就活準備を始めている8割の学生はどんな対策をやっているのか?

2019年卒の学生が追加募集に期待を寄せる今日この頃。 早くも、2020年卒の学生が半年先の就職活動に向けて動き始めているようです。 すでに動き出した学生は何から始めているのでしょうか。その実態を探ってみました。

インターンシップ 

2018.09.25

ざっくり言うと

  • 人気の就活対策は「インターンシップへの参加」
  • 学生に人気の業界にも異変が!?
  • 早期対策が成功への近道

一番は「インターンシップの参加」 2020年就活準備の実態とは

 動き始めたといっても全員が全員動き始めたわけではありませんが、少なくとも全体の約8割は動き始めたと考えて良いでしょう。
 実際にどんな風に動いているのか?こちらの記事をまとめました。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1809/20/news114.html

1.まず始めたことは「インターンシップへの参加」
 就職活動を始めるとなると、業界研究や自己分析などの準備も必要になってきますが、そこに時間をかけすぎて初動が遅れてしまっては本末転倒。まずは自分の進みたい業界を大まかに決め、すでに申し込みが開始しているインターンシップに申し込む、と考えた学生が多いようです。

2.自信の有無には周りの影響
 就職活動に対する自信のほどを聞くと、半数の学生が「自信がない」と回答し、就活サイトは3つ以上は登録しておくという用意周到さを見せました。
 自信がないと答えた要因は、周囲と比べて自分が準備できていないことや、先輩が苦労した姿を見ていたなど、周りの環境に影響されるところが大きいようです。

3.人気の業界は「食品」
 2018年9月現在、最も人気の業界は「食品」。次いでマスコミ、総合商社など、かねてより人気の業界が並ぶ中、AIによる自動化が著しいと懸念されている金融業界は従来より希望は少なくなっているようです。

2020年卒学生に人気なのはあの業界!

 すでに人気業界の傾向も見えてきているようです。20年卒の学生に人気の業界はどこでしょうか。

1.興味がある業界トップは「食品」
 前述のとおり、興味のある業界のトップは「食品」で、全体の28.6%が興味があると回答しています。次いで「マスコミ」が18.0%、「総合商社」が16.6%と根強い人気。将来性のある「通信・インターネット」が16%と続いています。

2.インターンで人気なのは航空大手
 日本経済新聞の調査によると、インターンに行ってみたい企業アンケートでは、全日本空輸が首位。8位には日本航空もランクインしており、航空大手は人気があるようです。2位は伊藤忠商事。全日本空輸は女子学生の人気1位、伊藤忠商事は男子学生の人気1位の企業です。

3.金融業界の人気は低迷?
 従来は人気業界であった金融業界は、AIの発達で仕事が少なくなると懸念されていることが影響してか、20年卒の学生の間で人気は全体的に低迷気味のようです。前年はインターンに行きたい企業4位であった三菱UFJ銀行は、今年は53位と大きく順位を落とす結果となりました。

安定を求める一方で「転職が前提」に

 人気企業を見ると将来的に安定している企業や、大手に入社すれば安心、という概念が浸透しているように思えますが、意外とそればかりでもないようです。全体の約3割は「取りあえず就職し、合わない場合は転職する」と考えているようす。
その根拠は何でしょうか。

1.東大生・京大生の人気はコンサルに集中!
 東大生・京大生にかぎって見ると、人気企業の上位は外資系コンサルが大半を占めています。その理由は、多くの学生がスキルアップを目的としているからとのこと。外資系企業で経営人材として必要なスキルを身につけたい、と考える学生が多いようです。

2.日系大手は興味なし?
 比例して全体的に人気順位を下げつつあるのが日系大手企業。日系大手の仕事は専門的なスキルは身につくものの、その業界、その企業でのみ役に立つスキルととらえている学生が多いようです。そこで3年下積み期間を経験するより、外資系で世界基準のスキルを学びたいという意見が多く見受けられました。

3.2.5%は「起業したい」
 学生の中には、2.5%程度は卒業してすぐに「起業したい」と考えているのだとか。今や学生起業も珍しくない時代、時には小学生にして社長という猛者もいるくらいですから、会社に勤め続ける以外の選択肢が広がりつつあることには誰しもが気づいているでしょう。

早期準備をして損することは無し!

 いずれにせよ、早めに動き始めれば損はありません。うまくいけば2018年のうちに内定が決まる可能も?!悩む時間があったらまずは行動してみましょう。

1.6割以上が6月までに内定が決まる
 就活生の内定決定時期は年々早まっており、20年卒も6割が6月には内定が決まるといわれています。事実、就活に積極的な学生は6月の内定を見て動いているのだとか。そのためには、今から動き始めても遅すぎることはありません。

2.サマーインターン・OBOG訪問を制す
 業界研究など本やネットで進めることはできますが、実際に体験できるサマーインターンを利用することは企業を知るうえでも効果的です。すでに募集を開始しているサマーインターンに申し込む学生が多いのにもうなずけますね。合わせて、OBOG訪問に関しては時期が決まっているものでもないので、積極的に利用して職場の雰囲気を知っておきましょう。

3.自己分析や業界研究も忘れずに
 もちろん、申し込みすることだけが就職活動ではありませんし、やみくもに企業を当たればいいというものでもありません。しっかり自己分析・業界研究はすること。それが希望企業の内定をもらえる近道です。