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【日東駒専向け】志望動機が書けないときの対処法

初めまして。 コンサルやベンチャー企業で働いてきた、かねどーです。 さていきなりですが、みなさん就職、志望してますか?

志望動機 業界・企業研究 エントリーシート

作成日:2020年05月25日  更新日:2020年06月09日

ざっくり言うと

  • 志望動機が書けない理由は「会社やその業界を知らないから」動機という言葉にだまされないで!
  • 志望動機を作るためにはビジネス誌や業界の歴史を調べたほうが深くなる!
  • 最終面接までに付け焼刃にならない本当の志望動機を手に入れよう!

あなたを志望へと駆り立てる動機はありますか?

今回は志望動機が心のどこを探しても見つからない人でも、書けるようになるための指針をお送りします。
志望動機を読む採用担当のスタッフにとって、志望動機の用途は明らかに文章が書けない、志望動機が浅すぎる、問いと答えの関係が破綻している人を弾くこと。

他は、面接時に話のきっかけとして使うくらいです。
そこで優劣をつけることはあまりありません。

また、一部の会社では会社志望に宗教的な熱意を求める場合もありますが、そうした会社は宗教的熱意のない人が入ると後悔するので落ちていいと思います。

本稿の学習目標は「ESで弾かれず、面接官と建設的な話が始まるように志望動機の欄を埋める」くらいにしておきたいと思います。

 

志望動機を書く時は、個別企業より業界や職種に絞って情報を集める


まず、ESの志望動機欄を作成する際に特定の企業を志望する動機から書きはじめるのはやめましょう

私の知る限りでは、何十社もESを出してすべて通過するような就活生は、誰もそんな作り方をしていません。

DISCOのデータによると20卒就活生のエントリー数が、平均27.2社にもなる現状で、一社一社に熱のこもったオンリーワンの志望理由を書くことは効率的に無理があると思いませんか。
できる人は宗教家とかが適職だと思います。



業界や職種に予備知識がない状態で特定企業の志望動機を書こうとすると、情報源は会社案内とたまたま会ったOBの話くらいになってしまいます。

そのように狭く浅いインプットをもとにして、何百文字も説得力のある志望動機を書けというのは困難ですよね。
なんとか1社分の動機をひねり出したとしても、5社分も書いたら心が挫けてしまうことでしょう。


入社したい企業や興味を持てる企業がある場合は、まずその企業が属する業界について学び、知識を広げましょう。

それをもとに1枚書けたら業界各社のESにコピーペーストし、できればその特定会社を志望する理由を味付けに1行足してやれば、あっという間に10社分の通過するESができあがります。
後述しますがその味付けも書けたら書くくらいでよく、最悪ES段階では一切書かなくても大丈夫です。

総合職として多くの人員を採用する業界を志望する場合はこのアプローチでいいと思います。
Webサービスや外資など職種別で採用している業界を志望する場合には、職種についての情報収集でも構いません。

 

志望動機が出てこないのは、その業界を知らなすぎるから


志望動機を書くというのは、持っている材料と自分の考えを照らしあわせながら、筋の通った文章をまとめる作業です。

現代文や小論文、ライティングの時間に多くの文章を書いてきた皆さんであればできないはずがなく、できないとすれば材料が足りないから。
そして、材料が足りないことに自覚がないからです。

動機という言葉に騙されないでください。
心は動かそうとしないと動くわけがありません。

志望動機を書けない就活生がまずすべきことは、良質な知識を増やすことです。

では業界について学ぶとは何を指すのでしょうか。
私は、その産業がたどってきた歴史と現在に至る経緯を、いろいろな角度から学ぶことだと考えています。

例えば銀行業界を見るのであれば、銀行あるいは金融がどのように生まれ、いかに人類の発展に貢献してきたかや、たくさんあった都市銀行がどのように少数のメガバンクに集約されるに至ったのか。

ニュースでも話題になった某メガバンクのシステム移行がなぜ、あれほど揉めたのかを学ぶとよいでしょう。


それらを学ぶ中で、自然と銀行がどのように利益を得ているのか、そして業界をとりまく課題についても理解することができます。

ビジネス書でよく出てくるバリューチェーンとか競争環境とかそういうものは、学ぶに越したことはありませんが必須ではありません。
そうした分析は生ものであり品質にもばらつきがあるので、古いものや他人が書いたものが必ずしも信頼に足るとは限りません。

例えば半年前に書かれた旅行・レジャー業界の分析は、いま何かの役に立つでしょうか?
しっかりと優先順位をつけましょう。

 

面接に向けて業界を学ぶためにおすすめ情報源について


さて、就活生のみなさんは業界について学ぶとき、何を見ているのでしょうか。
webサイトの会社紹介?インターネットの記事?「日本経済新聞」や「四季報」?「よくわかるxx業界」、あるいは「業界地図」?

実は、どれもあまりいい情報源ではありません。
業界の歴史と経緯を学ぶ上で、もっと具体的なイメージがわくものを手に取りましょう。

 

おすすめ①:業界人やジャーナリストが書いた一般向け書籍・新書


例えば物流業界の志望動機を書きたいのであれば、コンテナが世界にどのような変化をもたらしたのかを活き活きと描いた名著や、宅急便の発案者がこのビジネスをいかにして発展させてきたのかを自ら著した本を読みましょう。


そうした歴史と経緯についての活き活きとした知識を記した本は、様々な会社案内や新聞よりもずっと多くのインスピレーションややる気を就活生に与えてくれます。

・コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版
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・小倉昌男 経営学
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医薬品業界望動機であれば、直近のコロナ騒動についての簡単な感想文などではありません。

世界中の会社が年に数兆円を投じても20個程度しか新薬が生まれないという新薬開発競争をめぐる激烈なドラマを描いた本や、ウイルスが人類にどのような驚異を与えてきたのかについてを描いている本を読んだほうが、ずっと生きた言葉が出てくるでしょう。

・医薬品クライシス―78兆円市場の激震
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・感染症の世界史
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おすすめ②:ビジネス雑誌


ここでいうビジネス雑誌とは、例えば「日経ビジネス」「週刊エコノミスト」「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」のようなものを指します。

「日本経済新聞」のような、日刊新聞は事実を速報で書くことが重視されます。
そのため前提知識がない読者には読みにくく、知識を得ることが難しいです。

「四季報」などもすでにその会社を知っている人のアップデート向けであって、最初の一歩には適しません。

その点ビジネス雑誌の記事では、記事で扱われている内容の背景や分析、現場にいる人の声が豊富に盛り込まれており、はるかに自分の思考につなげられる情報を得やすいです。
わからない単語があればその場で検索することで、ビジネス用語の学習にもなります。

一般的にこうした経済誌の分析レベルは専門の経済経営学者や熟練コンサルタントと比較すると決して高いものではありません。


しかし、その分とっつきやすくわかりやすいので、大学生が各業界について学ぶにはちょうどよい有益な情報源です。

最新号はコンビニでも購入可能ですし、電子版も豊富です。
今の時期(2020年4月執筆時)ですとコロナウイルス関連の記事が多すぎるため、図書館等でバックナンバーを何冊も手元に並べて、興味が持てそうなものを拾い読みするのがいいと思います。

最新のニュースを読むことが今回の目的ではないので、数年前のものでも全く構いません。

できれば目的の業界に関する記事以外もジャンプ感覚で読むと、業界を超えてビジネスそのものについての情報感度が高まるのでおすすめです。

 

面接対策や志望動機の味付けをする方法


上記おすすめ①と②をやればどの業界でも企業の採用担当者が納得する志望動機が数日で書けると思います。

もう少し味付けをしたい場合は会社案内のほかにIR情報、つまり企業から投資家に対する情報を読むといいと思います。

決算説明会や上場説明のプレゼンテーション資料がよいでしょう。

数字の面からみた企業の現状がわかり、直近の課題等に関する意識を数字を交えて知ることによって説得力も増します。

OB訪問は有益ですが、そのOBから見える世界の話しか出てこないので、業界を広く知る上での参考にはあまりなりません。

どちらかというと、特定の職種について学びたい時にきわめて有益です。

 

わからないことは無理して書かない、言わない


ここまで読んできた読者の方は「そうはいっても、企業個別の志望動機は面接で聞かれるのだから、考えないといけないのではないか?」とお思いかと思います。

勿論受け答えができる必要はありますが、一次面接や二次面接の段階で個別の志望動機をすべて語れる必要はありません。

例えば聞かれた場合、このように答えればいいのです。
「こういう理由で業界に興味を持ち、何社か説明を聞いた中で御社にも興味を持った。

他社と比較した特徴は、こうだと本や新聞では読んだが、まだ具体的にはわからない部分があるので教えて欲しい」です。

ただし最終面接でも同じ状況では絶対にだめです。

今までの面接官から何も得なかったことになってしまいます。

当たり前ですが、面接官たちは雑誌の記事よりも具体的な情報を持っています。
そこでたくさんの話を聞きましょう。

 

志望動機が書けないときの対処法を学んでみて


さて、志望動機を書くことは「心の内にないものをでっちあげる探す作業」でなく「心が動くような材料を増やして内容のきっかけをつくり、あとはコミュニケーションの中で作っていく作業」だというのがわかったと思います。

これを実践できるようになれば新卒採用でも中途採用でも書類選考の志望動機欄で困ることはありませんので、頑張ってやってみてください。

何週間かやってみる中で、付け焼刃でない真の実力と腹落ちする志望動機が身についていることだと思います。

 

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この記事を書いた人
投稿者

かねどー

一橋大学卒業後、外資系戦略コンサルタントやスタートアップCFO、IT企業の経営企画等を経験。
「外資就活ドットコム」の初代インターンでもあり、在学時よりブログやSNSで学生向けの情報を発信している。

副業でカフェバーを立ち上げ社長兼店長にもなったが、コロナウイルス騒動により1年で店をたたむ。
最近の趣味は料理とブラジリアン柔術。