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「カッコいい仕事は給料が安い」けど、それでも安月給でお前は働きたいか?

みなさん、カッコいい仕事に就きたいと本音のところでは思ってますよね?しかし、本稿ではそんな「カッコよさ」に惹かれるみなさんに警句を発しましょう。 本稿のメッセージはひとつ カッコいい仕事は、給料が安い ということです。

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作成日:2020年06月27日  更新日:2020年07月28日

ざっくり言うと

  • カッコいい仕事に応募が集中する。それは就活の必然です。
  • ですが、カッコいい仕事は給料が安い。中世からそれは変わりません。
  • 就活で大切なことは、カッコよさより実を取ること!

就活生のみなさん、こんにちは!今日も元気に就活について思いをはせていますか?

 

業界研究にいそしんでますか?

 

自己分析に頭を抱えていますか?

 

TOEICの勉強に苦しんでますか?


 

俺も苦しんだ。もっと苦しめ。


 

さて、就活というものは基本的に

 

受ける企業を選ぶ → 採用プロセスをくぐり抜ける → 内定

 

というプロセスで進みます。
 

つまり採用プロセスをくぐり抜ける努力も重要なのですが

 

「どの企業(業界)を受けるか?」という意思決定も、

 

採用プロセスに臨むのと同じくらい重要だということは認識すべきでしょう。

 

やりがい、ワークライフバランス、給与、勤務地、キャリア形成などなど、色々な面を吟味しつつ志望業界を選択しているとは思いますが、誰しも気にしてるくせに表だっては語られないファクターが存在します。

 

それは「カッコよさ」です。

 

ぶっちゃけましょう。

 

みなさん、カッコいい仕事に就きたいと本音のところでは思ってますよね?
 

友達に自慢できる、女の子にモテる、両親が喜ぶ、後輩にデカい顔できる、

 

カッコいい仕事に憧れる理由は、もちろん色々あるでしょう。

 

しかし「カッコよさ」はいつの時代も人間の心を強く惹きつけてきました。

 

同じ労働条件ならカッコいい仕事を選びたいと思うのが人情というものです。


 

しかし、本稿ではそんな「カッコよさ」に惹かれるみなさんに警句を発しましょう。

 

本稿のメッセージはひとつ

 

カッコいい仕事は、給料が安い

 

ということです。


 

就活で大切なことがわかる、中世ヨーロッパの例

中世ヨーロッパの城壁都市では、「水運び」「糞運び」という二種類の仕事が存在しました。

 

城壁に囲まれた街の中では、水は壁の外の川や井戸から汲む必要がありますし、壁内で生み出される排泄物も、当然壁の外に出さなければいけません。

 

桶に水を入れて、川から街へ運ぶ。

 

桶に糞を入れて、街から畑に運ぶ。

 

水運びと糞運びの仕事は、どこからどう見ても全く同じでした。

 

必要とされる技能も、能力も、業務内容も、ほとんど同じと言っても過言ではありません。

 

しかし驚くべきことに、糞運びの日給は、水運びの3倍以上もあったのです。

 

3倍の報酬を出しても人が集まらない街もあったと言います。

 

あまりにも人が集まらないので、時の領主たちは様々な福利厚生を糞運びたちに与えました。

 

基本的な経済学を学んだことがある方なら、モノの値段は需要供給によって決定されることをごぞんじでしょう。

 

城壁都市の水運びと糞運びは、需要という意味では全く同じだけの需要がありました。

 

人間は毎日水を飲みますし、毎日トイレに行きます。

 

しかし労働力の供給にあまりにも差があったため、モノの値段(人件費)が3倍以上も違ってきたのです。
 

この法則は中世から数百年が経過した2020年の現代社会でも変わりません。

 

不人気の仕事は、給与が高くなる傾向がある。

 

浄化槽管理士や産業廃棄物処理の仕事は、今なお同じような産業の仕事より、給与が高い傾向にあります。

 

不人気の仕事は、給与が高くなる。

 

ということはつまり、人気の仕事なら、どうなるのでしょう。
 

就活で大切なこと…超人気企業は給料が安い

ここ10年以上、文系総合職の人気企業ランキングを常に独走する超人気企業が存在します。

 

その名もJTBグループ。

 

旅行代理店として航空機の予約や宿泊施設の手配やツアーの企画を立てたりする会社です。


 

確かに旅行代理店は、カッコいい仕事です。

 

国際的だし、語学が活かせそうだし、華やかだし、なんとなく、友達にも自慢できる気がします。

 

海外旅行も行きやすそうです。
 

そんなJTBグループですが、就職難易度の割に給与が低いことでも有名です。

 

口コミサイトによれば、JTBの平均年収は450万円ほど。

 

日本人の平均年収が440万円程度ですから、平均よりちょっとだけ上、という感じでしょう。

 

人気企業ランキングの1位にしては、かなりささやかな年収額と言わざるを得ません。
 

これはJTBに限った話ではありません。

 

旅行・観光産業は、就活生の人気が極めて高いにも関わらず、業界全体の給与水準があまり高くないことで有名です。

 

業種別年収ランキングによれば、旅行・観光産業は全108業種中40位。極めて就活生人気が高く、つまり就職難易度が高いことを鑑みると、おせじにも高い位置を占めているとは言えないでしょう。

 

なぜ旅行産業は就活生人気が高いのに給与水準が低いのか。

 

これは考え方が逆で、就活生人気が高いからこそ給与水準が低いというのが正しい理屈なのです。

 

需要と供給によってモノの値段は決まる。

 

人気の仕事であればあるほど、給与は低くなるのが経済の仕組みです。

 

もちろん、仕事における「カッコよさ」は、人生の幸福度を決める上で、ともすると重要な指標のひとつかもしれません。

 

カッコいい仕事をしているからこそ、そんな自分に誇りを持てる。

 

そうした在り方を筆者は否定しません。しかしやはり、生きるにはカネが必要というのもまたひとつの真実。

 

ここから先は個々人の価値観の話になりますが、自分が何を重視して企業を選ぶのか、就活生の時点で熟慮しておくべきでしょう。
 

就活で大切なこと……金が欲しけりゃ、地味な産業を狙え!

ちなみに筆者の圧倒的おススメは、地味な産業を狙うことです。

 

これを読んでいる学生のみなさんには申し訳ないですが、基本的に学生と言うのは視野が狭く、世の中のことをほとんどわかっていません。

 

旅行業界のような、目に見えて華やかな企業が過度な人気を集めてしまうことからもそれはわかります。

 

世間知らずな大多数の学生が気づいていないような、地味だけど、本当に社会の役に立っている企業。

 

そういう所を血眼で探すことをおすすめします。


 

そういう「いぶし銀」の会社は、確かにカッコよさという面では人気ランキングの上位には劣るかもしれませんが、長期的な働きやすさや、ワークライフバランスを支える仕組みが整っていることが多いです。

 

30代40代になったとき、本当に安心して人生を歩めるのは、華やかな業界よりむしろそのような地味な産業のことが多いと言えます。

 

もちろん、どんな企業を選ぶかは就活生それぞれの価値観次第です。

 

100万人の就活生がいれば、100万通りの価値観がある。
 

しかし、これだけは覚えておいてください。

 

労働市場における人件費は、市場メカニズムによって決定する。

 

需要と供給によって給与が定まる以上、人気の仕事は給与が低くなり、不人気の仕事は給与が高くなる。

 

どんな価値観を選ぶかは、みなさん次第。

 

悔いのない選択ができることを祈ります。

 

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この記事を書いた人
投稿者

小山晃弘

フリーのWEB企画屋。
過去作に「年収偏差値チェッカー」「メンヘラ.jp」など。
現在は主に「note」で執筆活動中。狂人。

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