

ビジネス書をたくさん読んでも時間の無駄 正しい読み方と精読の価値ある本たち
どの書店でもビジネス書の棚は新刊やオススメ書籍で溢れています。 就活生や若手社会人の中には、こうした本たちと、どう向き合っていいのかわからない方もいるのではないでしょうか。本日はビジネス書について、個人的に考えていることをお伝えします。
作成日:2021年01月28日 更新日:2021年02月17日
ざっくり言うと
- ビジネス書を沢山読んでも実力はつかないから時間を浪費するな
- 優れたビジネス書は共通言語であり、実務で躓いた時に戻ってくる参照点
- 「イシューからはじめよ」「問題解決プロフェッショナル」を血肉になるまで読み、専門知識を補足せよ
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こんにちは。かねどーです。
近頃書店に寄る機会が増えたのですが、どの書店でもビジネス書の棚は新刊やオススメ書籍で溢れています。
就活生や若手社会人の中には、こうした本たちと、どう向き合っていいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
本日はビジネス書について、個人的に考えていることをお伝えします。
ビジネス書を読み漁っても実力はつかない
ビジネス書を何十冊も読み漁り、感想をまとめてはブログに書き、同好の友とオススメのビジネス書を推薦しあう……時折、こんな活動をしている方を見かけます。
これは趣味としては悪くないですが、就活や仕事のための勉強としては時間の無駄なので、そのつもりだったら即刻やめた方がいいです。
また、他の人がやっているからといって焦る必要もまったくありません。
みなさんはサッカーが上手くなりたいと思った時、サッカーの入門書を5冊も10冊も読むでしょうか?
今週は入門書を3冊読んで感想をnoteにまとめるぞ!とかやるでしょうか?
サッカーの入門書を何冊も読むことや、サッカーの入門書を読んだ感想をまとめることに大した意味がないのは、想像に難くないでしょう。
サッカーが上手くなる人とは、1冊読んだらとりあえずボールを買って外で練習しながら、何度も読み返す人。
あるいは、サッカーを手取り足取り教えてくれる上手な先輩をいち早く見つける人です。
最良のビジネス書は、悩んだ時に何度でも戻って来られる本
一方で「ビジネス書なんて必要ない」「経営学なんて実際の経営では役に立たない」といった実践第一主義も、それはそれで悪い部分があります。
人は誰であっても、物事を受け取ったり理解したりする時に、多くのバイアス(偏見、偏向)がかかります。
また、過去の経験に頼ろうとしても、記憶力もまた不完全で偏りがあるものです。
それらを自覚せず自然のままにやった場合、同じ間違いや非効率、あるいは事故が繰り返されることでしょう。
良いビジネス書や経営学書をしっかり読んでおけば、実務でぶつかった事例を「これはAの実例だ」と理解できます。
そして、過去に行われた有効な対策を参照することや、他の人に相談することができるでしょう。
また、実務で失敗した時には「これは座学でやったパターンの失敗だ!」と気づくので、反省と改善が早くなります。
ごく少数の優れた書籍はビジネスの共通言語になり、また実務で躓いた時に戻ってくる参照点にもなるのです。
このレベルで読書経験を役立てるためには多くの本を乱読するのではなく、少数の本を何年も繰り返し、血肉になるまで読むことが肝要です。
『特別選考会イベント』
・早期内定選考ルート獲得
・本選考を見据えたグループワーク
・参加学生3人に1人が早期内定の実績あり
・一人ひとりに個別フィードバックを配布
・人事のリアルな目線で行動/言動を評価
詳しくはこちらビジネス書の分類と精読すべきビジネス書とは
ここからは、どのようなビジネス書が実力の養成につながりうるのかを説明します。
巷でビジネス書と呼ばれるものを大まかに分類すると、以下のようになります。
①思考法や問題解決法に関する本
②業界や専門知識に関する本、または学問としての経営学書
③仕事術・心構え・自己啓発等に関する本
④その他、ビジネスや経営に関連する読み物(ビジネス小説や伝記等)
各分類のビジネス書について、就活生や若手社会人の成長に寄与する読み方を考えるとすれば、以下となります。
①は最良のものを1-2冊、折に触れ何度も読み返す(数を読むのは不要または逆効果)
②は分野を絞って数冊拾い読みする
③④は不要(漫画と同じ枠。趣味で読んでもいいが勉強には含まない)
①思考法や問題解決法に関する本のオススメ
①に関して、私がオススメする名著は以下の2冊です
問題解決のために必要な思考法について徹底的に掘り下げた名著です。
なんならこれ1冊でいいんじゃないかな?位に私は思っています。
就活生や若手社会人の頃に読んでもピンとこない部分が多々あります。
しかし、実務や生活で壁にぶつかる中で数年に一度読み返すと、その度に経験と書籍の内容がリンクして、新たな発見があります。
今や言葉だけは誰が知るところになりつつある「ゼロベース思考」「MECE」「ロジックツリー」といった概念について、概要から実践まで書き尽くした本です。
ビジネスの共通言語として熟読しておくべきでしょう。
実は重要なことを言っているのは3章以降なのですが、経験値がたまるまではピンとこないです。
そのため、就活生は2章までを繰り返し読んで言葉を正しく理解すれば良いと思います。
②業界や専門知識に関する本、または学問としての経営学書のオススメ
②については業界や分野によって無数に良書があるので、別記事でテーマを絞って適宜紹介したいと思います。
例えば経済に関する本は、こちらの記事で紹介しました。
③④仕事術・心構え・自己啓発等に関する本、その他の読み物のオススメ
③④の本について色々言ってはおりますが、実際に熱量のある本を読んだことでモチベーションが上がり、読書以外の新しい行動や学習に繋がったのだとすれば非常に有意義です。
以下では、特に熱量のこもった、オススメの本を数冊紹介します。
ミスミグループの社長を勤め、コンサルタントとして多くの経営改革に携わった三枝匡氏渾身のビジネス小説です。
大学生でも読めて、とにかく熱い、面白い。
ビジネス小説を敬遠してきた人にも是非。
近年のヤフーが行った経営改革・組織改革について、丁寧な取材で明らかにした事例本。
「経営理念」「トップメッセージ」というものが単なるお題目でなく、極めて重要な実質であることがよくわかります。
ネガティブな発言を連発することで有名なダイソー前社長、矢野氏を取材した伝記です。
私が趣味でやっている小説執筆のために買ってきた本なのですが、「事実は小説より奇なり」を地で行く内容。創作で出したらリアリティがないとして没になるような話でした。
本がというか、社長の人生が最高に面白いので、是非。
ビジネス書を正しく読むことで、たくさんのものが得られる
いかがでしたでしょうか。
ビジネス書は付き合い方を間違えると時間の浪費になりますが、適切に触れることで成長の屋台骨になったり、心の支えになったりと様々な効果をもたらします。
読書週間をつけること、本とのかかわり方をもう一度考えることに、是非取り組んでみてください。
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