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今さら聞けない!業界研究のイロハ

周りに流されないためにも企業研究は十分に行いましょう

業界・企業研究

作成日:2015年05月14日  更新日:2019年12月11日

ざっくり言うと

  • 企業選びは就職活動の第一関門
  • 自己分析を通じ、軸を見つける
  • 軸にあった業界を見つける

はじめに

企業選びは、就職活動の第一関門です!

「とりあえず食べ物好きだから
 食品メーカー受けてみようかな?」

「周りの子が受けるって言ってたし、
 採用人数も多いから金融業界…?」

「親がマスコミで楽しそうに
 働いてるから私もマスコミ志望!」

そんな風に志望業界を決めてはいませんか?

しかし、食品メーカーに就職したからといって、
その仕事内容は食べ物を食べることではありません。

また、周りの友達や親が
仕事に望むことや楽しいと思うことが
あなたにとってもそうでしょうか?

ここではあなたにぴったり合った
志望業界の見つけ方を紹介します。

志望業界の見つけ方

志望業界の見つけ方のプロセスは大きく分けて2つ。

自己分析の中で、自分の就職活動の軸を見つける。

②企業選びのにあった業界を調べる。

具体的な手順は以下で説明していきます。

①自己分析を通じ、軸を見つける

自己分析で過去の経験を洗い出してみると
自分の価値観が見えてきます。

その時にポイントとなる経験が
「何らかの決断を行った経験」や
「物事に全力で取り組んだ経験」
です。

前者であれば、
大学受験の際の大学選びやアルバイト選び
後者であれば
子供の頃から打ち込んでいるスポーツや習い事、
大学での研究などでしょう。

そして、その時になぜその選択肢を選んだのか、
なぜその物事に全力を傾けたか
ということにあなたの価値観が表れます。

例えば野球を一生懸命やったという人でも、
その人が、
「練習をすればするだけ上達していくのが面白い。
 上達を褒められると更に嬉しい」
という思いで野球に打ち込んでいたのか、
それとも
「試合に勝つという共通目標に向かって、
 チームのみんなと協力することが楽しい。
 チームのメンバーと話すのが好き。」
と考えていたのか。

前者であれば仕事選びの軸の1つが、
「技術の向上や成長を実感出来ること」
後者であれば
「チームプレーの多い仕事で
 チームで一体感を持って働けること」
が軸となります。

こうしたを見つけていくことが
業界選びのファーストステップです。

②軸にあった業界を調べる

軸がいくつか見つかったら
次に行うべきは業界調べ

個人主義の業界なのか、
それとも和を尊重する業界なのか。

0から1を生み出すことを重視する業界なのか、
今まであるものをさらに良いものへと
改良を加えていくことを重視する業界なのか。

自分の軸をベースとしながら、
軸にあった価値観を持つ業界を調べていきます。

その時に注意すべきなのが、
「業界を絞りすぎない」こと。

業界を絞れば確かに、企業研究や選考対策に
まとまった時間を割くことが出来るようになります。

しかし、もしその業界で内定が出なかったら?

他業界に目を向けた時には
既にエントリーを締め切ってしまっていたり、
モチベーションが下がったまま
就職活動を続けなければならなかったりと、
かなり厳しい状況になってしまいます。

就職活動開始時には
志望業界の数を3〜5つにし、
選考が進んでいくに従って、
1〜2つに絞っていくのが理想の形でしょう。

おわりに

あなたの将来数十年間を決める就職活動です。

周りに流されず、
自分の価値観を大事にしながら
あなたに合った業界を見つけて下さいね!