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就活がつらい方必見!メンヘラが就活で人事担当者をドン引きさせないやり過ごし術

初めまして、メンヘラが助け合って調子を取り戻していこう、という媒体『メンヘラ.jp』で編集長をしている、小山晃弘です。 メンヘラとひとことでまとめてしまうと、就労自体が難しい方から、学校や勤務先に通うことはできても、そこで人間関係でつまずきやすいレべル感まで、グラデーションがあると思っています。

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作成日:2020年05月25日  更新日:2020年06月03日

ざっくり言うと

  • 多くのメンヘラ就活生にとって、精神疾患とは人生の一部ではなく、人生の全て。
  • メンヘラは、精神疾患をアイデンティティにして語ってしまう。
  • 自己PRは、「企業が欲しがっていそうな人物像を演じる」場であって、自己表現をする場ではない。

今回は、障がい者枠ではなく、一般の新卒採用で就職したいと考えている、でもメンタルがお豆腐なメンヘラ就活生に向けて、就活上のアドバイスができればと思います
 

メンヘラ就活生がやりがちなESの書き方とは


今回、メンヘラ就活生が全力で就活を行った際に、高確率で壁にぶち当たる出来事のひとつが「ESの自己PR欄に重すぎる話を書いてしまう」現象だ。

「困難を乗り越えた経験を教えてください」

程度のかる~いジャブに。

私の挫折経験は精神科閉鎖病棟に入院したことです。
私の父はアルコール依存症で、酩酊時はいつも私や母や弟に暴力を振るいました。

母は父の暴力から逃れるために新興宗教に入信し、一日中お経を唱え続けるようになりました。

そのような環境で生活するうち私も次第に精神の調子を崩すようになり、学生時代は3回自殺未遂を試み、結果、精神科病院の閉鎖病棟に措置入院させられることになりました

そのような状態から、デイケアや認知行動療法に積極的に取り組み、1回の留年を挟んだものの、なんとか社会復帰できるようになりました。

これが私の挫折経験です。

という激ヤバのつらいエピソードをぶつけ、人事担当者を「あっ……(察し)」状態にさせてしまう

こういうメンヘラ就活生は後を絶たない。

当然ながら、このようなESはマイナス7兆ポイントくらいの大失点であり、あなたがノーベル賞受賞者でもない限りは大抵の場合落とされる。

面接においても同様に挫折経験を問われた時にこのようなつらいエピソードが原因でメンヘラ大爆発を起こしてしまうメンヘラ就活生も多い

当然、彼・彼女らの99.9%も静かに採用落ちしている。

なぜこのような悲劇は起きてしまうのか。
なぜメンヘラ就活生はメンヘラ大爆発を起こしてしまうのか。

このつらい現象について考えてみた。

 

なぜメンヘラ就活生は精神疾患をアイデンティティにしてしまうのか


この問題を論ずる上で極めて重要な前提が「メンヘラ就活生は精神疾患をアイデンティティにしてしまいがち」というつらい事実だ。

精神疾患は基本的に一過性のものではなく、積み上げられたつらい体験の総決算として発症することが多い。

発達障害、機能不全家族、虐待、いじめ、性被害……そうした「苦しみ」が溜まりに溜まった結果、精神疾患は発症する。

つまり多くのメンヘラ就活生にとって、精神疾患とは人生の一部ではなく、人生の全てなのだ

まずこれが、健常者にはあまり理解されない。

すれ違いを生む大きな原因のひとつだ。

多くの健常者にとって、疾患とは人生の「部分」に過ぎない

長期入院を要するような大病であっても、その構造は基本的には変わらない。
病気で苦しい時もあった、という程度だ。

しかし多くのメンヘラ就活生にとって、精神疾患とは人生の「部分」ではない。


人生の一部に精神疾患が起こったのではなく、つらく苦しい人生全ての「結果」として精神疾患が生じたのだ。

ゆえにメンヘラは、精神疾患をアイデンティティにしてしまう。

多少なりとも回復したなら尚更だ。


人生の苦しみの総決算としての精神疾患に、自らの力と意志で打ち克つ。

これほど強烈な体験があるだろうか。


ましてや就活生の大半は20-25歳くらいの若人である。


そのくらいの年齢で、これほど強烈なつらい体験をすることはあまりない。


回復の過程に誇りのひとつも抱いていて当然なのだ

故にメンヘラ就活生は就活においてメンヘラ大爆発を起こしてしまうのだ。

その誇りが、健常者からは理解されないとも知らずに……。

 

就活において、あなたのメンヘラエピソードは人事担当者に共感されない


残酷なことを話すが、世の中には共感されやすい体験と、共感されにくい体験がある。

例えばあなたが元野球少年で、朝から夜まで過酷な練習を積んだにもかかわらず、高校選抜の地方予選で負けてしまった──というような背景を持っているなら、その体験は極めて共感されやすい。

野球というスポーツがどのようなもので、球児たちがどんなドラマを紡いでいるか、多くのひとが知っているからだ。

逆にあなたが重度のメンヘラで、親に虐待されながら育ち、性被害に合ったものの誰にも相談できず、自殺未遂の末に精神科閉鎖病棟に措置入院した──という背景を持っているなら、残念ながらあなたに共感してくれるひとはあまりいない。

いや、正確には、共感してくれる人も居るところには沢山居るのだが、就活という場においてはあまりいない

メンヘラの多くは人生の初期に社会からドロップアウトするので、大企業総合職で人事をやるような人生を送らないのだ。

「大企業の採用担当者」に限るなら、自殺未遂経験者より、甲子園を目指して挫折を経験した元球児の方が多いかもしれない。

故に、あなたがもし「就職」というゴールを目指して就活にいそしんているなら、上記のようなメンヘラ大爆発を起こすことはおススメしない

そういう話をしても共感も理解もされないからだ。

つらいメンヘラエピソードは、ただただ人事担当者を困惑させる結果にしかつながらない。

それでは採用は遠ざかるばかりだ。

処世術的な話をすれば、就活における「自己PR」とは、「企業が欲しがっていそうな人物像を演じる」場であって、自己表現をする場ではない

採用担当者はあなたをのことが知りたいわけではなく、あなたという人材を採用することでどのようなメリットがあるかを教えて欲しいのだ。

 

就活は自己表現の場ではない


つらい人生の結果として心を病み、そこから回復してなんとか大学に通っているあなたのような人生ハードモードの人間からすると、大学の同級生などはあまりに内面が薄っぺらいと感じてしまうかもしれない。

故に、自己をPRできる機会において、つい張り切ってしまう気持ちはよくわかる。

しかし就活とは、そういうゲームではない


就活におけるエントリーシートは、文学賞の選考会場では無い。

メンヘラ性をアイデンティティにしてしまう自分を*メタ認知すること。
*メタ認知とは、自分自身を客観的に認知する能力

ESにおいて求められているのは自己表現ではないこと。


そのふたつを認識すれば、メンヘラ大爆発の多くは防げるだろう。

つらい人生を送るひとりとして、あなたの前途が良きものであることを願う。

 

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この記事を書いた人
投稿者

小山晃弘

フリーのWEB企画屋。
過去作に「年収偏差値チェッカー」「メンヘラ.jp」など。
現在は主に「note」で執筆活動中。狂人。