OB・OG訪問は本当にするべき?「すべき人」と「しなくても良い人」の違いとは・・・
OB訪問は『すべき人』と『しなくても良い人』に分かれる!?
2016.08.22
ざっくり言うと
- OB訪問をすべき人、しなくていい人とは!
- OB訪問ってどれくらいの人がしてるの?
- OB訪問に関するギモンを解決!
はじめに
OB訪問ってしたほうが良いの・・・?
した方が有利・・・?
と思っている就活生は多いのではないでしょうか。
実は、OB訪問は
『すべき人』と
『しなくても良い人』に
分かれるのです!
~すべきな人~
◎リクルーター制度がある企業を受ける人
金融・保険・通信・インフラなど
リクルーター制度がある会社を受ける人は
OB・OG訪問を必ず受けなくてはなりません。
リクルーター制度というのは、社員が優秀な学生を
早期から囲い込む方向の一つで、
OB・OG訪問からスタートする採用形式です。
訪問することが応募の必須条件とも言えるため、
そのような企業を受けたい学生は必須となります。
◎セミナーでは聞けない"リアルな所"を質問したい人
企業セミナーで、説明会で「残業がものすごく多い」
なんて説明する企業はありません。
会社の表面的な情報しか得られないことが多く、
「この部署は激務で成長できるけど、
あの部署はまったりしているといった
リアルな情報も得ることはできません。
すでに就活の軸や条件がハッキリしている人は
「異動と自分の希望が通るのか」
「育児休暇は本当に利用されているのか」など、
志望企業が条件に見合うかを
OB・OG訪問で必ず確認しましょう。
◎企業を「人」で決めたい人
この人と一緒に働きたいと思った、というのは最後に
内定先を決める決定打になることが多いようです。
志望企業にはどのような人が集まる会社なのかを
知るためにも、OB・OG訪問は欠かせません。
その際はこんなはずでは・・・と後で失望することが
無いよう必ず1社につき複数の方から
お話を伺うようにしましょう。
◎大人と話すことに慣れない人
社会人と話すことに慣れていないと面接では必ず
緊張してしまいます。
そのため社会人と一対一で話すことが出来る
OB訪問は、これ以上ない面接練習の機会です。
いつも自分の周りにいる学生とは違う、
価値観・考え方を持つ社会人の方と話せば
視野も広がり、自分自身の成長につながるはずです。
◎ES添削や社会人からみた自分を知りたい人
OB・OG訪問でES添削をお願いする学生は多く、
2人に1人は、ES添削をお願いすると言われています。
また、自分の言葉遣いでおかしなところは無いかを
聞いてみるなど、社会人からみたフィードバックを
受けたい方は活用すべきでしょう。
◎効率的かつスピーディーに内定を獲得したい人
OBOG訪問で優秀だと判断されると終了後、
「よければうちの企業を受けませんか?」と、
通常選考ルートの前段ステージをスキップして
いきなり個人面接に招いていただくなど
大幅なショートカットをすることが可能です。
1次面接・2次面接・・・と受けるよりはるかに
時間・労力の効率が良いでしょう。
~しなくても良い人~
◎OBOG訪問の有無を凌駕できる経歴を持っている人
在学時から世界トップクラスの研究をしており、
志望企業でその研究が求められていることが
はっきりしている場合です。
しかし中途半端な研究結果では通用しませんので、
世界で有名な学術誌に論文が掲載されるレベルの
学生ならOBOG訪問より研究を
優先されることをオススメします。
◎応募先の企業の事情を良く知っている人
ベンチャーの長期インターンなどで長期間、
志望企業での勤務経験がある場合も、
OB・OG訪問は不要です。
すでに社内で活躍しており、学生ながら成果を
出せているのであれば企業側から積極的に
採用オファーが来ることも珍しくありません。
◎外資系企業のみを受ける人
外資系企業など、熱意より能力を重視する会社は
存在し、そこでは能力重視なため、OBOG訪問の
ような熱意アピールは特にプラスにはならないため、
そのような企業に絞っている人は
特にOB・OG訪問をする必要はありません。
OB・OG訪問をした人の割合と件数
400人の先輩にアンケートをした所、
実際にOB・OG訪問をした先輩は、
全体の約3割という結果でした。
OB・OG訪問には、
「会社の生の声を聞くことが出来る」
「社会人としてのマナーを教えてもらう」
「エントリーシートを添削してもらう」など、
自分だけで行う「企業研究」では得られない収穫が
沢山ありますが、たったの3割しかこのチャンスを
利用していないなんて、実にもったいない現状です。
逆に言えば、まだ少数派なOB・OG訪問を
自分が行えば、他の学生と差を
つけることが出来るということも予想できます。
おわりに
いかがでしたか?
自分がOB・OG訪問をすべき人だと思った方は、
こちらを参考にして、
ぜひOB・OG訪問の準備を進めてください。