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たくましく生きるためのファイナンス分析① なぜファイナンスを学ぶのか

自分の人生をコントロールするためには自分を雇おうとする会社について知ることが必要であり、外から会社について知るためにはファイナンスの知識が不可欠です。この記事ではファイナンスがどれだけ皆さんに関係あることかをプレゼンしたいと思います。

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作成日:2020年11月30日  更新日:2020年12月25日

ざっくり言うと

  • 財務情報をみれば、会社の考え方や未来が大まかに予想できる
  • 「一流企業」と思っている中にも内実がガタガタの会社があり、ファイナンスの知識がないと、イメージに騙されてダメな企業に入ってしまう
  • 収入や幸福は、実力よりもいる場所で決まるが、いい場所を見極めるにはファイナンスの知識が必須

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こんにちは。かねどーです。

 

皆さんは就活で志望業界や企業を絞り込む時、会社の財務情報には目を通していますか。

 

おそらく9割方の人はやってないのではないでしょうか。

かくいう私も、就活生当時はやっていませんでした。

 

しかし、今になって考えると、皆さんが自分や家族の生活を大事にするのであれば、財務情報に目を通さないという選択肢はありません。

 

過去10年ほどの財務情報を丁寧に眺めれば、経営者が何を考えて経営してきたか、今後どのような方向に向かうか、また自分がその中でどのような立場になるかは、大まかに予想がつくためです。

 

自分の人生をコントロールするためには自分を雇おうとする会社について知ることが必要であり、外から会社について知るためにはファイナンスの知識が不可欠です。

 

この記事ではファイナンスの具体論に入る前に、ファイナンスがどれだけ皆さんに関係あることかをプレゼンしたいと思います。 

 

(なお、「ファイナンス」という言葉の範囲ですが、この記事では財務、すなわち会計と金融に関する知識を指すことにします)

 

はじめに:財務情報の取り方

会社によって、財務情報を取れる会社と取れない会社があります。

 

上場企業に関しては、証券取引所を通して多くの人が株式取引に参加するため、財務情報を公開することが義務付けられており、必ず財務情報を取得できます。

 

一方で、非上場企業は、例えばサントリーのような一部例外を除いて、財務情報をほぼ取得できないと思ってください。

 

取得できない会社がダメということは全くないですが、そういった会社はコンサルティングファームを除くと、多くは未上場のベンチャーです。

 

ベンチャーは、数年後にどうなっているかわからないという前提で、通常の会社と違う観点から自分にとっての良し悪しを見定める必要があります。

 

そのため、就活生がはじめて就職する会社としてはあまり適していないというのが私の考えです。

 

※新卒がベンチャーに就職することの是非や心構えは、こちらの記事にまとめたので読んでみてください。

 

上場企業の財務情報はwebサイト上で、「IR情報」「株主・投資家情報」と言ったところに置いてあります。

 

財務情報を見る際は、とりあえず業績ハイライト(数年間の売上や利益推移)を見て、もう少し詳しく知りたい時は通期の決算説明会資料を見るのが良いでしょう。

 

単年度の業績を見てもわかることはあまりありませんので、必ず数年分を推移でみるようにしてください。

 

また、有価証券報告書や決算短信は、深堀りが必要な時に読めば十分です。

 

利益が出ていない会社は、いつか必ず社員を犠牲にする

財務情報で最初に見るべき情報は過去数年の利益です。

 

財務的な観点から言えば、いい会社とは継続的に高い水準の利益が出ている会社のことで、他のすべての基準は二の次です。

 

指標としては当期純利益の絶対額の推移と、純利益率(当期純利益÷売上高)の推移を見るのがよいでしょう。

 

※あなたがベンチャー、もしくはそれに近い企業(上場数年以内等)以外の企業を志望している場合は評価軸が異なりますので、ここは今後どこかでご説明します。

 

利益が出ていない会社は株主から常にプレッシャーをかけられており、そのプレッシャーは長い目で見るとコストカット、極端な例ではリストラという形で現れます

 

社員は会社にとって収益を生み出す源泉であるとともに、人件費や福利厚生費という費用項目でもありますので、利益が出ていない会社で社員の「取り分」が増えていくことはありません。

 

利益の推移を具体的に見てみると、例えば三井不動産は安定・継続的に増益しており、利益率も高水準を維持している素晴らしい推移です(コロナショック下の進行期はまた事情が違うでしょうが)。

 

また、利益が出ていない場合も、将来に向けた投資を継続していることが分かる場合は期待できます。

 

サイバーエージェントは利益水準自体は高くないものの、投資キャッシュフロー広告宣伝費が高い水準で推移しており、将来の収益を伸ばすため継続的に先行投資していることがわかります。

 

会社の利益水準は会社が属する業界によって決まってくる面があり、IT/web業界で好待遇の案件がよく出てくるのは「そういう文化だから」ではなく、単純に利益水準の高い会社が多いからです。

 

一方で、ずるずると低水準の利益や赤字が続いている内実がガタガタの会社は、たとえ世間的な評価が高くてもおすすめできません。

 

そうした会社は、5年10年スパンで従業員にかけるコストを削る可能性が高く、比較的若いみなさんが割を食う可能性が高いです。

 

財務情報は、会社がやったこと・やらなかったことの帰結

 また財務情報を見ることで、経営者がどれだけ能動的に会社を経営しているかを推し量ることもできます。

 

例として、カルビーの長期推移を見ると、同社が過去10年間で売上を伸ばしてきただけでなく、利益率もどんどん向上させてきたことがわかります。

 

これは同社松本晃元社長が行った経営改革によるものです。

 

経営改革については少し調べてみれば多くの有益な記事が出てきますが、ここで重要なのは会社が行った様々な活動の帰結として、財務数値が出てくるということです。

 

たとえマーケットが縮小しているような業界でも、よく財務数値を比較してみると最大限の抵抗を試みている会社と、流れのままに衰退している会社があります。

 

後者の企業ではきっと、若手の革新的なアイデアが受け入れられることは少ないでしょう。

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前にこちらの記事で詳しく書きましたが、あなたの収入は実力よりも、あなたがどういう経緯でどういう会社にいるかで決まります。

 

儲かっている業界、儲かっている会社、これから儲かっていける会社を見極めてそこで成果を出せば、あなたの待遇もきっと満足いくものになるでしょう。

 

あなたの努力が正当に報われる場所を見つけるために、ファイナンスの勉強をしてみませんか。

 

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この記事を書いた人
投稿者

かねどー

一橋大学卒業後、外資系戦略コンサルタントやスタートアップCFO、IT企業の経営企画等を経験。
「外資就活ドットコム」の初代インターンでもあり、在学時よりブログやSNSで学生向けの情報を発信している。

副業でカフェバーを立ち上げ社長兼店長にもなったが、コロナウイルス騒動により1年で店をたたむ。
最近の趣味は料理とブラジリアン柔術。

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