【業界研究】生命保険業界①
就活生に人気のある生命保険業界の魅力とは?
2016.01.10
ざっくり言うと
- 生命保険の仕組みと仕事内容
- 少子化に伴い市場規模は縮まっていく見込み
- お客様に寄り添ったプランの提案をする必要がある
はじめに
就活生に人気のある保険業界。
保険業界にも二種類あり、「生命保険業界」と「損害保険業界」があります。
今回は、「生命保険業界」について解説していきます。
生命保険業界とは??
そもそも、「保険」とは、万が一の事態に備えて、みんなで少しずつお金を出し合ってプールしておき、誰かが不測の事態に見舞われた時にはプール金を使ってその人の負担を軽減させる、相互扶助の仕組みです。
そして保険を業務とする保険会社には、①保険業務と②金融業務の2つの仕事がある。集めた保険金の一部を企業に貸し付けたり、株式、債券、不動産などに投資したりすることで、資金を運用させえていくことも保険会社の大きな仕事である。
生命保険が補償するのは、「人の生命」であり、人が亡くなった時、あらかじめ決められていた一定の保険金を支払います。
民間の保険のうち、生保会社だけが扱いを認められているのが、第一分野と呼ばれる分野であり、大きく分けて①死亡保険②生存保険③生死混合保険の3つに分類されています。
①死亡保険
被保険者が死亡した場合のみに保険金が支払われるもので、残された遺族の生活を保障する意味合いが強いです。死亡保険は「定期保険」と「終身保険」に分けられます。
②生存保険
契約で定められた期間が過ぎても生存している場合のみ、保険金の支払い受けられる保険です。死亡保険が被保険者の死亡後を保障するものであるのに対し、生存保険は被保険者の存命中の生活を保障する意味合いが強いです。代表的な商品に、「個人年金保険」と「貯蓄保険」があります。
③生存混合保険
死亡保険と生存を組み合わせた生命保険です。代表的な商品が、養老保険です。
主な仕事内容
大卒で入社する職種には総合職、一般職、営業部長候補生(営業専門)の3つの種類があります。
【総合職】
総合職の人達は、おもにリテール部門、ホールセール部門、資産運用部門、コーポレート部門の4つの部門に分けられます。新人研修を受けた後は、全国各地の支店や営業所を2~3年後ごとに渡り歩くのが一般的です。入社後数年で多いパターンは、個人保険部門から法人保険部門、管理事務などの各部門で異動を行い、生保事業の全体像が把握できるルートです。
◦リテール部門
営業職員が接している多くのお客様からの声をもとに、商品開発セクションがニーズに適した保険商品を開発します。企画・販売促進セクションで練り上げられた販売戦略を現場の営業職員に伝えてさらなる売り上げアップを図ります。営業職員の教材・販売訪問ツールなどの作成も行います。
◦ホールセール部門
企業の団体保険と団体年金の商品拡販とコンサルティングが主な業務です。担当企業の保険、年金のほか、株式、融資、不動産、リース等に亘る総合的なコンサルティング営業を行う。担当企業を連日訪問し、担当者にヒアリングを実施し、ご要望、問題点の洗い出した後に、関係課と打ち合わせを重ね、制度改善、募集方法についての提案をまとめ、プレゼンを行う。担当企業の決裁者を納得させられる提案を行う。
【営業部長候補生】
生保の営業体制は、本社―支社―支部という三層構造になっており、支部に属して実際の営業活動をするのは、営業職員・生保レディーの方達です。その支部の支部長となり、営業職員を管理、指揮するのが営業部長候補生です。
営業部長候補生は営業職員に同行し、個人宅や企業を訪問するほか、職域営業を開拓するべく、企業訪問も行い法人開拓もします。営業部長候補生の一年生が最初に取り組むのが、飛び込み営業を中心とした保険の営業実践です。担当エリアを割り振られ、1日の大半はその地域をまわることに費やされます。
【一般職】
一般職の仕事内容は、総合職社員のサポート、事務の仕事が中心となります。各種契約の手続きや窓口・電話での対応など、事務・サービスフィールドを舞台とした職務で、営業はしません。営業目標に追われることはないです。
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