モチベーショングラフを書くメリットとは

モチベーショングラフ、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 就職活動を始めるとき、必ずおこなう自己分析。 その自己分析をより効果的にすすめられるのがモチベーショングラフです。 どんなメリットがあるのか、またどうやっておこなえば良いのか、ここで知っておきましょう。

自己分析 

2018.09.11

ざっくり言うと

  • 自己分析で役立つ!モチベーショングラフでこんなことが分かる
  • モチベーショングラフのキーポイントは「過去のイベント」
  • 書き方をマスターしてより深い自己分析を

モチベーショングラフとは

まず、モチベーショングラフの何たるかを知っておきましょう。
活用次第で、就活がかなりスムーズに進むはずです。

1.どんな目的?
 モチベーショングラフをつくる最大の目的は、自分の特性を知ることです。モチベーショングラフをつくることにより自分自身を深く知ることができ、また、新しい一面を見つけることによって、就活での自己PRで効果的に活かすことができます。

2.どんなグラフ?
 たいていの場合は、縦軸がモチベーション、横軸を時間とした折れ線グラフの形になります。自分が生まれてからのイベントが横にずらりと並び、そこにその時の自分のモチベーション、感情の上がり下がりを記載。いつモチベーションがあがったのか、がすぐわかるようになっているグラフです。

3.何がわかる?
 モチベーショングラフを作ることによって、過去の自分がどんなイベントのときにどんな気持ちになり、それによってどんな行動を起こしたか、が見えるようになります。客観的に自分のモチベーションのきっかけやタイミングを知ると、自分の特性や性格をより深く知ることができますし、あるいは自分の知らない一面が見えてくるかもしれません。

モチベーショングラフの書き方

それではいよいよ実践です。モチベーショングラフの書き方を、ここでしっかり学んでおきましょう。

1.イベントを書き込む
まず、横軸をイベントごとに区切ります。
幼稚園・保育園、小学校、中学校、高校、大学、というように。
はじめる時期はいつでも良いです。生まれたときからでも、小学校のときからでも、中学校・高校・大学、自分の一番イベントが多かったときをクローズアップしてみるのも良いかもしれません。
紙は何でも構いませんが、たくさん書き込めるように大きいものが理想です。B5のノートの見開きでB4サイズにしたり、折りたためるようにA3サイズの用紙を使ってみたりして、普段持ち歩きやすいように工夫するのがおすすめです。

2.モチベーションが変化するきっかけとなった出来事を思い出す
次に、その軸のなかにターニングポイントとなったきっかけの出来事、自分のこころが動いた出来事を書き込みます。兄弟が生まれた、大会で優勝したこと、あるいは大敗したこと、学校の受験、バイトを始めたこと。
初めて恋人ができた、などでも良いかもしれませんね。思いつく限り書いてみましょう。

3.面接に効果的かどうかは考えない
ここで大切なのは、「その出来事が面接に必要かどうかは考えない」ということです。恋人ができたことや、趣味に没頭した出来事など、面接でいうのはためらわれるようなことでも、大丈夫。
なぜならこれは自分の特性を知るためであり、誰かに公開するわけではないからです。思いっきり自由にやってみましょう。

4.グラフをつくる
きっかけとなった出来事を、自分の感情・モチベーションの高さに合わせて記載します。例えば大会優勝の出来事で気持ちが高ぶっていたなら上のほうに、兄弟が生まれてなんだか面白くない気持ちだったことを思い出したのなら下のほうに、その出来事を配置します。その点と点を結べば、折れ線グラフになって感情の起伏がわかりやすくなりますよね。

5.ひたすら「なぜ?」を問いかける
そこまで来たら、「なぜその時そんな気持ちになったのか」をひたすら掘り下げていきましょう。
ほかのイベントと比べてみて、なぜこの時は気分が上がったのに、このときは下がったのか、2つの違いは何なのか、を自分の中で掘り下げて考えてみます。これが、モチベーショングラフの効果的な活用法です。

モチベーショングラフを書くメリットとは

モチベーショングラフを書くことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
主に3つのメリットがあります。

1.自分の特性を知ることで、企業選びに役立つ
自分がどのようなことに燃えるタイプなのか、どんなことにやりがいを感じるのか、どんな仕事に喜びを感じるのか。それを知ることで、企業選びがかなりスムーズに進むでしょう。
コツコツ作業することに燃えているならSEや事務職に目を向けてみるとか、自分で何かを企画しているときが生き生きとしているのならそうした企画ができる仕事に興味を持つ、など、選択肢が多少絞れてくるはずです。

2.自分の強みを知ることで、PRポイントがわかる
自分がどんなときにどんな力を発揮してきたか、どんな力を発揮したときに最もモチベーションが上がっていたか。それらを企業にアピールする材料を知ることができます。
就職活動はいわば自分を売り込む場。自分のこんな強みが役に立つ、と胸を張って言えるようになることは、就職活動を乗り越えていくうえで重要になってくるでしょう。

3.自分の弱みを知ることで、改善点がわかる
モチベーショングラフでわかるのは、強みだけではありません。弱点も浮き彫りになります。どんなときにモチベーションが下がるのか、それを知っておくと今後同じ事態が起きた時に客観的に対処できるようになります。

モチベーショングラフで自分の強みも弱みも網羅して、就職活動を乗り切りましょう。

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