スケジュールが変わる!?新天皇と就職活動の思わぬ関係とは

2019年に新天皇が即位して元号が変わるという流れになっています。そのことにより、2019年はゴールデンウィークが10連休になるというのをご存知でしょうか。休みが長いのは嬉しいですが、就活にはどのような影響があるのでしょうか。

2018.11.02

ざっくり言うと

  • 10連休で就活に思わぬ変化が!?
  • 就活が早期化する可能性も
  • 自らの「軸」がより求められる就職活動に

新天皇即位で来年は10連休!

安倍首相は2019年に新天皇が即位するのにあわせてゴールデンウィークを10連休にする方針を表明しました。この10連休が就活にも影響を与える可能性があります。長い休みともなると旅行や遊びに行きたい学生も多いと予想され就活に身がはいらない、連休前に説明会を開催しても連休明けにはすっかり忘れてしまうのではというような自体を、企業側は懸念しています。また働き方改革も相まって、連休中に学生を呼び出しにくいという背景もあるようです。

実際に10連休が実施されるとしたらスケジュールは下記のようになります。

4月26日 金
4月27日 土 ①土曜日
4月28日 日 ②日曜日
4月29日 月 ③昭和の日
4月30日 火 ④天皇陛下退位
5月1日 水 ⑤皇太子さま即位
5月2日 木 ⑥
5月3日 金 ⑦憲法記念日
5月4日 土 ⑧みどりの日
5月5日 日 ⑨こどもの日
5月6日 月 ⑩振替休日
5月7日 火

このスケジュールですと、6月選考解禁時に内定を出そうとした場合、連休明けからわずか3週間しかありません。学生の連休明けの中だるみのことも考えると、企業側は連休前に選考活動にある程度目処をたてておきたいという、さらに就活が前倒しする可能性が高い状態になっています。

連休前に内定を出す企業が続出!?

10連休もあるとやはりどうしても就活からは意識が遠のいてしまいます。また働き方改革も声高に叫ばれていることもあり、企業側からは学生を呼び出しにくいという影響により、学生の行動量は連休には落ちることが想定されます。
そこで経団連ルールが適用されない企業は、連休前までに内定を出すという現行よりもさらに早期化しようという動きになりそうです。
そもそも経団連ルールでは、3月に「企業説明会やエントリーなど広報活動の解禁」、6月に「面接や試験など選考活動の解禁」と定めています。しかし、6月の選考解禁の時に即内定を出すという形骸化がすすんでいました。実際6月1日時点の学生の内定率は68%を超えています。そのため6月1日に内定を出そうするのであれば、連休明けの3週間では短いので、連休前に内定を出せる状態まで進めておこうという企業が続出するのではないかといわれています。このことは企業にもメリットがあり、連休前に内定の目処がたっているのであれば、連休中も心置きなく楽しむことができます。学生も連休前に内定が出ていれば、連休中も焦って就活をする必要がなくなるので、さらに就活は前倒し化していきそうです。

むしろ長期化を懸念する声も

しかし、就活ルールが廃止されていない2020年卒生には、就活が長期化するリスクもあります。
経団連ルールが適用されない企業に関しては、連休前に内定まで進めたいという動きがあるため、2019年卒よりも就活開始の時期が全体的に前倒しになる可能性があります。そうなった場合、2020年卒の学生は早期から就活の対策をしていく必要が出てきます。
ここで注意しなければならないのは、2020年卒では就活ルールがまだ廃止されていないため、連休明けに大手企業の選考が始まるということです。就活のスタートは早まっていますが、6月選考解禁というスケジュールが変わりません。つまり大手企業の選考があとから始まる流れにになるので、結果的には就活が長期化するということになります。早々に内定を獲得できた学生はいいかもしれませんが、内定が出ない学生にとってはこれまでの就活期間よりも長く就活をしなければならない可能性があります。
また10連休という長期休みによって、就活の気持ちが途切れてしまうということもあり得ます。連休でうまくリフレッシュして就活に切り替えられなかった場合、ズルズルと就活を続けてしまうことになりかねないので気をつけましょう

就活の軸を定めて活動することが重要に

就活のスケジュールは今後も年によって変わっていくかもしれませんし、廃止するとなった就活ルールもまた復活するかもしれません。いつ変わるかもわからないスケジュールに振り回されないためにも、どんな企業に入社したいのかしっかりと軸を定めることが大事です。軸がないまま就活スケジュールにあわせて動いてしまうと、なんのための就活なのかを見失ってしまったり、スケジュールにさえあわせていればいいという感覚にもなりやすいです。
つまり軸が決まっていればスケジュールに左右されることなく、自分の意志に基づいて就活を進めていくことができます。
この軸を定めていくために、自己分析が非常に重要です。自己分析で興味があることの深堀りをすることや得意なことを洗い出すことで、自分自身のことがよく理解できるようになります。そのことにより就活への軸がだんだんと定まっていきます。さらに業界・企業研究をしていくことで、自己分析した内容を活かしていくことができます。自分だったらこの業界や企業に合いそうだというのがわかりやすくなります。ここでしっかりと分析をするから、自分の軸ができて将来のことをきちんと選択できるようになります。このように就活の軸をまずは作り上げて、自分の軸にそった就活ができるようにすることが大切です。