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国際協力機構JICA

国際協力に携われる!

国益になる支援を模索される姿勢を感じました。

2017.01.24

その他

企業名
国際協力機構JICA

ざっくり言うと

  • リーダーシップや問題処理能力が重要
  • JICAの役割や立ち位置を知ろう
  • やりたいことを明確に

OBOGの入社年度

2015年度入社

JICAの問題点はどのようなところだと思いますか?

外務省の言いなりにならず、もっと発言していくことが重要だと思います。予算が政府から来るため、予算の使途に関してどうしても制限があることがあるようです。国益によらず、長期的に途上国政府とや現地の人々と信頼関係を築いていくために、必要な支援であれば外務省に伝えて実施していくことが重要かなと思いました。
また、援助が対象者のためになっているのかを、きちんと成果として考えていくことが必要だと思います。今は、いろいろな評価方法があると思うので、それらを取り入れていくこと、振り返りを厳密に行っていくことが大切だと思います。
上で述べた制限もあるなかで、JICAに何ができるのかを、自分の専門性を高めたうえで検討していけるように勉強することも必要だと思いました。

JICAが今後力を入れていくことは何ですか?

今後、どんどん援助卒業国が増えていく中で、JICAは卒業国同士、途上国同士の学び合いの機会を作っていく役割が増えていくのではないかと思います。例えば、現在も行われているような、東南アジアの国々の学び合い(国際会議)の機会を作っていくのだと思います。
また、そうした援助卒業国のお金を使って、技術協力をしていくような取り組みも行われているようです。
所得が上がってきた国であれば、無償資金協力から有償資金揚力へと変わっていくので、有償資金協力の割合も高まっていくとのではないでしょうか。
直接事業と関係ないところでいうと、JICAが発行する債権、JICA債というのもできましたね。国民へ支援内容などを発信する機会になるのだと思います。

どんな力が求められていると思いますか?

リーダーシップや問題処理能力が求められていると思います。
リーダーシップでいうと、JICA職員は立場として、いろいろなアクターと関わり、調整をしていったり、考えをまとめていくような立場にあるので、どんな人とも上手くコミュニケーションをとって、まとめ上げていくリーダーシップは重要です。
問題処理能力でいうと、やはり文書を作る仕事が多いようなので、大量の文書を正確に読んで、重要な部分をピックアップして、というような処理能力です。そして、現地へいくと、想定外の問題がどんどん起こってくるので、そうした問題に対して、解答がない中で、時間の限られる状態で問題を解決していく力が求められると聞いています。
異文化の人々と一緒に仕事をするため、人に対する思いやりや、コミュニケーション能力は重要だと感じています。

選考について教えてください。

選考は、エントリーシート、小論文1回、面接3回です。
面接は、学生対面接官が、1次面接では1対1で、2次面接は1対2、最終面接は1対複数でした。
基本的に、エントリーシートも面接も、難しいことや突拍子もないことは聞かれません。志望理由や、なぜ外務省やコンサル、NGOではなくJICAなのかを徹底的に論理的に説明できればいいと思います。どれも国際協力に関わることができるので、JICA職員の立ち位置や役割を性格に知っておくことが重要だと思いました。
人物評価で、この人は何を感じられる人なのかを聞かれる質問が多いと思いました。
また、人生に何の興味を持って生きてきたのかを知れるような質問でした。
入ってから何をやりたいかも、OB/OG訪問などを通して明確にしておく必要があります。

感想

1つ1つの質問に、丁寧に答えていただき、非常に好感の持てるお人柄でした。やはり国際協力に携わる人だけに、金銭的な成果や、目先の利益にとらわれるのではなく、長期的な視点で途上国、ひいては国益になる支援を模索される姿勢を感じました。

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