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何故、就職活動が「とても良心的なクソデカいカジノ」に見えないのか

ああ、もうとにかくやる気が出ない。 この感覚は、極めて真っ当だと僕は思います。 今日はそんな僕やあなたのやる気を出す方法を考えていってみましょう。

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作成日:2020年10月02日  更新日:2020年11月11日

ざっくり言うと

  • 社会性エンジンを搭載した学生は、ごく自然に社会のレールに乗り情熱を燃やしていく
  • 社会性に抑圧された、自分のために頑張る「利己性エンジン」を取り戻せ
  • 自分の中にある本物の欲望を思い出して利己性エンジンを回していこう

 

就職活動にまるでやる気が出ない。

大体のところ、就職活動なんてのは「とにかくやりたくない」の山積みです。

 

おためごかしを並べて「上手な」エントリーシートを書くのも、説明会で見かける「貴重なお話ありがとうございます!~大学の…」のクソ茶番も、まして「面接の練習」なんて言われたら寒気がしちゃいますよね。

 

「面接」自体が茶番じみているのに、その茶番の練習をするわけですから。

 

ああ、もうとにかくやる気が出ない。

 

この感覚は、極めて真っ当だと僕は思います。

 

むしろ就職活動に意欲バリバリ、とにかく立派な社会人になりたい!そんな人をみると、僕自身なんともディストピアじみたものを感じてしまう。

 

今日はそんな僕やあなたのやる気を出す方法を考えていってみましょう。

 

社会性エンジンで飛んでいく人たち

「みんな頑張っているから、自分も頑張ろう」

こういった感覚が、みなさんにはありますか?

 

世の中には「社会性エンジン」とでも呼ぶべきものが搭載されている人たちがいます。

 

みんなと一緒に立派に卒業して、立派に就職し、立派な社会人になる。

「社会のレールにきちんと乗っていく」ことに、ごく自然な情熱を燃やせる人たちです。

 

いわゆる「優等生」というものにも近いですね。

 

こういう人たちは、もちろん就職活動に向いています。

 

彼らは、球技大会となれば泥まみれになってボールを追い、合唱コンクールとなれば高らかに歌い、陸上競技大会はクラスの順位を一つでも上げるべく必死に走り、文化祭ではクラスの絆を作り上げ、その延長として「当たり前に」就職活動を頑張るのです。

 

彼らにとって就職活動は全く茶番ではない、学校祭みたいに合唱コンクールみたいに茶番ではないのです。

 

素晴らしいですね、将来はイングソックを学び、ビッグブラザーと党を心から愛するのでしょう。

 

さて、問題はこの「社会性エンジン」が搭載されていないみなさま。

この文章にうっかり惹きつけられてしまったあなたのことです。

 

学校祭なんて一度も行ったことがないし、高校のイベントなんて陰鬱なものを思い出させるなと奥歯を噛んでいるあなたには、残念ながら「社会性エンジン」が搭載されていません。

 

「みんなと一緒に立派な社会人になりたい」と心から願うことが、あなたにはどうしても出来ないのです。

 

利己性エンジン

さて、「社会性エンジン」というのは「みんなでちゃんと立派な社会人になりたい」といったものですが、これには対を成す存在があり、「利己性エンジン」と僕は呼んでいます。

 

社会性エンジンが「みんなと一緒に」「社会をきちんとやる」といった、人間の外部にある社会性からモチベーションを引き出すエンジンだとすれば、この利己性エンジンはあなた自身の中からモチベーションを引き出すエンジンです。

 

日本社会は、「利己性」があまり良いものとみなされていません。

特に高校生くらいまではそうでしょう。

 

「俺は俺のために頑張る」利己性よりは「クラス一丸となって」的な社会性が優先されていたと思います。

 

その結果として「俺は俺のために頑張る」「利己性」は抑圧されてしまった。

 

実際、「俺は俺のために学歴を手に入れる」のような利己的モチベーションで受験勉強を頑張った人なんてほとんどいないでしょう。

 

日本の学生生活に「利己性エンジン」を手に入れる機会はほとんどないと言っても過言ではありません。

それどころかあなたはずっと抑圧されてきました。

 

だから「あなた自身のためにあなた自身が頑張る」そんな当たり前のことが出来なくなってしまったのです。

 

まずは、本当に大切なあなたの利己性を取り戻さなければいけません。

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就職活動はとても良心的なクソデカいカジノ

就職活動がクソ茶番に見えて全くやる気が出ない。

 

気持ちは痛いほどわかります。しかし、ちょっと考えてみてください。

就職活動ってめちゃくちゃ良心的なバクチじゃないですか?

 

負けても借金を背負ったり破産したりしませんし、そのくせ生涯賃金が億の単位で動くまさしく鉄火場です。

 

マンション麻雀どころの騒ぎではありません。

 

おまけに、参加費は本物のカジノに比べると激安とさえいえます。

若干アミューズメント感の不足はあるにしても。

 

合理的かつ利己的に考えると、就職活動を頑張らない理由は一つもないのです。

ワリのいいバクチに張らない理由は一つもない、当たり前のことですよね。

 

志望企業や将来やりたいことが定まっていないにしても、新卒のファーストキャリアというのはいうなれば社会的な位置エネルギーです。

 

とりあえず高い場所にいればいるほど、その先で何をするにも有利になる。

上から下に降りるのは簡単だが、その逆はとても難しい。

 

むしろ、将来何をやりたいのか未来が定まっていない学生ほど、就職活動を一生懸命やるメリットは大きいでしょう。

 

僕自身、新卒で入った大手金融機関の名刺を最大活用し数千万の出資を得て見事起業に成功し、破綻しました。

 

まぁ、僕の話はともかくとして、あなたがこの社会で欲望するものが何か一つでもあるのなら、就職活動は間違いなく張る価値のあるバクチなのです。

 

何せ、リターンに対して掛け金が安いんですから。

 

欲望を思い出せ、エンジンを燃やせ

「利己性エンジン」を回すには、本物の欲望が必要になります。

 

社会性エンジンで飛んでいるみなさんが大好きな「社会貢献したい」とかそういう意識高いペラッペラな代物ではケツも拭けません。

 

さあ、ここがあなたの正念場です。

 

あなたにも、欲しいものはきっとあるはずです。それは俗っぽいもので構いません。

 

「合コンで格好いい名刺」「いい感じの福利厚生」「高い給料」「社会ステータス」「後輩にイキれる内定」くらいまで意識下げちゃいましょう。

 

こういった欲望をあなたは「ダサイ」と感じるかもしれません。

それはあなたの中に僅かに残った「社会性エンジン」の残滓です。

 

そんな何の役にも立たないものは捨ててしまいましょう。

そして、自分が本当に欲しいものについて考えましょう。

 

くれぐれも意識を高くしてはいけません、意識を上げるとそこには社会が忍び込んできます。

「利己」に対して「社会」は不純物、燃えが悪くなってしまいます。

 

志望企業や将来の目標がある方は別ですが、それ以外のみなさんから出て来る「欲望」はどう引っ張りだしても上記のような俗っぽいものになったと思います。

 

それが大事なのです。

 

あなたの中にある欲望の炎に気づいてあげてください。

 

すると、「クソ茶番みたいな就職活動」が消滅し、「大金を賭けたワリのいいバクチ」という本質が見えて来ます。

 

ここまで来ればあなたの足はもう一度動き出すでしょう。

 

ES(エントリーシート)、面接、グループディスカッション、立ち並ぶ茶番たちにまとめてスリーセブンを揃えてやろうという気にもなってきます。

 

社会性エンジンを搭載した人は意識の高い燃料でもそれなりに飛べるようですが、利己性エンジンしか搭載していない人にとって、意識の高さは敵です。

 

それは、あなたの本質的な欲望を薄めてしまいます。

あなたはあなたの欲望を、利己性を、全て肯定していいのです。

 

さて、僕は「金が欲しい」と額に焼き印されたゴリラがウホウホ走り回る不動産業界の人間です。そんな僕から若いみなさんにアドバイスさせてください。

 

意識の高い格好いい目標を掲げる若者は大体1年くらいでいなくなりますが(不動産業界のブルシットジョブを取り払ってIT化したい!)、「金が欲しい」みたいな欲望をしっかり持っている奴は、わりと生き残ります。

 

あなたがあなたのために頑張る「利己」を取り戻しましょう。

 

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この記事を書いた人

1985年生まれ。診断はADHD(注意欠如・多動症)の発達障害者。
幼少期から社会適応ができず、紆余曲折を経て早稲田大学を卒業後、金融機関に就職。
まったく仕事ができず逃走した後、一発逆転を狙って起業。
一時は調子に乗るも大失敗し、借金玉となる。
現在は営業マンとして働きつつプレイボーイ誌連載など文筆業を中心に活動。
著書に『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』。
ブログ:発達障害就労日誌