

22卒はいつから就活するといい?21卒と変わること
こんにちは、東洋大3年の−です。 みなさん、就職活動は順調ですか? おそらく多くの人が、22卒の就活は厳しくなると感じて動き出しているのではと思います。
作成日:2020年06月01日 更新日:2020年10月18日
ざっくり言うと
- 22卒の就活はコロナの影響による採用減で厳しくなると予想
- 22卒の日東駒専〜GMARCHの学生は就活でどう対応するべき?考えるべきは「最悪の事態」
- 最低でも50社エントリーして不景気に耐えられるリスクヘッジをしよう!
今週開催のイベント
金曜日2021年01月22日 | 土曜日2021年01月23日 | 日曜日2021年01月24日 | 月曜日2021年01月25日 | 火曜日2021年01月26日 | 水曜日2021年01月27日 | 木曜日2021年01月28日 |
---|---|---|---|---|---|---|
開催イベントはありません | 開催イベントはありません | 開催イベントはありません | 開催イベントはありません | 開催イベントはありません |
恐らく「22卒の就活はかなり厳しくなる」ことは避けられないでしょう。
新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの業界や企業へのダメージが深刻化しています。
簡単にいえば、「21卒以前の学生と同じ就活をしていたらダメ」ということです。
「じゃあどうすればいいんだよ!終わったじゃん!」
ここまで読んでそう思った人もいるでしょう。
確かに22卒の就活が一筋縄でいかないことはわかっています。
ですが、この時期に「ヤバイ」と思えたなら、何かしら対策できると思いませんか?
本記事では、そんなみなさんが現状を理解して行動を起こせるようになるためのノウハウをご紹介します。
まずは現状を理解するところからはじめましょう。
『特別選考会イベント』
・6業界分析/企業理解
・本選考を見据えたグループワーク対策
・参加学生3人に1人が早期内定の実績あり
・他にない「精密個別フィードバック」付
・人事が見たリアルな評価を数値で可視化
詳しくはこちら新型コロナの影響による採用カット
「22卒の就活がどうなるか」の前に、現在就活真っ最中の21卒がコロナウィルスによってどのような影響を受けているのか見てみましょう。
株式会社ディスコ(2020年4月発行)の調査によると、新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響は以下のような結果になっています。(※1)
・かなり影響がある 46.3%
・やや影響がある 42.2%
・あまり影響はない 7.8%
・ほとんど影響はない 3.7%
この結果を見ると、約8割以上の企業に影響が出ていることが明らかです。
感染防止のために人と物の動きが止まり、経済活動が停滞状況に陥っています。
さらに、この状況がいつまで続くのかというのもまったく不透明。
これが、就活中の21卒が置かれている現状です。
さて、22卒の就活はどうなるのでしょうか。
以下では、22卒向けにどのような業界に深刻なダメージが出るのか分析していこうと思います。
ディスコが2018年1月に「1月1日時点の就職意識および就職活動の準備状況に関する調査」を実施した結果、全体における志望業界の上位20位が以下の通りです。
志望業界上位20(※2)
1.情報・インターネットサービス
2.銀行
3.コンサルタント
4.電子・電気
5.素材・化学
情報処理・ソフトウェア・ゲームソフト
7.官公庁・団体
8.医薬品・医療関連・化粧品
9.水産・食品
10.運輸・倉庫
11.マスコミ
12.商社(総合)
13.建設・住宅・不動産
14.自動車・輸送用機器
15.エネルギー
16.保険
17.通信関連
18.精密機器・医療用機器
19.商社(専門)
20.機械・プラントエンジニアリング
赤で記した業界が、今回のコロナウィルスによるダメージを大きく受けていると筆者は考えています。
上記にランクインしていないものの、旅行・ホテル・旅館・観光業界も大打撃を受けています。
対人で行うサービス業のほとんどが大きなダメージを受けているということは、頭に入れておくとよいでしょう。
医療関係については一見すると需要が増えているように見えますが、かなり厳しい状況といえます。
院内で感染者が確認された場合、今後の事業継続にも大きな障害となるでしょう。
今後しばらくは、自らの健康に細心の注意を払いながら勤務することになります。
この状況を踏まえると、これから医療関係に就職しようという新たな人材が減る可能性もあるでしょう。
エネルギー業界については、今、世界では原油や石油など資源の価格が大幅に下がっています。
この影響から、石油やガスを取り扱う業界はもちろん、石油・ガス事業を行っている総合商社もダメージを受けています。
ここで理解して欲しいのが、直接は関与していないように見えても、間接的に関与しているケースはあるということ。
すでに自分の志望業界が定まっている方も、この機会に志望業界が影響を受けているのかどうか調べてみてください。
(※1)出典:株式会社ディスコ キャリタスリサーチ|【緊急企業調査】新型コロナウイルス感染拡大による採用活動への影響
(※2)出典:マイナビニュース 「 2019年就活、志望業界1位は? 」より
日東駒専〜GMARCHの学生はどう対応すべきか
ここまで、新型コロナウィルスが及ぼす採用への影響と、影響を受けている業界についてご紹介してきました。
せっかく状況がわかっても、その情報をうまく活かしていかなければ意味がありませんよね。
というわけで、この章ではどのような行動を起こしていけばよいのかを説明していきたいと思います。
エントリー社数を50〜70に増やす
では早速、ここ最近のエントリー状況について確認してみましょう。
ディスコが行った、2020年春に卒業した大学生・大学院生1,200人を対象としたアンケート結果は以下の通りです。(※3)(※4)
ひとり当たりのエントリー社数(2019年5月1日時点)→平均27.2社
これが全国的な平均のエントリー数です。
多いと思うか少ないと思うか、感じ方は人それぞれですが、22卒はこのエントリー数では厳しいと思われます。
現在の新型コロナウィルスの影響は、リーマンショック時よりも経済的な影響が出るといわれています。
2009年の有効求人倍率は2.14だったのに対し、翌年の2010年の有効求人倍率は 1.62まで下降。
データを見る限り、就職活動において影響が出ているのは次の年だということが理解できます。
この結果を受け、平均エントリー数が約25社だとしたら、最低でも倍の50社は受けるべきだと筆者は考えています。
さらに、50社以上受けるということは自分が志望していない業界にもエントリーすることが重要になるでしょう。
そのためにも、幅広い業界研究・企業研究が必要です。
(※3)参考:ディスコキャリタスリサーチ|2020年卒Vol.07 5月 1 日時点の就職活動調査
(※4)参考:NHK|大学生とつくる就活応援ニュースゼミ「エントリー社数ことしは少なめ?」
財務諸表を読めるようになって安定した企業選定をする
財務諸表とは、決算までの 1年間の経営成績や財政状態を明らかにするためにまとめた計算書のことです。
なかでも重要になるのが、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の財務三表です。
財務諸表を読み取ることで、さまざまな要因で変動する企業の収益・費用・利益などを分析できるようになります。
そのため、財務諸表を読めるようになるということは、その企業の経営状況がどうなっているのかを分析でき、安定した企業選定につながるのです。
財務諸表を読み取る力があるかないかで、受ける企業がかなり変わってくると思います。
有価証券報告書では、企業・事業の概況をはじめ、財務諸表など、企業の分析に重要な情報が記載されているのでチェックしてみるといいでしょう。(※5)
ぜひ、この機会に財務諸表の読み方を習得して、よりよい企業選定をしてみてください。
(※5)参考:金融庁|金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム
おわりに
今回は、新型コロナウィルスの影響で大打撃を受ける業界と、22卒の学生がどのような対策をしていくべきなのかについてご紹介しました。
22卒の就活は、過去にも大きな問題となった「就活氷河期」の状態になるのではないかともいわれています。
今、自分ができる最善の対策をしていくことが、22卒の厳しい就活を乗り越えるための近道なのではないでしょうか。
編集部よりお知らせ:ジョブトラアカデミーとは
ジョブトラアカデミーは、日本最大級の就活情報を提供しているリアライブがお届けする、就活情報サイトです!
ジョブトラアカデミーに登録すると、
・誰よりも早く内定が手に入るイベントへの招待状が届く!
・記事執筆者であり、『確実内定』の著者でもあるトイアンナさんを始めとする、会員限定の就活集中対策ゼミに参加できる!
・ジョブトラアカデミーで内定を得た約5万人のOB・OGが残した、一発逆転就活ストーリー(体験談)が分かる!
・無い内定から複数内定ホルダーへ一発逆転できる就活体験談・コラムが大量に読める!
最短距離で内定へ近づきたい方は、ぜひこのタイミングでご登録ください。
他のオススメ就活対策記事