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知っておきたい!内定が出る人が知っている就活の本質とは!

企業から選ばれる人になるにはどうしたらいいのでしょう?

作成日:2015年09月01日  更新日:2019年12月11日

ざっくり言うと

  • 企業が見ている3つの資質とは?
  • 自己PRからみる違い
  • 志望動機からみる違い

はじめに

ES、テスト、面接、グループディスカッション・・・
見られているものがそれぞれ違うように思えますが、
全ての選考フローで見られていることは同じです。

それは、
「この企業で活躍できるか、その素質があるか」
ということです。

では、企業は何を通してその”素質”があるかを
見抜いているのでしょうか?

それは、大きく分けて3つあります。

パーソナリティ(人柄)
コンピテンシー(能力)
モチベーション

です。

①パーソナリティ

顔つき・立ち振る舞い・話し方等から人柄を判断し、
「この人は社風に合うのか」
「一緒に働きたいと思えるか」
などを企業は見ています。

会社ごとに求められるパーソナリティは違います。
しっかりと情報収集・分析をして
それを確認してください。

しかしコンピテンシーと違って、パーソナリティを
志望会社に合わせるのはおすすめしません。
自分のパーソナリティに合う会社を選んでください。

②コンピテンシー

コンピテンシーとは、
「企業で成果を出すために必要な能力や資質」
のことです。

求められるコンピテンシーは業界・企業ごとに
違うため、それに合わせて適切なものを
アピールする必要があります。

どんなに能力が高くても、求められているものと
違うものをアピールしたら不合格になります。
逆を言えば、求められている能力を持っている
ことを適切にアピールできれば、
合格になる可能性がかなり上がります。

ESや面接で話す強みを決める前に、
必ずその企業で求められる
コンピテンシーを調べてみてください。


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③モチベーション

志望動機などで最も見られているのが、
このモチベーションです。

新卒採用は即戦力ではなく、5年後、10年後に
結果を出すことを求められています。

そのため企業側が最も避けたいのは、
途中でやめられてしまうことです。

業界への動機、この会社への動機などを通して、
何年も会社の戦力として
働いていけるかを判断しています。

自己PRからみる違い

これらの知識を基に、内定がとれる人、
とれない人の自己PRを見てみましょう。


【内定が出ない人】
まず「自分の強み、頑張ったこと」
を考えることから始めます。
そして、その強みが求められているかいないかを
気にせずに、その強みが活かせると
無理矢理アピールしてしまいます。


【内定が出る人】
「受ける企業ではどんな能力が求められているか」
を考えます。必要とされている能力を確認し、
それをアピールするという前提のもとで
自己PRを書き出します。
この考え方の違いは、
不合格になった後の行動にも影響がでます。


内定が出ない人は、エピソードのインパクトが
弱かったと考えて盛ったり、言い回しが
良くなかったと書き方・伝え方を考えたりなど、
本質から外れた行動に出てしまいます。

内定が出る人は、求められている能力を
誤解していたのではないかと、もう1度
アピールする能力を考えることから始めます。

志望動機からみる違い

次は志望動機です。

【内定が出ない人】
まず「企業・業界分析」から始めます。
そして、そこから自分が興味をもてる部分を
ピックアップしてアピールします。
その結果根拠が弱い志望動機になってしまいます。


【内定が出る人】
「自分のやりたいこと・かなえたいこと」
を考えることから始めます。
そこからそれを満たすことができる業界・企業を
ピックアップし、分析をします。
結果的に、根拠が強い志望動機が出来上がります。

企業に合わせた志望動機は、
そのモチベーションがいつまで続くのか、
無理矢理考えただけなのではないか
という印象をもたれてしまいます。

自己PRは企業に合わせるのが響くのに対して、
志望動機は自分に合わせるのが
響くというのがポイントです。

おわりに

就活は、
”自分が選ばれている”という意識と同時に、
”自分も選んでいる”という意識も大切です。

企業側、受ける側の視点を
バランスよくもつことが大切です。