入しておいてみてはいかがでしょうか。