エントリーシート(ES) 志望動機はこう書きなさい!

企業に一番最初に触れる自分の情報。それがエントリーシートです。 いわば企業に対する自分の第一印象を決めるもの。 第一印象は3年は記憶に残るといわれるくらい重要なものなので、ここでしっかり記憶に残るような志望動機を練ってみましょう。

エントリーシート 

2018.09.18

ざっくり言うと

  • 人事はあなたの志望動機を要チェックしている!
  • 人事に刺さる志望動機はこう書くべし
  • 文章力以外に必要な魅力的な志望動機を書くポイントとは

人事は見ている!志望動機が重要な3つの理由

もちろん、人事担当の方は数えきれないほどのエントリーシートを見ています。
志望動機なんてそんなに大して読まれないんじゃない?とお思いかもしれませんが、だからこそ、企業は志望動機を重視し、そこに焦点を当ててエントリーシートを見ています。
企業がそこまで志望動機を重要視するには、ワケがあります。

1.学生とのマッチング
 恋愛に例えるとわかりやすいかもしれません。いわば企業とのマッチング。一緒にいる人との相性が気になるように、一緒に仕事をしていく企業との相性は気になりますよね。
 学生の目指す方向と企業の目指す方向が一致しているか。

2.学生の人柄
 志望動機から、企業は学生の人柄を見ています。どんなことに燃えるのか、どんなことが好きなのか、どんなところに心動かされるのか。字は綺麗か、文章の構成は破綻していないか。一緒に仕事をしていく仲間になるわけですから、気持ちよく仕事のできる人であるかどうかも問われるでしょう。

3.学生の本気度
 中途採用と異なり、新卒はほとんどが大したスキルを持っているわけではありません。そんな学生が唯一アピールできるのが、その企業に入りたいという熱意です。本気度だけなら、技術がなくても十分にライバルと戦うことができますし、その競争に勝つかどうかも自分次第。

【例文】人事に刺さる志望動機の書き方

では、実際に志望動機を書いてみましょう。どこから始めたらよいかわからない、という方は、こちらの例文を参考に作ってみると良いでしょう。

例文1)
私は御社の製品を世界に広めることで、日本の食文化を世界に伝える一助になりたいと考えています。

私は大学時代に一時、海外留学を経験しました。海外でも日本食レストランは数多く存在し、地元の方や観光客に愛されて、繁盛していて、日本の味が世界中の人に愛されていることを知りました。
一方で、海外のスーパーでは日本食をつくる調味料や材料が十分ではないという現状を知りました。日本食レストランで味わった日本の味を、家庭で再現しようと思ってもできないという現実を知ったのです。
日本食レストランに集まる人々の笑顔が、家庭でも見られるようになったらいい、と漠然とした願望を抱いたのです。
御社は海外にマーケットを広げていくことに注力を注いでおり、他社に先駆けて、北米・アジア・欧州などへ積極的な海外展開をされていることを知りました。御社でなら、日本食の素晴らしさを世界中の家庭へも届けられると感じ、魅力を感じております。

もし入社できた際には、留学時代に培った語学力を活かして、海外営業・マーケティング担当として、御社製品の世界展開に貢献していきたいと考えております。

解説1:その企業での仕事において、成し遂げたい目標を書く。
 文章は、結論からビシッと伝えると伝わりやすいです。企業で成し遂げたい目標は冒頭でバシッと伝えましょう。結論を伝えてから、そこに至るまでの理由を説明する。そうすると、パッとエントリーシートを見たときに採用担当者の目に留まりやすくなります。
 上記の例文でも、冒頭に目標が来ているのでインパクトを与えられますね。

解説2:他社ではなく、なぜその会社なのか?を説明する。
 どの業界にも、競合他社は星の数ほどあるといって良いでしょう。そんな多くの会社の中で、なぜほかのどこでもなくその企業なのか。これも恋愛に例えるとわかりやすいですが、付き合う相手だって誰でも良いわけではありませんよね。数多くの異性の中からその人を選んだ理由が何かしらあるはずですし、それを伝えてもらえたなら悪い気はしないはずです。

解説3:入社した後の具体的な展望を説明する。
 いくら熱意があっても、絵空事では中身がスカスカで伝わりません。入社したらどんな仕事に就きたいか、自分のどんな強みを生かすか、まで具体的にイメージして伝えられると説得力が増します。

魅力的な志望動機を書く3つのポイント

いかがでしたでしょうか。上記の例文解説に加えて、より魅力的な志望動機を書くポイントを3つにまとめました。

1.しっかりとした文章構成
 文章の構成はとても大切です。上記の例文解説と同じですが、まずは結論から、その理由、他社との違い、入社後の具体的な動き、という構成がつかめれば志望動機の5割は完成です。
 ゴールが先にあって、そこに至る過程を順に追って、未来に至るという構成が、採用担当者にもイメージしやすくなるポイントです。

2.綿密な企業研究
 もちろん、企業研究を綿密におこなうことは必須。志望動機を聞けば、企業の方針を理解して自身のやりたいこととマッチさせているか、他社と比べてどこが異なるのか、ということをしっかり理解しているかどうかがわかります。

3.深い自己分析
 自身のことをどれだけ理解しているか、というのも大事なポイント。なぜその企業を希望するのか、その理由はほかでもないあなたしか知ることができません。「なんとなく」選んだのだとしてもそこには何かしらの理由があります。
 
 自分のことも企業のこともしっかりわかっている、ということが、エントリーシートを一目見ただけでわかる。それが、人事の心をつかむ志望動機です。