就職活動で気をつけたい!ビジネスカジュアルのマナー
就活の服装の定番といえばスーツですが、ときどき「服装は自由です」といわれることがありますよね。そんなときの服装はビジネスカジュアルにするのが無難ですが、ビジネスカジュアルって何を着ればいいのかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方必見の内容です。
2018.06.20
ざっくり言うと
- ビジネスカジュアルって一体なに??
- 服装自由のときはビジネスカジュアルで!
- 男性、女性それぞれのビジネスカジュアルを押さえよう
そもそもビジネスカジュアルとは
ビジネスカジュアルはよく聞く言葉ではありますが、具体的にはどのような服装をビジネスカジュアルというのでしょうか。
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簡単に言ってしまうと社内やオフィスなどのビジネスシーンで着用する、カジュアルなスタイルのことです。スーツほど堅苦しくなく、普段着よりは堅いイメージの服装です。あまり細かい定義やルールはありません。しかし、各企業によってドレスコードが違うので、そのドレスコードに合わせていく必要があります。ドレスコードがスーツの企業もあれば、Tシャツに短パンでもOKな企業もあります。といっても企業によって明確なボーダーラインが決められていない場合もあるので、そのあたりは自分自身で判断していく必要があります。その企業に勤めている方の服装を見るのがイメージもつきやすくわかりやすいです。
大事なのは、どのようなビジネスカジュアルにしても、相手に不快感を与えないことです。
ビジネスカジュアルの服装として多いのが、ジャケットにスラックスのスタイルですが、清潔感を出せるかどうかによって印象がまったく変わります。ヨレヨレのシャツやクタクタのスラックスを着ていては印象が悪くなってしまうので、きちんと見えることを意識して服装を選びましょう。
「服装自由」のときはビジネスカジュアルを意識
就活を進めていくなかで、グループディスカッションや面接に行く際に、「服装自由」と言われることがあります。就活はスーツという定番があるので、自由といわれると急に何を着ていけばいいのかわからなくなってしまいますよね。自由といってもどこまで自由にしていいかに逆に迷ってしまう方も多いのでしょうか。
そんな時はビジネスカジュアルを意識しましょう。ビジネスカジュアルはスーツほどカッチリせず、普段着よりはビジネスライクに見えるので、就活という場面ではおすすめです。
また、企業が服装自由と指定する場合にはどのような意図があるのでしょうか。
これは企業の人事担当者によって解釈が変わります。アパレルの場合はファッションセンスを見たり、TPOに合わせて服装を変えられるかどうかの判断材料にしたりしています。服装によってその学生がどのようなタイプなのかをチェックしているケースもあります。
どのようなビジネスカジュアルがいいのかの判断は、その会社の雰囲気を実際に見るのが一番です。企業ごとによって微妙に違うボーダーラインを見て、ビジネスカジュアルの服装を選ぶようにしましょう。
ビジネスカジュアルのマナー・男性編
就活におけるビジネスカジュアルに関して、男性と女性でそれぞれポイントを3つずつお伝えします。
まずは男性のビジネスカジュアルについてです。
1.フォーマルタイプ
ジャケット、ネクタイ、シャツにパンツというスタイルです。スーツを少し崩したようなフォーマル感を出すことが可能です。落ち着いた印象にするには黒系、紺系など同系色でまとめると良いです。フォーマル度が高く、カジュアル度は低めです。
2.バランスタイプ
ジャケット、チノパンに白いシャツという感じでまとめます。シャツは襟付きだとフォーマル度が増して、丸首のTシャツだとカジュアルになります。フォーマル感を残すために、革靴を履くとほどよくフォーマルでもカジュアルでもあるスタイルです。
3.おしゃれタイプ
ジャケットの代わりにカーディガンを着るスタイルです。カジュアル度がグッと増すファッションですが、カーディガンの色には注意が必要です。インナーにはシャツを着て、青や紺系、白や黒など落ち着いた色合いでまとめましょう。季節によっては、シャツの上にカラーセーターを着るのもおしゃれです。
どのタイプにするにしてもポイントとなるのが色合いです。派手な色やデザインは合わせにくいです。黒、紺、茶系などキレイめを意識してコーディネートをすると、まとまりのよいビジネスカジュアルのファッションになります。
ビジネスカジュアルのマナー・女性編
では次に女性のビジネスカジュアルに関してポイントを紹介します。女性は男性と比較しても自由度が高いです。その分崩しすぎないように注意しましょう。
1.スカートかパンツ
女性らしさを出すのにはスカートがおすすめですが、ひざ丈の長さにするようにしましょう。就活においてミニスカートは適しません。
有能さをアピールしたい場合には、チノパンやスラックスなどのパンツスタイルがおすすめです。受ける業界や見せたい自分によって選んでみてもいいかもしれません。
2.ジャケットかカーディガン
スカートであってもパンツスタイルであってもジャケットかカーディガンは羽織るようにしましょう。ジャケットとスカートかパンツは同系色でまとめると、カジュアルになりすぎないのでおすすめです。
3.パンプスとバッグ
パンプスはヒールの高さに気をつけましょう。ピンヒールのようなヒールの高いものはカジュアルになりすぎてしまうので、注意が必要です。バッグはA4の書類が入るものがよいので、服装に合わせた色合いのトートバックがおすすめです。
女性の場合は、適度に明るい色を入れることで顔色も明るくなり、印象が良くなります。派手になりすぎないようにシンプルを心がけましょう。
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