

トップ > 就活対策一覧 > あなたはどれが苦手?4タイプ別に攻略するグループディスカッション
あなたはどれが苦手?4タイプ別に攻略するグループディスカッション
これを見て実践してグループディスカッションに強くなりましょう!
作成日:2017年05月24日 更新日:2019年12月11日
ざっくり言うと
- タイプ別に攻略法を伝授します!
- 少ない時間でアピールして周りと差をつけよう
- どんなタイプのGDにも臨機応変に対応していきましょう
はじめに
インターンシップ選考や本選考において欠かせない
グループディスカッション(GD)ですが、
実は様々なタイプがあります。
今回は4つのタイプとそれぞれの対策法について
ご紹介します!!
自由討論タイプ
自由討論タイプは
正解のない問題について自由に討論するタイプ
のグループディスカッションです。
正解がないため討論の方向性が決めづらく
「どのように議論に取り組んだかの過程」
が答えのレベルよりも重視されます。
【テーマ例】
「学生と社会人の違いについて」
「学生に受けるドリンクを考える」
「新しい国民の祝日を考える」
【対策法】
このタイプにおいては
具体的なビジネス問題について
考えるわけではないので
思考力はあまり重要視されません。
ポイント
①自分の意見をしっかり言えるか
②グループとして時間内に意見をまとめられるか
まずは人の意見を聞き、
自分の意見を言う時は結論から話すのが鉄則です。
また自由に討論するといっても
ただ言い合うだけでは協調性がないと判断されます。
ある程度時間配分を決めておいて
最終的にグループの意見を必ずまとめましょう。
ディベートタイプ
ディベートタイプは
是か非かの二つの立場に分かれて議論するタイプ
のグループディスカッションです。
テーマは「YES・NO」や「行う・行わない」など
2つに分けられるものが与えられ、
どちら側になるかは自分で選べるとも限りません。
内容としては、
世間で話題の社会問題などが出題されやすいです。
【テーマ例】
「学歴は必要か必要でないか」
「小学校の授業にiPadを導入すべきか否か」
「TPPに賛成か反対か」
【対策法】
このタイプでは
理論的に説明できるかどうかが重要。
対立する意見に対して、
感情論で説得しても意味がありません。
なぜ自分の立場の意見の方が良いのか
相手を納得させられる、論理的な主張が必要です。
ポイント
①結論→根拠→具体例→結論の順で話す
②相手の反論を予想し、カウンターを用意しておく
特に効果的なのは②です。
相手の反論を予想する際に
自分の意見に穴がないか確認することができ、
より説得力のある意見になります。
課題解決タイプ
課題解決タイプは
現状の課題解決のための最善策を議論するタイプ
のグループディスカッションです。
有力な解決法がたくさん出てくるので
結論を一つに絞るのが難しいタイプです。
内容としては、
企業関係のテーマや時事問題がよく出題され
日頃から世間の情勢に目を向けている人が有利です。
【テーマ例】
「コンビニの売り上げを2倍にするためには?」
「少年犯罪を半減させるには」
「大学生の英語力をあげるために必要な対策とは?」
【対策法】
このタイプでは効率的な議論運びが重要。
ポイント
現状の問題点を明らかにする
→問題の原因分析→解決策の提示
→最終的な解決策決定
の順に議論を進めていくこと。
やりがちなミスとして
はじめから解決策を出そうとするケース
がありますが、これでは
その解決策が本当に最善なのか曖昧で
根拠の薄いものになりがちです。
またこのタイプでは、
最終的な解決策をまとめるのに時間がかかるので
初めの時間配分決めをしっかりと行いましょう。
フェルミ推定タイプ
フェルミ推定タイプは
実際に求めることが困難な数値を
論理的に推測するタイプ
のグループディスカッションです。
他のどのタイプよりも対策の有無で差がつくので、
コンサルティング会社等を受ける場合は
対策が必須です。
【テーマ例】
「東京都内に存在するマンホールの数は?」
「世界中で今この瞬間に
トイレにいる人は何人でしょう?」
「◯◯企業の年間の売り上げは?」
【対策法】
仮説を立てて数字を当てこんでいくしかありません。
ポイント
①イメージしやすいレベルにテーマを分解する
②いかにその仮説が妥当なのかの論理性
③推定する根拠となる数字を知っているか
このタイプはコツをつかむまでに時間がかかります。
対策本を1冊はこなし経験を積むと同時に
ベースとなる数字を覚えてしまいましょう。
おわりに
以上、4つのタイプ別に対策法をご紹介しましたが
いかがでしたか?
インターンシップ選考や本選考を突破するためには
グループディスカッションの対策が欠かせません。
少ない時間で自分をアピールし
周りと差をつけられるように、
今からしっかりと準備して臨みましょう!