売り手市場なのに大変!?就活川柳にみるその実態とは

ここ最近の就活市場は売り手が続いています。しかしいくら売り手市場とはいえ、就活生にとっては苦労もあるのが就活です。そんな就活での経験を川柳にしたら学生はどんな本音を詠むのでしょうか。川柳に込められた思いから今の就活の実態を調査しました。

自己分析 

2018.10.11

就活川柳とは

就活での経験を川柳で表現した就活川柳をご存知でしょうか。HR総研がリブセンスの「就活会議」と共催をして、就活の思いを込めた川柳を募集しました。就活会議会員の就活生と採用担当者の目線から就活を振り返って川柳にしてまとめたものが就活川柳です。就活での経験が短い川柳で詠まれておりとてもユニークな内容になっています。
ところで、川柳と俳句はどちらも五・七・五の17音で構成されているためよく混同されます。その違いはどこにあるかというと、形式と内容に違いがあります。
俳句には季節の言葉を表す季語や切れ字と呼ばれる「や」、「かな」、「けり」などが必須ですが、川柳には特にこだわりはありません。また俳句は文語で、川柳は口語で表現されているのが特徴です。内容的な違いは、季語があるように自然に対して詠むものですが、川柳は身近な事柄についてを取り上げます。ちなみに俳句は詠むといいますが、川柳は吐くといいます。つまり飲み込んだものを吐き出すのが川柳なので、俳句よりも形式ばってなく自由に表現することが可能です。
そんな川柳にこめられた就活生の思いが就活川柳にはつまっています。

先輩就活生はどんな川柳を読んだのか

では就活川柳にはどのような川柳があるのでしょうか。先輩就活生が詠んだ川柳を3つ紹介します。どれも就活生の就活での体験が述べられていて思わず笑ったり共感してしまう、秀逸な川柳となっています。

1.サークルの 副代表が 大発生
ちょっとでも自分をよく見せようとする気持ちの表れでしょうか。就活の時期になると、エントリーシートや面接の際のアピールになるようにと、実際には存在しない副代表や副部長を名乗る就活生が増えるという現象です。実際にやっていない部長や代表を名乗るのはさすがに気が引けるのか、そのサポートをしていましたという表現でやり過ごそうというのが垣間見えます。確かにサークルに所属していて何も役職がないというよりも、副代表という役職があった方が印象がよくなりそうです。同じように考える就活生は多いことを表すのに大発生という言葉を使うのが秀逸な川柳です。

2.祈られた 企業の数だけ 強くなる
就活で選考が進むと、面接や試験を受けることになります。その結果で不合格だった際の不合格通知の末尾に、「今後の活躍をお祈り申し上げます」といった内容で締めくくられることが多いので、お祈りメールと呼ばれるようになりました。
このお祈りが多い状態を川柳として表現しています。恐らくこの川柳の作者の就活生は、お祈りメールをたくさんもらうことで、どんどん精神的に強くなっていったのでしょう。落ちても落ちてもめげずに頑張る姿が目に浮かぶようです。売り手市場とはいえ、お祈りを経験しない就活生はいないので、多くの就活生の共感を呼ぶ内容となっています。

3.受信時間 残業時間が 浮き彫りに
働き方改革の影響を受けて、残業時間を抑制する動きが増えています。しかし、企業の人事担当者からくるメールの受信時間が、その企業の実態を露わにしています。どれだけ残業はありませんと説明していても、送られてくるメールの時間があまりにも夜遅いと、自分もこんなに遅くまで働かなければならないのかという印象を与えてしまいます。就活生にはメールの送信時間にも気をつかう必要があるようです。まさに最近の世相を表した内容で、ブラック企業には入社したくないという思いが伝わります。

この3つの川柳からもわかるように、就活生も売り手市場であったとしてもいろいろと苦労しているというのが伝わってきます。他にも共感できる川柳がたくさんあるので、気になる方はチェックしてみてください。
https://www.hrpro.co.jp/senryu2019.php

就活が終わってあなたはどんな川柳を詠む?

自分の将来をかけて臨んだ就活を終えた時には一体どのような気持ちになるのでしょうか。その気持ちを川柳にしたらどのような表現になるのでしょうか。
就活での苦労話を川柳にすることも共感に繋がりますが、できれば良い川柳が詠みたいですよね。その為には、就活を一生懸命頑張る必要があります。
定番ではありますが、自己分析や企業研究には力を入れましょう。何事も力を入れて頑張るからこそ気づくことがあります。自己分析や企業研究をしていく中で、その当時には無我夢中で気づかなかったことも就活を終えるときに振り返ると、こんなエピソードがあったというように川柳にできるネタとなっているかもしれません。
またOB・OG訪問も良い川柳のネタになります。人との対話には予想していないような出来事がおこったりします。いろいろなOB・OGと会うからこそ出会える人や訪問時の経験があります。
この就活におけるたくさんの経験が、先々の就活にも活きてきますし、就活を終えた時の良い川柳につながります。良い川柳のために就活をするわけではないですが、良い川柳が
詠めるぐらい努力をすれば、自分にとって良い企業から内定がもらえるでしょう。

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