グループディスカッションテーマ別対策集①

敵を知った上でグループディスカッションに挑んでいこう!

2016.01.03

ざっくり言うと

  • グループディスカッションは5種類ある
  • どの種類のグループディスカッションでも必要な〇〇とは?
  • どんなグループディカッションでも対応できるようにするために

はじめに

選考の初期段階で用いられることの多い
グループディスカッションですが、
課されるテーマは様々でも
いくつかの種類に分けることができます。

当然、種類が違えば求められることも違う
ということになります。

テーマに合わせて対策をして挑みましょう。

そんなグループディスカッションの
テーマの種類と対策法をご紹介します。

テーマ~種類~

テーマは、主に次の5種類に分けられます。

①定義づけタイプ
②課題解決タイプ
③ディベートタイプ
④フェルミ推定タイプ
⑤資料分析タイプ
それではそれぞれの対策を見ていきましょう。

①定義づけタイプ

「企業人と学生の違いは?」などの、
お題の定義づけを行うタイプです。

例:働くことの意味は?
  幸せの定義をしてください
  仕事ができる人とは?
  就職活動における「成功」とは?

抽象的なテーマが出題されることが多いため、
広がる話をまとめにくい傾向にあります。


【対策POINT】
①人の意見をしっかり聞いて、意見を述べる時は
 根拠と共に述べる。
②多くの意見が出やすいので、時間配分する。
 タイミングを見てまとめの
 切り出しをすることも重要です。
③何について話を進めるか、確認する。
④広まった話を一言でまとめる。

「チームワーク」を見られているので、
話をまとめて、結論を出すことが重要になります。

②課題解決タイプ

何かしらの課題を提示されて、その課題の
最善の解決策を提示するタイプ
です。

例:大学生の英語力を伸ばすのに必要な教育とは?
  シニア層へのスマホ普及率を上げるには?
  ハロウィンの後のポイ捨てを軽減するには?
  書籍電子化の時代、書店の売上げを改善するには?

出題傾向①
企業の商品の売上げ改善や広報プランの
立案などの「企業関係のテーマ」

出題傾向②
英語力改善やシニア向け製品の
企画など「時事として旬なテーマ」


【対策POINT】
①現状の課題を分析し、その原因を考えます。
②考えられた原因の対策(あるべき姿)を考える。
 (出せるだけだす)
③「出てきたアイデアをどうすれば実現できるのか」
 を考える。

普段からニュースなどで世間の情勢を掴み、
自分なりの意見を持っておくことが重要
です。

③ディベートタイプ

賛成or反対、是or非など2つの立場に分かれて、
テーマについて議論するタイプ
です。

例:年功序列の是非
  増税に賛成か反対か
  小学生に携帯電話を持たせることの是非
  選挙権対象年齢の引き下げの是非


【対策POINT】
①意見の言い合いで感情的な議論になりがちだが、
 それでは高評価を得られません。
 論理的に伝えましょう。
②日常問題になっているようなことがテーマに
 なりやすいので、普段から社会問題などに
 関心を持ち、自分なりの考えを持っておくことで
 対応できるでしょう

③事前の知識量も大きな差を
 生むので関心を持ちましょう。


【意見を言うときのPOINT】
①最初に結論を言う
②伝えたい内容を順序立てて話す
 (ナンバリングを用いるなど)
③論理的に伝える(根拠や具体例と共に意見を言う)

感情的にはならずに、
「なぜ自分の意見の方が良いのか?」
それを論理的に説明できるか否かが重要
です。