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グループディスカッション嫌いのビジネスマンが送る、生存するためのGD対策

こんにちは。 外資コンサルやベンチャーで働いてきた、現役社会人のかねどーです。 就活ではグループディスカッションにぶつかることが多々ありますよね。

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作成日:2020年05月25日  更新日:2020年06月23日

ざっくり言うと

  • グループディスカッション対策では「必ず死ぬタイプ」を押さえておこう!
  • 「地蔵」「人の話を聞かない」「質の低い発言」は死ぬ!
  • 「整理・分析」「示唆」「新しい見方」が質の高い発言のポイント!

今回は、少しでも通過確率を高める、採用選考における生存率を高めるためのグループディスカッション対策を説明します



この記事を書いている途中に話した博報堂勤務の友人女子は「GDは十社以上受けているけど落ちたことがない。


課題と会社と面接官の雰囲気に合わせて空気読んで、周囲の意見を聞く真似しながら自分の意見を適度に主張したら受かった」と言っていました。


僕にはできないのでもう少し弱者の方法を書かせてください。ごめん。


 

グループディスカッション対策といえども、グループディスカッションは不出来な評価方式

 

冒頭でもお伝えした通り、今回はグループディスカッションの話です。


正直、グループディスカッションの話は書く側として、けっこう扱いが難しい話題でもあります。

その理由はふたつあります。


まずひとつ、GDは書類選考や面接に比べて採用側の間でも今一つ評価基準に統一見解がないから。


もうひとつは、組み合わせや相性によっては非常に優秀な学生でも冴えなかったり、身勝手に見えたりするからです。



これは、グループディスカッションが評価方法として不出来ということを表しています

 


もし、私が採用の意思決定者だったら絶対にグループディスカッションは使いません。

それなのに、どうして企業はこぞってグループディスカッションを使うのでしょうか。

 


その主な理由は、苦労して小論文を読んだり面接したりしなくても、課題を与えて眺めていれば、たくさんの学生をさばけて楽なためです。
 

 

「必ず死ぬタイプ」を覚えるグループディスカッション対策がオススメ

 

評価方法として不出来でありながらも多くの企業で取り入れられているグループディスカッションで、どうやって自分をよく見せていけばいいのか。



その答えは、基本的にチームの議論を自分が正しいと思う方向に持っていくことよりも、全体の議論に貢献する発言を増やすのを目指すことです。


それができていれば、どんなに声が大きい人、自分より賢い人、滅茶苦茶バカな人がいても、高い確率で面接官の目に留まるようになります。



ただ、グループディスカッションで何をすれば通過するかは企業と面接官による部分も大きくて、今ひとつ読みづらいのです。



それに比べて、何をすると落ちるのか、どんなタイプだとグループディスカッションで「死ぬ」のかは比較的わかりやすいので、ここではグループディスカッションで生存できずに死ぬタイプを確認していきます。

 

地蔵は必ず死ぬ

 

地蔵とは就活用語あるいはナンパ用語で「何も発言しないでただ座っているだけの人」です。

 

そんなの就職後に企業の会議に出るとたくさんいる気がします。


ですが、グループディスカッションだと、評価を一切つけようがないのでほぼ確実に落ちます。



一言も発言しなかったけど通った人がいたら、興味があるのでそのときの状況をこっそり私に教えてくれると嬉しいです。

世の中には日頃みんなで会話しているときによく発言する人と、あまり発言しない人がいます。

 


これは単に習得したコミュニケーションの仕方によるものであって、あまり発言しない人が優秀でないとはまったく思いません。

ただ、あまり発言しない人がグループディスカッションで不利になってしまうのは確かです



なので、例えば「誰かが話しているので話を挟むタイミングがわからない」などがある人はトレーニングによってこれを緩和しましょう。



具体的には、大学において3人以上で会話するとき、必ず2分に1回は発言するよう自分に義務付けるなど、強引で機械的なアプローチがいいと思います



初対面の人が複数人集まっている中でも全く物怖じせず発言する能力(どちらかと言えば身体能力)をつけるのが、状況に左右されず安定してグループディスカッションを通過する第一歩です。



発言できない理由としてよくある「何も意見やアイデアがないから発言できない」というより根本的な問題については、3番目に出てくる「質の低い発言も死ぬ」と併せて後ほど解決策を考えたいと思います。
 

 

人の話を聞かないと死ぬ

 

グループディスカッションで明確に減点されるもう一つのパターンは、人の話を聞いていない場合です。



例えば「自分の意見に何か反論を受けたのに、そのまま押し通している」「誰かの意見を(たとえ劣ったり間違った意見であっても)聞き入れずに流す」といった行為はマイナス評価です



グループディスカッションの段階ではまだ十分に選別が行われていません。

 

そのため、誰かから突拍子もなく的外れな、目的を達成する上では聞き入れるべきではない意見や提案が出ることは多々あります。

仕事であればそうした意見はさっさと切り捨てられるケースもありますが、グループディスカッションでそうしたことをするのは推奨されません。



どんな意見であっても一旦聞き入れたうえで、もし客観的にみて間違っているのであればその理由を柔らかく指摘したり(意見を変えさせることが目的ではない)、意図を汲んでより適切な方向に誘導してあげたりができれば、議論もおかしくならないし、あなたが悪く評価されることもありません
 

 

質の低い発言も死ぬ

 

ここでいう質が低い発言とは、情報量がなかったり的を外していたりで問題の解決に役に立たず、時間だけを浪費する発言です。



グループディスカッションで積極的に発言をするのはいいですが、「僕もそう思います」「先ほどAさんがXXと言いましたが」などの、追加情報が少ない発言をするのは控えましょう。



よくグループディスカッションで役割と呼ばれる「司会」や「タイムキーパー」は、一歩間違えればこれになりやすいため気を付けてください。



本来は、たかだか6人ほどで何かを討議するのに、司会も時間管理も必要ありません。


誰かがやりたがるのを止める必要はありませんが、自ら買って出る必要はないのです。



なお、もしも司会をしなければならない場合、TV番組の司会をイメージしてしまうのはよくありません。

 


ファシリテーションについて少し基礎を学んでみると、自分が司会の立ち回りをする・しないに関わらず、グループディスカッションで役に立ちますよ

 

グループディスカッション対策で押さえておきたい「質の高い発言」とは?

 

さて、ここまでの内容を1行でまとめると、「グループディスカッションで生き残るには他人の邪魔をしないようにしながら、質の高い発言をしましょう」ということになります。



ここからは、質の高い発言が表すものについて考えていきましょう。

まず、質の高い発言とは「課題の解決に何かしらの貢献をする発言」です。


課題の解決には大きく分けて、以下の3要素が大切になります。


材料を適切に分解・整理すること

新しい情報や見方(材料)を出すこと

分解・整理された情報を正しく分析や深堀して示唆を出すこと


例題を設定して、具体的にどのような発言が解決に貢献するか、どのような発言は貢献しないかを見ていきます。


 

例題

 

「あなたは東京都知事です。

半年以上の時間と多大な費用をかけ、今回の新型コロナウイルス危機をなんとか無事乗り切りました。


しかし、あなたは油断せず、数年後に発生しうる危機の再発に備えて、今から新型ウイルス感染症対策を取ることにしました。

どんな対策を取りますか。


財源は一旦考えなくてよいですが、今ある東京都の一般会計予算規模7.35兆円を10兆や15兆にすることは難しいと考えてください。

(資料:令和2年度一般会計当初予算の金額と内訳)」


 

貢献する意見発信の例

 

・まず、新型コロナウイルス危機でどのような被害が出たのかを振り返る(整理)

→店舗の営業停止による経済活動の停止、医療現場のオーバーキャパシティ

・経済活動の停止はより具体的にはどういう悪影響を生んだかを考える(分析)

→小規模事業主の廃業、アルバイトや契約社員等立場の弱い人の失業

・今回東京都が行った施策は何だったのかを振り返る(整理)

→ウイルス対処の啓蒙、店舗営業の自粛要請、家賃や公共料金の支払い猶予、緊急貸付等

・東京都が行った施策の振り返りをする(分析)

→感染症の抑え込みとしては一定の効果が出たが経済に悪影響が出て、それに対する対処が遅れた。特に弱い立場の個人への対処はうまくいかなかったのではないか

・経済への悪影響と感染拡大の防止はある程度トレードオフなので、経済への悪影響を減らそうとすると感染拡大のリスクが高まるかもしれないことに触れる(新しい見方)
 


・感染拡大のリスクをある程度抑えつつ、悪影響を最小化するためにできることは何か(示唆)

→小規模事業主や失業者向けの迅速な対処。貸付でもいいので、とにかく迅速で手続きが簡便であること

・小規模事業主や失業者は情報感度が高くない可能性がある、マーケティングももっとすべきだと指摘する(新しい見方)

etc.
 

貢献する意見発信で重要となる要素

 

質の高い発言ができるかを決める最大の要素は、「そもそも、この問題をひとりで解いた時に、どれだけ質の高い検討と示唆出しができるか」ということです。



ひとりで何かしらの答えを出せない人が、複数人で答えを出す活動に貢献できることはありません。


これはグループディスカッションだけでなく実社会でもいえることです。



実際のグループディスカッションでは、自分が考えたロジックや答えとチームのそれが同じになる必要はありません。


チームの議論に肉付けをするイメージで発言していくのが大切です



問題解決や論理的思考については無数の本がありますが、『イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」』は、決定版と呼べるもののひとつです。

 


就職後も何度でも読み返す価値がある本なので、ぜひ読んでみてください。


 

生存するためのグループディスカッション対策は決して難しくない

 

グループディスカッションで生き残るには他人の邪魔をしないようにしながら、質の高い発言をしましょう。

 

ここを押さえて適切に振る舞えば、私のように協調性がないうえにプライドが高く、グループディスカッションが苦手な人間であっても大丈夫でも、かなりの確率でグループディスカッションを生き延びることができます。


 

グループディスカッションを突破すれば、グループディスカッションに比べて遥かにランダム性が少ない面接が中心となりますので、頑張ってグループディスカッションを生き残りましょう。

 

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この記事を書いた人
投稿者

かねどー

一橋大学卒業後、外資系戦略コンサルタントやスタートアップCFO、IT企業の経営企画等を経験。
「外資就活ドットコム」の初代インターンでもあり、在学時よりブログやSNSで学生向けの情報を発信している。

副業でカフェバーを立ち上げ社長兼店長にもなったが、コロナウイルス騒動により1年で店をたたむ。
最近の趣味は料理とブラジリアン柔術。