【業界研究】総合商社入社年数ごとの仕事内容を詳しく調査!
総合商社ってどんな仕事をしてるの?
2015.06.14
ざっくり言うと
- 仕事内容
- キャリアステップって?
- 商社は志望動機を明確に!
はじめに
毎年、
人気企業ランキングで上位に位置する
総合商社。
「世界股にかけて活躍できる」
「給料が良い」、「とにかくモテる」など
学生が総合商社を志望する理由は
挙げ始めたらキリがありません。
しかし、
「ハードなワークスタイル」、
「配属リスク」など、
一部の学生にとってはネガティブな面
も持ち合わせているのもご存知ですか?
今回は、実際に某総合商社で働く
社員へのインタビューをもとに、
総合商社の現状について解説します。
仕事内容・キャリアステップ
【内々定〜入社まで】
各社ともに内定者課題として、
TOEIC720点(各社平均)、日商簿記3級の取得
の2つが課される。
自力で学習するのが基本であるが、
WEB学習コンテンツを提供してくれる会社もある。
また、内定者のうちに人事との面談を数回経て
3月に配属部署が決定する。
希望の部署に行くためには、
人事への熱心なアピールが不可欠である。
総合商社では「配属リスク」という
新卒で入社した部署・カンパニーで働き続ける
といったケースがほとんどである。
要するに、最初の配属がどこになるのかは
入社後の数十年を大きく左右する。
なぜこのような制度が設けられているのか?
それは、
総合商社の仕事内容は極めて専門性が高く、
生半可な知識や経験で活躍するのは難しいからだ。
【入社1~2年目】
いわゆる「奴隷期間」。
各社で共通しているが、
上司が獲得した案件の書類整備や
アポイントメント場所の予約などといった
"泥臭い仕事"を任される。
【入社3~4年目】
海外配属・語学留学を通して、
世界を股にかけるビジネスで使える
語学力・実践的なノウハウを身につける。
【入社5年目以降】
配属部署にもよるが、
ようやく1人の商社マンとして自立でき
トレード・事業投資で自らの担当先ができる。
ここからが、個人の腕の見せ所である。
おわりに
『給料が良いから』『モテるから』といった
安易な理由で志望して
うまくいく業界ではありません。
当たり前ですが、
給与が良い仕事というのはその分
求められる能力も責任も仕事も大きくなる
ということです。
OB訪問などを通して
「リアルな総合商社」を自分の目で確かめたうえで、
強い意志と覚悟をもって
総合商社を志望することをお勧めします。