AI時代で生き残る就活生の条件とは

近年話題の人工知能、通称AI。 ほんのわずかではありますが、AIによる選考をおこなう企業も出始めているというくらい、就活生にとっても無視できない存在となりつつあります。 さらには将来、AIに取って代わられる仕事もあるといわれるほど。 そんなAI時代を生き抜く、就活生の条件とは。

自己分析 

2018.09.25

ざっくり言うと

  • AIを脅威に感じる学生は増えている。その理由とは
  • 今さら聞けない「AIってなに?」
  • AIにはない人間の強みとは!?

AIを脅威に感じる学生が増加

 日本経済新聞の調査でも、AIを脅威に感じる就活生が増えてきているようです。
詳しくはこちら
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO34551800U8A820C1TJ1000

1.レジの自動化が急増!AIを意識した瞬間
 日経新聞の調査によると、近年は就活生も将来AIによってなくなる職業を避けて就活しているといいます。
 就活生がAIの存在を意識するようになった理由のひとつは、レジの自動化が急増していること。確かに最近、特にコンビニやスーパーのレジはセルフレジも目立ってきました。
 並ぶことが少なくなった反面、人の働く領域が減ってきていることが明白になってきています。

2.AIの発達でなくなりそうなのは金融業界?
 リクナビモニターに聞いた調査によると、AIでなくなる可能性のある業種は「銀行・信用組合・労働金庫」が半数を上回る結果となりました。職種についても「トレーダー・ディーラー」などの金融スペシャリストは2番目に懸念される仕事という結果に。
 もともと学生の関心の高い業界だけに、昨年秋頃にRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用が明かされたことで、代替可能性が学生の間に浸透したのではないかと考えられています。

3.事務などの単純作業
 AIによってなくなりそうな職種でもっとも多かったのは「事務職・スタッフ関連職」。単純作業やルーティンワークが多い仕事だけに、AIはおろか機械化も可能と考えられたのでしょう。

今さら聞けない、AIってそもそもなに?

 ところで、実際のところAIって何なのか、どんなことができるのか、明確に答えられるでしょうか?
 ここで少し、AIの基本をおさらいしておきます。

1.人間にしかできない知的能力を発揮
 計算や言語、認識など、従来は人間にしかできないと思われていた知的行動を行うことのできる、コンピュータシステムのことを人工知能、略してAIと呼びます。artificial intelligenceを略した呼び方で、本来はシステムそのものというよりは人間の知能をコンピュータでアルゴリズム化する研究分野そのものを指す言葉だったようです。

2.フィールドは主にコンピュータ上
 人間の知能をそっくりそのまま再現、とはいうものの、人間の知能をコンピュータでおこなえるようにしたもののことを言うので、その活動範囲はコンピュータの中にとどまっています。

3.こんなことができます
 最も特徴的で従来のコンピュータと異なるところは、ただのシステムではなく「学んで成長していく」というところ。これまでだったら高度な計算だけでゲームに勝っていても、その計算以外のことはできないのが通例でした。ですがAIはゲームに負けるとそこから学び改善を重ねていくので、囲碁のトップ棋士やポーカーの世界トッププレイヤーを打ち負かすなどの実績を重ねています。
 また、画像認識ができるのでECサイトなどで画像検索につかったり、翻訳したりすることも容易になっています。

実はこんなことが苦手 AIの弱点とは

確かにこんな優秀な一面を見れば、AIに仕事を奪われるという考えに至るのも無理はないですよね。
 ですが人間が完ぺきではないように、人間が作りだしたAIもまた完ぺきではないのだとか。AIにもある主な弱点を3つご紹介します。

1.学習には膨大なデータが必要
 AIは確かにディープラーニングと呼ばれる学習能力を持っていますが、それはあくまで元となるデータがあってこそ。もちろん予測を立てたりすることはできますが、そのためには膨大なデータが必要となるので、さほど情報のない分野に関しては学習にも限界があります。

2.イノベーションは起こせない
 AIができるのはあくまで環境内の作業の最適化であり、独創的で斬新なアイデアを発信することはできません。
 例えばゲームをしていてもゲーム盤そのものをひっくり返してしまうというような人間が感情に任せておこなうような、意外性のある行為はしません。

3.カリスマ性がない
 人が人を引き付ける「カリスマ性」とでもいうべき魅力は、AIには備わっていません。AIができるのは作業の効率化。感情に反応し感情に応じるサービスの提供はできても、人の心を引き付けることはまだまだ不可能のようです。

AIで生き残るにはこの能力を磨くべし

それでは、AIが活躍する時代で生き残る人に求められる能力とは何なのか。大まかに3つに分けられます。

1.学ぶ力
 前述のとおり、AIは結論を導き出すのに膨大なデータを必要とします。それはそれでかなり詳細なデータが得られることになりますが、データがそろわないと詳細な結論が導き出せないという弱点もあります。
 人間の脳はAIのように膨大なデータを頭に叩き込むことは不可能です。しかし、データが限られた中でもある程度正確に判断できるようになるのが人間の強みです。この強みを生かして、AIの学習スピードをはるかに上回るスピードで「学ぶ力」を鍛えることが、AIに打ち勝つ秘訣の一つです。

2.考える力
 人間には感情があるので、ときに思いもよらない行動に出ることがあります。はた迷惑に感じる行為が、びっくりするような斬新なアイデアを生み出す可能性も。

3.感じる力
 「何を言っているのかよくわからないけれど、なんだか熱意が伝わってOKしてしまった」なんて経験はありませんか?
 人間には感情があり、それは言葉がなくても理屈が通っていなくとも通じてしまうことがあります。これは感情をくみ取るAIが発達しても、人の感情に訴える表現はAIにはできないこと。

 これらの能力を鍛え、AI時代にも生き残る人材になっていきましょう。

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