面接・GD対策!!!論理的思考能力を高めるためにフェルミ推定を活用せよ➀
あなたはフェルミ推定が得意ですか?苦手な人も、これで大丈夫!
2015.09.23
ざっくり言うと
- そもそもフェルミ推定って何?
- フェルミ推定で用いる数字を覚えよう
- 解き方はどうやるの?
はじめに
就活において重要なのは、
「選考を想定して、備えること。」
しかし、
備えるためには情報を知らなければいけません。
そこで今回は面接方法の1つとして存在する
フェルミ推定を取り上げます。
外資系やコンサル系の企業を受ける就活生にとって、
必須の技術なので是非チェックしてみてください!
それ以外の学生も、このフェルミ推定は
「論理的思考能力」を養う方法として名高いので、
トレーニングすることをオススメします。
フェルミ推定とは
フェルミ推定を一言でいうと、
実際に調査するのが難しく答えが簡単に出せない、
あるいは答えを出すのに時間がかかる問題を、
ある条件を元に論理的に数値を求める
方法のことです。
「論理的に」というのがポイントで、
欧米では思考力を養うために
学校で用いられています。
【面接で用いられる理由】
フェルミ推定は、
面接方法の1つとして用いられています。
先ほども言ったようにフェルミ問題は
答えの出にくいものを扱っています。
そんな問題を
面接の限られた時間で、しかも
いかに論理的に導き出せているか
を面接官は見ているのです。
実際に、任天堂やGoogleなどで
フェルミ推定が行われたことがあります。
シカゴのピアノ調律師は何人いる?
このフェルミ問題は、
最も有名とされている問題です。
実際に問題を通して、
フェルミ問題を体感してみてください!
この問題に対して、出典 wikipedia フェルミ推定
例えば次のように概算することができる。
まず以下のデータを仮定する。
1.シカゴの人口は300万人とする
2.シカゴでは、
1世帯あたりの人数が平均3人程度とする
3.10世帯に1台の割合でピアノを保有している
世帯があるとする
4.ピアノ1台の調律は平均して1年に1回行うとする
5.調律師が1日に調律するピアノの台数は
3つとする
6.週休二日とし、調律師は年間に約250日働くとする
そして、これらの仮定を元に次のように推論する。
1.シカゴの世帯数は、(300万/3)=100万世帯程度
2.シカゴでのピアノの総数は、
(100万/10)=10万台程度
3.ピアノの調律は、年間に10万件程度行われる
4.それに対し、(1人の)ピアノの調律師は
1年間に250×3=750台程度を調律する
5.よって調律師の人数は
10万/750=130人程度と推定される
このように自らが数々の仮説を立て問題に対して
論理的に考えていくのが、まさしく
「フェルミ推定」なのです。
フェルミ推定で用いる数値
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