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面接では口に出せない、年収が数百万円変わる就職と転職の小話

この記事は、面接になれば志望動機やキャリアプランを流暢に話してみるものの、内心では「よくわからないけど、良さげなので外資/投資銀行/コンサル/商社/大手」のような、面接官に話せない雑なキャリアプランしか持たないみなさんに向けて書いています。

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作成日:2020年10月19日  更新日:2020年11月13日

ざっくり言うと

  • 「新卒カード」は大事に使え。できれば大手や外資など、新卒以外で入りにくいブランド企業を選べ
  • 年収を引き上げられるタイミングを意識して、錯覚資産を換金しろ
  • 職務経歴書の外面を整えれば機会がやってきて、機会が内面を成長させる

 

こんにちは。かねどーです。

みなさん、キャリアプラン考えてますか。

 

自信満々に「はい!」という読者の皆さんは、もしかしたらこの記事を読む必要がないのかもしれません。

 

この記事は当時の私のように、面接になれば志望動機やキャリアプランを流暢に話してみるものの、内心では「よくわからないけど、とりあえず良さげなので外資/投資銀行/コンサル/商社/大手」のような、面接官に話せない雑なキャリアプランしか持たないみなさんに向けて書いています。

 

人材市場には、人事担当者やリクルーターが口に出さない法則がたくさんあります。

 

たとえ皆さんが雑なキャリアプランしか持たないとしても、そうした法則を考慮しておくと大きなメリットを取れることがあります。

 

具体的には同じ能力と職務経歴でも転職の順番がひとつ入れ替わるだけで、年収が数百万円変わることもあるでしょう。

 

本日はそのような話をしていきます。

 

特に新卒の就活で業界や会社を決めかねている方、複数社に内定して決め手を探せないでいる方に有益な記事だと思いますので、読んでみてください。

 

※なお、この記事では知るべきことをストレートに伝えるために、物事の細部を捨象しております。

 

内容は大まかな傾向として事実だと思いますが、個別事例では当てはまらない場合も多々あることにご留意ください。

 

新卒カードはいまだ強力

私が学生の頃に「新卒カード」という言葉が流行りました。

意味合いとしては、「新卒」として就職活動をするための切符とでも呼びましょうか。

 

その後、中途採用や通年採用の拡大によって以前ほどはこの言葉を聞かなくなりましたが、新卒カードはいまだ非常に強力です。

 

ほとんどの人にとって新卒就活は、日系大手企業や外資系企業(雑に「ブランド企業」と括ります)に入る最初で最後のチャンスです。

 

ブランド企業の中途採用では目に見える実績や専門性、海外MBA(ビジネススクール修士号)等がある人しか採用されませんし、就職後にそうしたアピールポイントを得られる人はごく一部です。

 

新卒でブランド企業に入れた人でも得られないことの方が多いでしょう。

 

何物にもなれない人であっても、新卒カードによってその年だけはブランド企業に滑り込むことができます。

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 1回滑り込んでしまえば、優秀な人とみなされる

また1回でもブランド企業に入ると、その後の在籍期間や業務内容、評価その他によらず、その後の転職活動で一目置かれるようになります。

 

書類選考で落とされる可能性が下がり、面接では多くのことを聞かれるようになり、選考中も受けている会社内で「元xxxの人」として話題にのぼります。

 

これには幾つかの要因がありますが、1つは「スクリーニング」や「シグナリング」という経済学の考え方で説明できます。

 

特に多くの学生が応募するブランド企業では、新卒就活でそれなりに厳しい選別(スクリーニング)を行っています。

 

その選別に合格した人であれば、他の会社から見ても必要な能力を持つ可能性が高いので(シグナリング)、とりあえず話を聞いてみようかとなるわけです。

 

特に小さい企業は採用にかけられるコストや時間がありませんので、実力主義を標榜しながらも実際はこうしたブランドを重視します。

 

もちろん選考の全てを経歴で押し通すことはできませんが、何かしらの営業経験がある方なら、「とりあえず話を聞いてもらえる」ことの強みがわかることでしょう。

 

経歴にブランド企業を入れておくことは、その後のキャリア上で大きなメリットがあります(特に新卒での経歴は効果大です)。

 

「高収入経験」で、転職市場の値付けをハックしろ

転職で入社する皆さんの給料はどのように決まるのでしょうか。

ぶっちゃけ多くのケースにおいて、結構適当です。

 

会社側に「このグレード/階級の人はこのくらいの仕事を担い、給与レンジがこれ位」という相場感と、「今回はここを担う人が欲しいので、想定グレード/階級はこれ位」という募集要項があり、人材市場から当てはまりそうな人を探します。

 

いい人が見つかったら、給与レンジにおさまるようにオファーを出します。

 

転職者がどのくらいの給与を提示されるかは、能力の正確で客観的な測定が難しいという制約上、転職者の能力よりも現在の給与に引っ張られます。

 

相当募集要項が具体的であったり経営陣クラスの募集だったりしない限り、現給与のちょっと下~ちょっと上でオファーが来ることが多いです。

 

これが意味することは「一度高い給料で就業すると次以降もそのくらいの給料で転職できる可能性が高く、逆にどれだけ能力があっても低い給料で働いていると、次以降も低い給与を提示される可能性が高い」ということです。

 

上記のような総論がある中、比較的レンジから外れて高い給与を提示してくれることがあるのは、①外資系企業(単純に給与テーブルが高め)と、②立ち上げ~成長期のベンチャーが当該ポジションを切望している場合の2パターンです。

 

こうした条件に当てはまるオファーはブランド企業のオファーと同様、その後を考えても積極的に受けていいと思います。

 

応用編で、ブランド企業で年収600万の人をベンチャーが年収800万で採用すること(②のケース)は時折ありますが、反対はほぼありません。

 

なので、ベンチャー⇒ブランド企業⇒次の転職先、という順番で転職すると3社目の年収レンジは600万近辺になりますが、ブランド企業⇒ベンチャー⇒次の転職先、という順番で転職するとあら不思議、3社目の年収レンジが800万円になります。

 

以上を視野に入れると、新卒就活は中途からでも入れる(むしろ中途が得になることがある)ベンチャーではなく、新卒でないと入れないブランド企業を狙うことにメリットがあります。

 

就職先は内容や年収だけでなく「錯覚資産」込みで選べ

どういう会社にどういう順番で入るかによって、その後の待遇が大きく変わる場合があることを説明してきました。

 

これはズルをしているわけではなく、自分の履歴書や年収が人からどう見られるかを意識して、自分に有利なようにコントロールしているわけです。

 

私が好きな下記の本では、相手が自分にとって有利な錯覚をしてくれるための材料を「錯覚資産」と呼んでいます。

 

就職や転職においてはそこでどのような年収や待遇が得られるかだけでなく、どのような錯覚資産が得られるかも意識して選ぶと、長期的にメリットがあるでしょう。

 

例えば今の会社よりも少し小さな規模の会社で「CxO」とか「xx部長」という肩書を得ることも有効だと思います。

 

キャリア形成と並行して、積極的に錯覚資産形成をしていきましょう。

 

[書籍リンク:人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている]

 

35歳までに、中身でも戦えるようになれ

ここまで書いてきたことは全てが「見られ方」の話で、実力の話ではありません。

 

転職市場で専門性や経験値のような実力が厳しく問われるようになるのは、大体35歳前後、役職付きのオファーが増えるあたりだと思います。

 

その時までにはある程度の専門性を確立し、実力をつけておきたいところです。

 

実力をつけるためには、打席に立ち(良い機会に当たり)、経験を積むことが重要です。

 

打席に立てるかどうかを会社や運に任せてしまう人がいますが、この記事に書いてあるような話を有効活用すれば、打席に立つ機会を有意に増やすことができます。

 

そして、自分にとって少しチャレンジングな機会と対峙していると、おのずと実力や新しい機会が後からついてくるのです。

 

おわりに

就職や転職をする時に、やりたいことやライフスタイルはもちろん重要です。

 

この記事に書いているのはそういった観点と異なる話で、「自分の今の職場や次の転職は、実力をつける時なのか、錯覚資産を得る時なのか、錯覚資産を金に換える時なのか、一回休憩してプライベートに注力する時なのか」といった側面からキャリアを考えることです。

 

こうした考え方は人によっては全く必要ありませんし、人によっては人生を大きく豊かにするものであると思います。

 

明日から、自らのキャリア形成にもうひとつの軸を足してみませんか。

 

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この記事を書いた人
投稿者

かねどー

一橋大学卒業後、外資系戦略コンサルタントやスタートアップCFO、IT企業の経営企画等を経験。
「外資就活ドットコム」の初代インターンでもあり、在学時よりブログやSNSで学生向けの情報を発信している。

副業でカフェバーを立ち上げ社長兼店長にもなったが、コロナウイルス騒動により1年で店をたたむ。
最近の趣味は料理とブラジリアン柔術。

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