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団塊世代のクソバイスを信じるな

大学の総長などもこの世代に占められている率が高く、ぶっちゃけた話、彼らは若者の人生の生殺与奪を握っていると言っても過言ではない。団塊世代は、未だ日本の権力の中枢であり続けている。

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作成日:2020年09月24日  更新日:2020年10月19日

ざっくり言うと

  • 経済界で強い影響力を持つ団塊世代は若者に対して非常に厳しい
  • 戦後生まれで上の世代から甘やかされてきた団塊世代は批判された経験がほとんどない
  • 団塊世代の言葉は「甘やかされた世代」ならではの冷たさや傲慢さがある。気にすることはない

 

経済界において未だ巨大な勢力を保っている団塊の世代

 

戦後ベビーブームの時代に生まれた彼らは、大体現在70~75歳ということで、大企業の会長職などを占めていることが多い。

 

現在の経団連会長である中西宏明氏も団塊世代だ。

 

日本の経済界において大きな影響力を持つ彼らは、採用をはじめとする企業人事(つまり就活)や、社会教育の方針決定においても強い影響力を持っている。

 

大学の総長などもこの世代に占められている率が高く、ぶっちゃけた話、彼らは若者の人生の生殺与奪を握っていると言っても過言ではない。

 

団塊世代は、未だ日本の権力の中枢であり続けている。

 

若者に冷たい団塊世代

そんな絶大な権力を持つ団塊世代だが、彼らの若者へのまなざしは一般的に言って極めて冷たい。

 

現在就活の真っ只中にいる1995-2000年あたりの世代は「さとり世代」「つくし世代」などと言われているが、典型的な若者論の主張は

 

「協調性がなく、チャレンジ精神が乏しく、スマホとSNS中毒で、エネルギーや生命力に欠けていて、真面目なだけでなんの面白味もない世代」

 

という感じだ。

 

若者は常に上の世代からズタボロに言われているが、団塊世代の若者への視線はより一層厳しい。

 

団塊世代による若者への冷たいまなざし。

 

これを表す最近の出来事としては、経団連が発表した2021年卒以降の学生に対する「就活ルール」の廃止があるかもしれない。

 

経団連が定めた「就活ルール」は、長年に渡り就活の過剰な早期化や過激化を抑える役割を担ってきたが、撤廃により以後その恩恵がなくなることはほぼ確実だ。

 

今後の就活生はより早期から就活を始めることを余儀なくされるだろう。

 

それは大学生活のより多く、大半を就活に捧げることを余儀なくされるということでもある。

 

もちろん「就活ルール」の廃止は経済的な事由が大きい。

 

一括採用・終身雇用というシステムをより後退させ、通年採用によるフレキシブルな労働契約(使い捨て労働者とも言う)を増やしたいというのは2000年以降のトレンドであり、それを踏襲しているに過ぎないとも言える。

 

しかしその背後には「若者の人生なんてどうなったって良い」「弱肉強食で淘汰されるべきだ」という団塊世代の若者蔑視が隠されてはいなかったか。

 

団塊世代の多くは素朴な新自由主義を内面化しており、流動化・二極化・貧困化が進む若い世代の苦境には冷淡であり続けている。

 

しかしなぜ、団塊世代はこうも若者に厳しいのだろう?

 

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甘やかされた団塊世代

ここまでの文章を読んで「でも若者叩きなんていつの時代もあったんじゃない?」と思われた方もいるかもしれない。

 

確かに「新人類」「キレる17歳世代」などと、若者世代は常に揶揄の対象であり続けた。

 

過去の時代と同じく、今の時代もそれが続いているだけだと考えることは、確かに一理ある考え方だ。

 

しかし、「若者叩き」が唯一ほとんど行われなかった世代がある。

それこそが、何を隠そう団塊の世代だ。

彼らは徹底的に、上の世代から保護され、守られ、可愛がられる世代だった。

 

なぜそのようなことが起こったのだろう?その理由は、日本の敗戦にある。

 

第二次世界大戦の終結により、戦前・戦中世代は一億総懺悔と呼ばれる自己否定・自己批判の時代を経験した。

 

戦前の日本社会の全ての価値観は否定され、新たな価値観をゼロから築くことが求められた。

 

その時代において日本の新しい価値観を担うものとして期待されたのが戦後に生まれた子どもたち、そう団塊世代だった。

 

団塊世代による学生運動が、なぜあれほど過激化しながらも温情により見逃され厳しく取り締まられなかったのか。

 

それは、戦前・戦中世代の自己否定的な傾向と、新たな時代の希望として団塊世代の若者たちが守られ続けたことが背景にある。

 

今の若者世代からはほとんど考えられないほどの破壊行為を繰り返しながらも、逮捕・収監された運動家はほんのごく一握りだった。

 

いわば、団塊世代とは甘やかされた世代だったのだ。

 

上の世代から批判され、押し付けられるという経験を、彼らはほとんど積んだことがない。

 

これは「若者に冷たい老人」となった団塊世代の今を考える上で重要な補助線となる。

 

過酷な時代を生きる若者は、胸を張れ

大人たちから甘やかされ、戦前・戦中世代が築いた高度経済成長期に乗って順調にキャリアと資産と権力基盤を築いていった団塊世代も今や老人。

 

そろそろ「守られる側」から「守る側」にシフトチェンジしても良さそうなものだが、彼らは一向に「守られる側」であることをやめようとしない。

 

自分たちの幸福な老後を守るため世代間格差を温存し、貧困層の若者を介護要員として使役しながら、苦しい立場に立たされ続ける若者の苦境に目もくれない。

 

上の世代と時代に甘やかされ、幼児がそのまま老人になったような団塊世代に、社会のリーダーとしての責任を負おうとする者はほとんどいない。

 

深刻なのは、戦後日本史の知識があまり重要視されなくなった結果、団塊世代がどのような半生を生きてきたかの知識が特に若い世代から失われつつあることだ。

 

良くも悪くも目上に反抗することをあまり良しとしない若者世代は、団塊老人たちの権威をそれほど疑わずに唯々諾々と彼らにいじめられ続けているように見える。

 

もちろん目上を敬うことは重要だし、権威と実績に敬意を払うことが間違っているわけではない。

 

しかし今日本の中枢を占める団塊世代が、極めて甘やかされた世代だったことは覚えておいた方が良い。

 

団塊世代の若者へのお説教──その全てが間違っているわけではないが、そこには「甘やかされた世代」ならではの若者への冷たさと傲慢さがある。

 

そのようなクソバイスで心を病む必要はない。

 

今の就活生は、団塊世代とは真逆の時代を生きている。

目上は守ってくれないし、景気動向も高度経済成長期とは比べ物にならないほど厳しい。

 

過酷な時代を生き抜く若者として、自分に誇りを持っていいのだ。

 

胸を張って生きよう。

今の若者には、その資格がある。

 

 

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この記事を書いた人
投稿者

小山晃弘

フリーのWEB企画屋。
過去作に「年収偏差値チェッカー」「メンヘラ.jp」など。
現在は主に「note」で執筆活動中。狂人。

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